シェア・拡散をお願いします 会場が一体感に包まれた学校公演
vol. 17 2015-04-07 0
【映像収録シリーズ3】 学校公演レポート
昨年(14年)の11月、中学校講堂で2時間の学校公演が行われました。
通常の学校公演は1時間ほどですので、今回の公演はホール公演に匹敵する内容です。
今回の学校公演では「体験コーナー」が行われました。
進行役の加藤木 朗の呼びかけで、生徒さんたちが立ち上がり、全員でストレッチ体操をして、体をほぐします。
4人の生徒さんが、指名されて舞台に招かれました。そこには、津軽三味線が2本、大太鼓、締太鼓が置かれています。生徒さんは楽器をそれぞれに担当するよう言われて驚いていました。客席の皆さんも何が行われるのか固唾を飲んで見つめています。セットされた椅子に腰かけておそるおそる津軽三味線を持つ男女の生徒さん。木のバチを両手にかまえ、大太鼓と締太鼓の前に立たされる女子生徒さん。一人一人に、三三七拍子を弾いてもらいました。上手にできたので「はい、もう一度」と加藤木 朗が声をかけます。
今度は客席の皆さんに三三七拍子を拍手でするように呼びかけ、客席全員の皆さんがやってみます。「それでは全員で」という声がかかり、舞台の三味線、大太鼓、締太鼓、そして会場のすべての拍手で三三七拍子が会場中に響き渡り、一体感に包まれています。
「さぁ、もう一度」 お囃しがはいって、舞台、客席がさらに熱気を帯びていきます。
すると、木村俊介さんが篠笛を吹きながら入ってきました。生徒さんの三三七拍子のリズムをバックに、誰 もが知っている日本の名曲を奏ではじめました。そのメロディに生徒さんの拍子が重なりあって、みごとな演奏が完成しました。
会場にいるすべての皆さんが、まるで自分がオーケストラの一員になったような感覚で、この「体験コーナー」が締めくくられました。