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山国町を舞台とした映画「スプラヒスピル」の制作をクラウドファンディングで実現!
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監督の菊池路介です。 1998年、香川県生まれです。 大学時代から映画を制作し始めました。 在学中にENBUゼミナールへ入学、その後助監督を経た後フリーの監督となりました
大分県にある自然豊かな町、山国町。この地で毎年山国映画祭というユニークな映画祭が開催されています。この度、第一回山国映画祭でグランプリを受賞した監督が、映画祭の支援を受け山国町を舞台とした映画を制作することとなりました。
初めまして。プロジェクトを立ち上げました映画監督の菊池路介(きくちろすけ)です。
まず大分県山国町で映画を制作することとなった経緯をお話します。
私は今までいくつかの自主映画を制作してきましたが、そのうちの一つ「モンブラントラベラー」が今年三月に行われた第一回山国映画祭にてグランプリを受賞しました。
山国町は大分県中津市にある文字通り山々に囲まれた町です。観光地や市街地からは離れた静かな場所であり、独特な空気を湛えた素晴らしい土地です。
プレ映画祭を経て今年三月に行われた第一回山国映画祭では、山奥でカサヴェテスや前衛的な自主映画を上映するという先鋭的な企画だけでなく、伝統的な神楽舞踊の鑑賞、町民の料理、山国町散歩ツアーなど地元に根付いた企画も実施され、映画や地元に愛情のある方々が運営されているのがひしひしと伝わってきました。何十年も続いてほしいと思えるような、他に類を見ない唯一無二の映画祭です。
この度、そんな山国映画祭様の支援を受けて山国町をロケ地とした映画を制作します。世界にまで届くような作品を生み出し、山国そして山国映画祭を盛り上げるつもりです。ぜひご協力をお願いします。
以下が本プロジェクトとなる映画の概要です。
【タイトル】
スプラヒスピル
【ジャンル】
SF
【想定尺】
70~90分
【撮影時期】
2025年1月~2月
【撮影地】
大分県中津市山国町、東京都
【公開】
2025年3月21~23日開催予定の第二回山国映画祭で初公開。また海外映画祭への提出や各所小劇場での公開も併せて目指す。
山国町の名所として「花房姫の墓」いうものがあります。
「宝暦十年に書かれた竜樹山開基因縁記によると、第三代安寧天皇が病に倒れた時、彼の身体に一筋の光が射してきた。何かのお告げに違いないと慌てた家来たちはすぐさまその光線を辿ることに。どうやら光は山の頂点から射しているので、家来たちは山上へ向かう。そこで彼らが見たものとは……」
この伝承において、天皇の娘である花房姫は最後亡くなってしまいます。そんな姫を祀ったのが「花房姫の墓」です。
今回の作品はこの伝説をもとにした物語です。
村で唯一の牧師、神沢真理(27)は教会への嫌がらせに頭を抱えていた。
日に日に過激になっていく悪戯に耐えきれず、彼女は遂に監視カメラを教会に仕掛ける。
カメラに映ったのは左腕に包帯を巻いた覆面。
彼女は何とか正体を突き止めその自宅へ。
犯人は若い女、亀倉憂那(24)であった。
「キリスト教が嫌い」
憂那の犯行動機は自分勝手なものだ。
すると話し合いの途中真理は異変に気付く。
憂那の胸元に一点の光が当たっている。
光は憂那が移動しても付いてくる。
どうやら山の頂上から射しているよう。
二人は光を辿ることに。
彼女たちが山頂で見たものとは。
あまりにも有名な小話ですが、「カステラ」の名前の由来は「カスティーラ王国説」と「カスティーリョ(スペイン語の城)説」の2つがあります。ただ、どちらの説を取っても「カステラ」というお菓子そのものを指す名前は日本においては消失してしまっているということになります。つまり当時の日本人はポルトガルやスペインの言葉を誤解してしまったのです。
こういう風に、言葉というものは非常に頼りなく、かつ滑稽な道具です。私たちがもし見知らぬ人や共通の言語、媒介を全く持たない生物とコミュニケーションを取らなければならないとき、一体どうすれば良いのでしょうか。全く知らない言葉を話す相手は、たとえ人間の形をしていても恐れ慄く対象として直覚されます。逆に全く人間の形をしていない異生物が自分と同じ言葉を巧みに操っていたら、ある程度の親しみを覚えるのではないでしょうか。
今作はこうした「言葉でのやり取りの不安定さ」に焦点を当てました。どういう風に当てられてるか気になる方はぜひご覧になってください。
また他方で、今作は「拠り所」についての物語でもあります。
