お猪口とお皿 制作過程
vol. 2 2018-08-02 0
こんにちは。
皆さまにご支援頂き、先日41%に到達しました。もうすぐ折り返し地点、8月も精一杯制作に励んでいきたいと思います。
先日、窯から出てきたお猪口が5つ磨き終わりました。これから金彩用の絵の具を注文し、この中のいくつかは縁を金色にしようと考えています。
今回は、いつもより細かく砕いたガラスを使いました。より気泡が多く面白い色合いに仕上がったと思います。お酒を入れると中に色が反射して映り、いい味わいです。
もう一つ同時に制作を進めていたお皿の原型も作り終え、石膏で型取りをして、ガラスを詰めました。少し大きなサイズなのでこれから窯に入っている時間が長くなりそうです。8月の中旬には磨きの作業を始めたいところです。
ウランガラス
蛍光色のガラスをいろいろ調べてみると蓄光ガラスがいくつか販売されているのを見つけました。全体の10%程度の量を透明の粉ガラスと混ぜて使うそうです。分量を間違えると膨張率の関係ですぐに割れてしまいますので、少し実験が必要になりそうです。もう一つ、スタジオのスタッフの方がウランガラスを見せくれました。昔は、ウランガラスの製品がたくさん製造されていたようですが、微量の放射線を含むこともあり、最近ではあまり見ることがありません。
蓄光ガラスの制作も時間を見つけて取り組みたいところですが、まずはお皿の制作を優先します。8月もスタジオが楽しくなりそうです。
1. 蝋で原型を作る
2. 石膏で型を作る
3. 蝋を溶かし脱蝋した後、石膏の型にガラスを詰める。窯にいれる。