お久しぶりです!ちょっと前になりますが、返礼品のことをUPします。
vol. 15 2019-07-14 0
みなさんご無沙汰しております!
先のクラウドファンディングでは、本当にお世話になりました。
みなさんの応援のおかげで、イギリスへ作品を無事に輸送することができ、
多くの人と、作品の「触感」を通して関わることができました。
また、イギリスのギャラリーと契約できたことも、大きな成果だったとおもいます。
本当に有り難く感じています。
クラウドファンディングでみなさまから頂いた支援の残りは、
・返礼品の材料代と送料
・スペイン(Hybrid Arte)とイタリア(Pavi Art)のアートフェアへのシッピングコスト
に充てさせていただきました!
上記の二つに関しては、イタリアのギャラリーを通じて出品しました。
オーナー曰く、「「日本の陶芸」に出会ったことのない人たちが多いからみんなとても新鮮だといっていたよ。触れてみていいといったら驚いていたね、でもみんなその触れて感じられる質感と見た目の質感の調和を楽しんでくれていた、私も楽しかった。」とのことでした。
残念ながら、販売にはつなげられなかったということでしたが、
海外の人にも作品を楽しんでもらえたということが、何よりうれしく感じました◎
近況として、ルーマニアのセラミックコンペティション、
Cluj Ceramics Biennnale 4th
にわたしの作品が選ばれました。
400名の応募から、134作品がえらばれたということで、比較的通りやすいものだったのかな、と思いつつ。憧れの作家さんが賞をとっていたコンペなので、わたしも賞を取れたらなと思います。9月末から、約一か月間展示されます。
それにともなって、またクラウドファンディングを立ち上げてみよう、と考えています◎
(今回の目標は20万円!)
ページが立ち上がった際は、是非お友達へ「情報シェア」で応援・協力してもらえたらうれしいです!
前置きが長くなりましたが、今日の本題へ移ります◎
返礼品の中でも特別長くお時間頂いた作品を紹介したいと思います。
4月末日に、納品させていただきました。
唯一お一人だけ、オブジェクトでの注文制作を依頼していただき、
私の中では初めて生まれたかたちが、これです。
「Fin」と名付けた作品。
骨格のような、でも水中を進んでいけそうな、そんなカタチを作りました。
すでに、支援者のM様にはお届けし、その質感や、こんこんと叩いたときになる金属音のような澄んだ音を楽しんでいただいている、というご報告もいただきました。
M様は働くお母さん、そしてその娘さんも今回の作品を楽しみにしていてくださっていたようで、ご家族で喜んでいただけているという事でした。感無量です。
これはわたしが発送前に撮影したものなのですが、
M様から写真もいただいていて、窓際の、気持ちの良い空間に設置してくださって、
とても気持ちよさそうに見えました。
誰かのもとへ、作品が旅立つ、ということは本当に幸せです。
気に入って愛してもらえるならば尚のことです。
本当に本当に、有り難い。
この作品の制作を通して、また新しいアプローチを思い付き、出てきたカタチがこちらです。
こちらは全てタイトルは「Fin」です。ひれ、という意味。
私は年中さんから中学一年生まで、水泳をず~っと、習っていました。
選手に上がってからは、週に5~6、試合があれば7になるような、水泳付けの子供時代。
日々の身心の状態は、水中で調律されていました。
きっと、そのときとりわけ、私の感情は、水の状態とよく親和していたのだろうと思います。
今日は、身体が水の上を滑っている、だとか、よく水がつかめるとか、空回りしているだとか、、、水と対話していたあの時の感覚が、今現在の土と私の関係にも反映されているような。
そんな気がします。
また、こちらは似たような形なのですが、別タイトルで、「Cacao theobroma」日本語で、かみさまの食べ物という意味。カカオ、って、かみさまの食べ物っていわれがあるそうです。
ちょっと、不思議な質感、に見えるとうれしいなと、、、
そわそわぞわぞわしてもらえたら、、、。
こんな作品をつくっています。
実はまた別シリーズも生まれているのですが、
今日は、クラウドファンディングのリターン制作をきっかけに生まれた新しいシリーズを紹介するところで、おしまいにしたいと思います。
みなさんのおかげさまで、元気にわたしは作家活動を続けていられます。
ここらから、感謝しています◎
それでは、また。
明日は三連休最終日!
みなさんが幸せな休日を過ごせますように!
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