ついにベールを脱いだ映画「くじらびと」
世界を揺さぶる名作の誕生にあなたの力を　

いいスタート　！

ロケットスタートを切れたのもみなさまのおかげです。編集作業は順調に進んでいます。すでに20分のパイロット版は完成。これを骨格にして肉付けをしています。またエンディングについてもほぼできています。以下はFBに書いた編集中の記述です。ご参考までに公開します。引き続きよろしくお願いします。

編集メモ

今回はナレーションなしに挑戦しているのだが、状況説明はもちろん、いかに映像で気持ちを表現するかが重要になる。それは被写体となった人の気持ちを映像に汲み取るだけでは不十分で、空や雲や海といった映像にもその人の気持ちをこめなければならない。

しかもできるだけ音楽は使わないという二重の縛りがある。試してみたらすぐ分かるが、通常の映画やテレビがどれほど音楽に助けられているか。音楽がなければ悲しい場面なのか楽しい場面なのか、笑うところなのか、盛り上がるところなのか、わからないシーンも実に多いのだ。

非常に難度の高い挑戦だが、それは音も言葉もない写真の世界から来た人間にとっては、実は慣れ親しんだ行為ともいえる。

今、編集しながら積み上がってできる映像は、ドキュメンタリーなのにほとんど劇映画と見分けがつかなくなってきている。いや、劇映画のドラマとドキュメンタリーのリアリティを兼ね備えた作品になろうとしている。
いったいどんな映画になるのか、作っている自分自身が楽しみでしょうがない。