人間は時に何かに縋らないと生きていけない生き物です。 例えば戦前日本人は「命」や「勝利」の為に。戦後は「復興」や「平和」、「経済」の為に自分の人生を賭けることができました。もっと親しみやすい例で言えば「仕事」「家族」「宗教」でしょう。これらは人生の中心に据えることが推奨され、一定の真理として捉えられてきました。人間の生活に張りや芯を与えてくれる「拠り所」としての役割を持ちます。思考が言葉や論理に強く囚われてしまうと、ことさらこうした「目的的な」生活に陥るようにも思えます。
しかし今現在、単一的な神話は所々で崩れかけています。
戦争の予感や多発する災害により「平和」や「土地」「将来」という拠り所は脅かされ、発展した個人主義や多様性は「家族」や「家庭」を殺しかかっています。「政治」や「経済」の不安定さは「仕事」という神話の崩壊を引き起こしました。
やがて拠り所を失った一部の若者達はせめて自分の領域だけは守ろうと躍起になり、無関心と諦めを誤解し、享楽的、皮肉的、感傷的な生活を始めます。拠り所や自分だけの「物語」を必死に探す若者達はとてもグロテスクです。
これはそんな哀れでみじめな若者の物語でもあります。
はじめまして。 山国映画祭にてプログラムディレクション等に携わっている小池篤史と申します。
今回、菊池路介監督が山国町をメインロケ地として制作する『スプラヒスピル』。 本作は観光名所を表面的になぞっただけの、よくある「ご当地映画」の枠に収まりません。
特定の風土を形作る法則、 「土地に宿る神(カミ)」とも捉え得るものが 例えばゴツゴツとした山の岩肌、 獣の嘶く音、 古びた日本家屋、その配置や傾き、 人々の顔に刻まれた皺のラインや、話声や歩き方、 こうした諸々に、顕れているとして。
これらは、ほぼ全編山国町をロケ地とし、かつ町民をエキストラに起用する事で 必然的にカメラに映り込んでいきます。 「カミ」を天秤の片方にしっかりと据える。
天秤の他方に据えられるのは、目視不能な「God」を巡る寓話的なドラマであり、首都圏で活躍する尖った制作陣です。
地方と都市、「カミ」と「God」。 これらが交錯する所に、スリリングな可能性を感じませんか。
まずは何か面白いものが観たい。 マンネリでない、面白い物事が起これば、 その結果として、過疎地域の復興という大義も果たされる事を信じております。
「山国映画祭スカラシップ」作品として制作される本作ですが、 まだまだ小さな映画祭である我々からは十分な制作支援金を賞与できない折、 菊池監督は自己資金で補ってでも作品制作を行うという「覚悟」と「熱」をもって、本企画を練って下さいました。
この「熱」にあてられてみれば、 きっと面白い所にたどり着けるのではないでしょうか。 みなさまもこの野心的な企画に一口乗っていただき、 映画の行末を楽しみながら見届けていただけましたら心より幸いです。
改めまして、監督の菊池路介です。
1998年、香川県生まれです。
私は大学時代から映画を制作し始めました。
在学中にENBUゼミナールへ入学、その後助監督を経た後フリーの監督となりました。
少し話が逸れますが、「ドライブマイカー」でお馴染み、現代自主映画の旗手濱口竜介監督が評価されているのは取り扱うテーマや脚本の緻密さ、制作スタイルなど様々な要因があります。その中でも特に「演出において現代映画に無いものを持っている」という要素は大きいと思われます。既存の演出法から離れたやり方は挑戦的で、かつ芸術的な姿勢が明確に見られます。このように新しいものを作り出す為には現状の枠組みから離れなければなりません。
ただ、一方で濱口監督が新しい”何か”を作るにあたって研究したのはやはりカサヴェテスや古典邦画といった古い映画でした。
私は戦前戦後の日本映画を偏愛しています。マキノ、黒澤、小津、溝口、成瀬に始まり、清水、吉村、川島、今村、豊田、勅使河原、吉田、増村、中村、田坂、五社。名前を挙げるときりがありません。強烈な個性を持つ彼らの作品を観ていると”ここ”や”今”とは違うどこか別世界が昔にはあったのかと浪漫を感じるばかりです。私は濱口監督のように彼らの残した遺産を研究し、現代映画に活かせないか試行錯誤しながら作品を制作してきました。
そんな中今回初めて山国映画祭様が拙作「モンブラントラベラー」にグランプリを授けてくれました。古典邦画で伝統的に実践されてきた演出にSF要素を掛け合わせた物語が評価されたのだと考えています。これはある種古典松竹的な演出とバイオレンスを掛け合わせた黒沢清監督や北野武監督の「ソナチネ」におけるアプローチに近いです。
