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【山脇辰哉｜君君君君、俺俺俺俺｜】
vol. 17 2021-05-30 0
いつもご覧いただき、ありがとうございます！
山脇辰哉の企画メンバーへのインタビュー。
ラスト第十三弾は山脇辰哉(やまわきたつや)です。
企画・脚本・演出・主演を務めます。
ちょっと詳しめのプロフィールは、プロジェクトページをご覧ください。
よろしくお願いします！
ーー『明けまして、おめでたい人』は実話が元になっているということですが、なぜ自分の話を演劇にしようと思ったのですか？
自分の話を演劇にしようと思って脚本を書いてみたわけではなくて、
自分の身に起きた事がどうもずっとモヤモヤしていて、「これは書いてみないとダメだな、書いてみたいな」って思ったことが、今回の事の始まりです。
あとは純粋に、自分と仲良しの人、という枠組みを超えたところで自分主催でやってみる、ということをしてみたかったので今回の企画を立ち上げようと思いました。
今現在フリーで俳優活動をしているんですけど、今後もし事務所に入って俳優活動をしていく（かどうかも決まっていることではないのですが）場合を想像したときに、
どうしても、拘束期間が長いことを自分主導でやっていく、ということが色々な問題で難しくなってしまう、だけど自力で何かを起こしていく力をつけていきたいな、という思いが強くあり、
また周囲に素敵だと思う俳優さんが沢山いたので、頑張って声かけてみて、今の企画が始まりました。
ーーあと少しで本番。稽古はどうですか？
稽古、とても楽しいです。
これまでにも演出をしたことは何回かありましたが、
今までは結構細かいところまで決めて、何回も稽古して、立ち上げていくやり方で稽古を進めていました。
ですが自分が俳優活動を続けていて、俳優の想像から生まれるものが演出の意図を超えていく瞬間を目撃したことが何度もあって、
だから今回の作品では、そういう部分を大事にしたいなと思って稽古に臨んでおります。
上手くいかないことも多々ありますが、逆に、僕が想像していたものよりも、もっと豊かなものが生まれる瞬間も沢山あり、やっぱり俳優ってすごいな、って思わされる日々です。
ーー今回の作品では、中高の同級生が登場しますが、中学高校の印象的なエピソードを教えてください。
中学の合唱コンクールの思い出です。
僕らのクラスは合唱前のスピーチ的なやつで清宮（今回の劇に登場する同級生その1）が「最優秀賞いただいちゃいます」って壇上で発言してそれなりに会場をざわつかせて合唱が始まって、
歌った曲は「君とみた海」って名曲で、我々三年五組的にはかなり会心の出来で、
隣で歌ってた平井（今回の劇に登場する同級生その2）は歌い終わったあと「俺らが絶対最優秀賞だよ〜」とか言いながらわんわん泣いててとにかく盛り上がってました。
結果、最優秀賞はおろか優秀賞も指揮者賞も伴奏者賞もなんにもとることができなくて、
帰りのバスの中ではそんなこと全部忘れて「好きな人が殺されそうだけどその人のうんこを飲めば助けてもらえるって局面で飲むか飲まないか」みたいな議論で小競り合いを起こしたことがとても印象に残っております。
このエピソードの片鱗が、舞台『明けまして、おめでたい人』に登場する、かも。
ーー最後に、これを読んでくださっている皆さまへのメッセージをお願いします！
俺俺俺俺な、話になってしまいましたが、
これから先、沢山の人に出会っていく中で、君君君君と俺俺俺俺、をずーっと繰り返していければいいなと思っております。頑張りますので、頑張らせてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
ーーお話ありがとうございました！これにて全キャスト・スタッフのインタビュー終了です。
山脇辰哉の企画クラウドファンディングは、残すところ今日と明日の2日間です！
ありがたいことに、皆さまの応援のお陰で目標金額の91％を達成しました！目標達成まであと一息。
どうか【5月31日(月)23:59】まで、山脇辰哉の企画クラウドファンディングをよろしくお願いいたします！
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