『まだ生きている、チャプター1』のハンナ・ヘイルボーン監督、ミラノで撮影中
vol. 30 2019-06-27 0
6月21日にクラウドファンディングが無事終了しました。目標額には達しませんでしたが、応援してくださった多くの皆さんへ、篤く感謝申し上げます。
WAT 2019は、6月29日下北沢トリウッドでの初日に向け、準備の追い込みです。スウェーデン作品3本の日本語字幕編集も終わり、シアターで上映チェック中です。
字幕版をお届けした、『まだ生きている、チャプター1(Unkilled, Chapter 1)』のハンナ・ヘイルボーン監督から写真が届きました。
熱波に襲われている、獄暑のミラノで撮影中とのことで。合間に入った、日本グッツ専門店ー祝儀袋、扇子に、キモノ。フ・シ・ギ。
ハンナさんのドキュメンタリー・アニメーション『生き残る、チャプター1』も不思議です。
名古屋シアターカフェの林緑子さんの評:
インタビュー音声に抽象的なイメージを乗せることで、話者の長年の心理状態を想像させる。イメージは生命線や鼓動、境界線のようにもみえる。
抽象アニメーションは、日本出身の古国府薫さんの作。ランダムに描いた映像を、ハンナさんとパートナーのダヴィッド・アロノヴィッチさんが編集していたそう。
わたしには、古国府さんの白い線や点が、4年以上も拘留される”移民”クレイグの鼓動やため息に見える。
6月29日から、下北沢トリウッドで上映です。
http://tollywood.jp/next.html#wat