本作「スプラヒスピル」はそうした演出上の特徴を追求しながらも、観念が先行しないよう映画への素朴な愛情や娯楽性を守りつつ、皆さんがミニシアターやサブスクで体験したことがあるような、あるいは思いがけず名監督の古い自主映画を発見した時に体験するような「なんだこれ……」という強烈で(鑑賞者にとって)私的な感覚を与える映画を目指します。怖いもの見たさでも構いません。もし奇妙なものを見たいのなら、ご協力おねがいします。
また、制約や制限のない状態で自由に映画を作らせてくれようとしてくれている山国映画祭様には感謝しかありません。私は自分の映画を評価してくれた町や人に恩返ししたいという強い思いを抱いているとともに、良い作品を作ることで山国という素晴らしい土地をより多くの人に知ってもらいたいと考えています。
大分県中津市山国町を映画の町にするためにぜひご支援お願いします。
【経歴・受賞】
2020年12月 短編「兄と妹」制作
第3回FFF-S入選
2021年3月 短編「兄の話」制作
第4回FFF-S優秀賞、米アカデミー賞公認映画祭SSFF U-25入選
2022年3月 中編「モンブラントラベラー」制作
第7回池袋みらい国際映画祭入選、第21回中之島映画祭入選、第1回山国映画祭グランプリ
2022年12月 長編「人間脱出」制作(株式会社フェローズ支援)
k's シネマにて上映
2023年9月 アニメ「彼女、お借りします」OPEDプロモーション短編制作(Sony Music)
2024年6月 中編「幾何中毒」制作
はじめまして。
神沢哲理 役、田中陸です。
別の出演作を観た菊池監督から声をかけていただき、今回参加をします。
嬉しい限りです。
はじめてご一緒する、菊池組がとても楽しみです。
小さな町で起こる、不可解な出来事。
脚本を読んだ時にスッと役を掴めず、少し難しそうだなという第一印象でした。
ただ、そういった瞬間が僕はすごく好きなので良い兆しだと思いました。
作品に良い影響を与えられるように一生懸命準備いたします。
是非、楽しみにしていてください。
山国映画祭という映画祭も僕は今回恥ずかしながら初めて聞きましたが、活気溢れる場所で
その大分から全国にこの作品が広がっていくと思うととてもワクワクします。
教会という言葉が自分にとって怖いもので認識していましたが脚本を見てみるとびっくりしました。なにがびっくりしたかは是非、映画をご拝見ください!笑
はじめまして。今回、出演させていただくことになりました齊藤紫乃です。
そして、私も新しい挑戦を続ける菊池監督を応援している1人でもあります。
私自身、お芝居をしていく中で映画を作るという行為を愛しています。
それでも、陽の目を浴びない年月が長くなるにつれてこのまま土の中でくたびれてしまうのではないだろうかという疑念を抱きます。
ですが、今、根っこを土に力強く根付かせております。
そんな私たちのお花は何色なのでしょうか。 どんな形の葉なのでしょうか。
とてもユニークで美しいのかもしれません。
是非、見にきて、お水を与えてみてください。
よろしくお願いします。
菊池監督の作品には何度か美術兼演者として参加させて頂きましたが、野心溢れる世界観とキッチリしたスケジュール管理には毎度驚かされます。 今回再びお声かけいただき喜ばしい限りです。用意頂いた環境でじっくり挑戦したいと思います。よろしくお願いします。
【経歴】
1996年、神奈川県生まれ。
2019年に慶應義塾大学環境情報学部を中退。
以後現在までグラフィックデザイナーとして活動中
2023年より陶作品の製作を始め、同年に東十条のギャラリーjungle gymにて開催されたグループ展「dig」に出展。
はじめまして、平塚響と申します。 美術作家としてぬいぐるみや平面作品を制作 しています。この度はコスチューム 造形を担当します。
僕は菊池監督の同志であり、ファンの一人です。菊池監督の魅力は愛情にあると考えます。彼のこれまでの作品にはハグレ者が登場します。表には出すことができないグロテスクな感情や体制に馴染めない。そんなパーソナリティを真っ向から肯定します。彼の脚本の人物達は決して物語を構成するキャラクタ 一ではなく、私たちの近くにいるのかもしれません。もしかしたら山上にいるあいつも....。
【経歴】
1999年、宮城県仙台市生まれ。
東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域卒。
“キャラ”をモチーフとしたオブジェクトを制作している。
並行し、コレクティブ「domanooga」を結成。
【特殊造形domanooga紹介映像】
