【岸田百波|気づいたらここにいた|】
vol. 4 2021-05-09 0
いつもご覧いただき、ありがとうございます!
山脇辰哉の企画メンバーへのインタビュー。
第二弾は、キャスト兼スタッフの岸田百波(きしだもなみ)です。
ちょっと詳しめのプロフィールは、プロジェクトページをご覧ください。
よろしくお願いします!
ーー『明けまして、おめでたい人』の台本を初めて読んだときの感想を聞かせてください!
初めて読んだ時の記憶がもうおぼろげ……と思いさっきLINEを遡ってみたら、4ヶ月も前でした。
そのときはまだ数シーンしかなくて、短くて、山脇くんに送った感想もかなりフランクなものでした。家族のシーンだったので、「(胸に)くるなぁ」とか(健康保険の話が出てきたので)「保険高いよね」とか「登場人物それぞれに感情移入した」とか。
ーーその頃からこの企画が始まっていたんですね。
そうなんです。4ヶ月前というと、脚本の元になった山脇くんの実体験が起こってからさほど時間が経ってなくて、ほんとに勢いで書いたと思うんです。だから、新鮮さというか、鮮烈さというか、そういったものが、脚本にも確かにありました。
少しずつ書き足された脚本を読み、感想を伝える日々が2,3週間続きました
ーー今回の企画に参加すると決めた理由を教えてください。
気づいたら参加することになっていました。企画の山脇くんとは、鴻陵座という団体で何度か一緒だったので、それで。
最初私の役は脚本上になかったので、「私ほんとに出るの……?要る……?」と何度か確認しました。(笑)
「無理に出さんでええよ……?出たいけど。」
ただ、出演しなくても、なにかしら手伝っていたとは思います、たぶん。
最近になって書かれた岸田の出演パート。そこにも登場するクイックルワイパーが、ちらり。
ーー作品にも出てくる2020年から2021年にかけての年末年始は、どのように過ごしましたか?
実家のある愛媛に帰りました。
例年は父の実家に帰り、菩提寺で除夜の鐘をついて、そこでお蕎麦をいただきながら年を越す、ってのがお決まりなんですが、今年は自粛ということで、数年ぶりに家族だけで過ごしました。
例年より母がゆっくりできていたのが嬉しかったし、久々に家族でわいわい、楽しかったです。
もちろん祖父母や従兄弟たちと過ごすお正月も好きですけどね!
お正月に作った”りんごきんとん”の話をする岸田
ーー今回の作品では、中高の同級生が登場しますが、中学高校の印象的なエピソードを教えてください。
もうあんまり覚えてない……(笑)
私は中高一貫だったので、同じような日常が6年も続いたんですよね。
だから、覚えていることも、日常の細々したことばかりです。
「逆に何かあります?印象的なエピソード」の顔
ーー例えば?
必修の柔道の授業で、背負投げの、こう、相手の胸ぐらを掴んで持ち上げるって動作がうますぎて、先生に褒められたこととか、
前の席の男の子が、寮生なのにいつもシャツにきちんとアイロンかかってて(自分でかけてて)それで好きになったこととか、
友達にも言えないくらい密かに好きだった男の子が、他の女の子と付き合って誰にも気付かれずひっそりと失恋したこととか、
体育の授業で、学校を出て、隣の松山総合公園に登って走り回ったのが非日常で楽しかったこととか、
誰にも強制されない部活の朝練を、同期と2人で勝手に始めてみたりだとか、
真面目な生徒で先生に怒られたことなんてなかったのに、他の学年の「岸田さん」が自転車のヘルメットをかぶってなくて、勘違いで体育の先生と担任の先生に怒られたこととか、、、
そんなことばかり覚えてます。すいませんエピソード弱くて。
ーーいえいえ。そういう何気ないことが、案外記憶に残ったりするものですよね。
今回のインタビューはここまで!
ありがとうございました!
岸田百波がスタッフとして作成した、
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次回もお楽しみに!
引き続き、クラウドファンディングのご支援よろしくお願いいたします。