舞台トレーラー春の再起動
vol. 18 2015-03-04 0
STPにご寄進くださった皆様へ
5週間の北米ツアーから帰国し、空港から舞台トレーラーの置いてある千島倉庫(MASK)へ直行。三ヶ月の「冬眠」から舞台トレーラーを起こしました。
久々にコントローラー操作に胸が震えましたが・・・・ん?
何故か舞台トレーラーの背が持ち上がらない。階段部分は降りるし、両翼も上がるのですが、肝心の背が上がりません。他の部位は動くので電池切れでもない。そうこうするうちに、舞台車前方あたりから何やら異臭が!油圧シリンダーの収蔵庫を開けると中が薄っすらと煙っているではありませんか!何と、京都国際芸術祭の開幕直前に故障か、すわ、台湾の工場に電話を!となったところで、舞台監督の粟津氏が油圧シリンダーが温めるよう工場から指示があった事を思い出し、しばらく待つことに。
30分後。めでたく完全なご開帳をすることが出来ました。日本の冬の気温は台湾製の舞台トレーラーにとって初めての寒さ。ウォーミングアップが必要だったんですね。
写真は、舞台車の床を磨くわたくしと、技と衣装にさらなる磨きがかかるポールダンサー、メカブちゃんエリカリラックスちゃんの舞台稽古です。
そして台湾舞台トレーラーにはなかった特別仕様。野外上映用スクリーン投影の実験です。
回春に相応しい3月6日啓蟄の日に、二条城前でご開帳パフォーマンスをしますので、皆様、待っていてください
。