空間構成/美術を担当させていただきます。戸谷太佑です。 この度は数々の賞を受賞してきた菊池監督の節目となる大規模作品に携われてとても光栄です。
今回の作品は実際に大分県山国町に伝来する物語を一つの軸に据え、複数の物語が1つの作品に両立してしまうある種の特異な映像体験を得ることができます。 また、監督独自の技術によるカメラワークと物語構造による奇怪な質感を体感することができます。
映画文脈における技術的刷新として新たなパラダイムを是非ご覧ください。
【経歴】
1998年長野県出身。美術家。 クマ財団7期生
人間が現象学的に作り出す空間・空間性に関心がある。 日常のメタ空間や郊外都市における物質性に着目し固有の空間の獲得を目的に活動している。
空間構成、服飾などを手掛けるグループを主催している。
音楽で参加させて頂く安齋です。
私は菊池監督の初期作品から関わらせて頂いており、50年代の邦画黄金期を感じさせる映像と、チャレンジングな脚本にいつも刺激をもらっております。
どのシーンを切り取っても、彼の作品であると分かるほど色が濃く、 それを作り出す制作手法が確立されている若手映画監督は彼しかいないと思います。
山国という場所と、この挑戦的な脚本がどのような絡み合うのか、楽しみにしています。
【経歴】
1997年長野県伊那市生まれの作曲家。
クリエイティブレーベル〈w.a.u〉のプロデューサーであり、多方面で活動する美術作家でもある。自主映画やアニメーション作品などの映像の劇伴を数多く制作している。
東京藝術大学研究科後期博士課程在籍。
手数料を差し引いて集まった150万は全て制作費に充てられます。
・キャスト費 25~30万
・スタッフ費 50~60万
・美術、小道具 20~30万
・交通費、宿泊費 50~70万
・機材費 10万
【感謝メール】
監督本人から感謝メールを1通送らせて頂きます。
【視聴リンク】
映画初公開となる第二回山国映画祭(3/21~23)終了後、視聴リンクを一ヶ月限定で送付致します。
【視聴リンク2】
第一回山国映画祭でグランプリを受賞した作品「モンブラントラベラー」の視聴リンクを一ヶ月限定で送付致します。
【視聴リンク3】
中編「幾何中毒」の視聴リンクを一ヶ月限定で送付致します。
【視聴リンク4】
長編「人間脱出」の視聴リンクを一ヶ月限定で送付致します。
【クレジット記載】
映画のEDクレジットにご希望のお名前を記載致します。
※公序良俗に反するものや不適切なものはこちらの判断で却下いたしますのでご了承ください。
【ポストカード】
スタッフデザインの作品オリジナルポストカードを一枚送付致します。
※支援金額によって監督、主演キャストのサインが入っています。
【Tシャツ】
スタッフデザインの作品オリジナルTシャツを一枚送付致します。
【台本】
作品台本を一部送付致します。
【パンフレット】
作品オリジナルパンフレットを一部送付致します。
【小道具】
作品で使用する小道具リストから一点お選び頂いて、そちらを送付致します。
※小道具リストは作品完成後送付致します。購入した順で優先的に選択して頂きます。
【特撮マスク】
作品で使用する特撮衣裳を送付致します。
【監督使用絵コンテ、台本】
監督本人が描いた絵コンテ、使用台本を送付致します。
【都内上映会への招待】
都内で開催予定の上映会へ招待致します。
なお大変恐縮ですが現地への交通費は自己負担願います。
※日程は参加者様とご相談の上調整致します。
【映像制作】
監督本人が映像を制作します。結婚式ビデオやMV、PV等、どんな映像でも構いません。
個人様だけでなく企業様も歓迎しております。
※30分以内
現在、映画制作に向けて準備を始めております。
このプロジェクトは実行確約型のため、目標に届かない場合でも自己資金で補い作品を完成させます。リターンも必ずお届けしますのでご安心ください。
もしも予期せぬトラブルによりやむを得ず制作を中止したり、リターン内容の変更・遅れなどが生じる場合は、速やかにMotionGallery内にアップデートするか、もしくはメッセージにて皆さまにご報告いたします。
目標を上回るご支援を頂いた場合は、作品品質のさらなる向上のための費用に充てさせていただきます。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
至らぬ点も多くありますが、もし私たちの目的や信念に共感して頂けたのなら少しで構いませんのでご助力願います。
支援者様の小さな手助けが私たちにとっての大きな希望になります。
何卒よろしくお願いします。
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