私たちのVOICE メンバー紹介 NO.4 北澤 凜
vol. 7 2019-02-04 0
メンバーのプロフィール公演意気込み、動機などを紹介していきます!
今回は、実は今回の公演が監督白井ともはじめましての、りんさんです。
応募いただいて、会ったときすごく可愛らしい方だとおもっていました。
ただ、話していくとすごく可愛いだけでは、収まらない彼女の強さ、色の濃さがあり、
映画や、音楽をすごく知っていて、
わたしも、彼女がよく創作イメージで見せてくれる映像や、音楽に
私も こんないい音楽が!こんないい映画が!!と毎回刺激をもらっています。
また、毎回リハーサルにあらわれる、彼女のファション性にもすごく毎回刺激をもらってます。
ファションも可愛いとき、かっこいいときとあるのですが、彼女らしさが現れています。
何というか、服、音楽、動きの雰囲気、表情などすべてが合わさって、彼女の芸術が生まれるのだと思っています。
ダンサーというかは、アーティストそのものなのだとおもっています!
さて、そんな最強センスをお持ちのりんさんのVOICEです!
はじめまして、北澤 凜です。京都生まれ、下町育ちの店っ子です。普段はフルタイムでお仕事し、休日は昼まで寝て、オールナイトで遊んだり映画を見たりしています。
ダンスは、クラシックバレエを10年やっていました。テレビで流れる曲やダンスに合わせて踊るのが好きだった私に、母が4歳から始めさせてくれました。
バレエは、なんにでもなれるのが好きでした。妖精、王子様、踊り子、舞踏会の招待客、物乞い…思春期になって、自分が周りからどんな風に見られていて、またどんな風に見られたいかを考えるより先に、ある物語の役が当てられ、その役を全身で表すことがとても楽しかったことを覚えています。
ダンス人生は以上ですが、余生として最近はアフリカンダンスなどをちょこちょこ履修したりしています。
そして、今回のダンス公演VOICEにむけて、、
私は、昨今のSNSの影響で「エモい」という言葉が大嫌いになりました。
私は感情をしぼりにしぼってなにかを生み出したくない。感情の塊でもって人の感情を動かすなんてあり得ない。ただ、物がそこにあるだけだと考えるようになりました。
でも、26歳になる私が日々考えていてワクワクしてくることは、「選ばなかった選択」への可能性です。自分の感情の塊の最深部のようなところを覗いて、やっぱりワクワクしてしまいます。
言えなかったこと、言わなかったこと、見なかったようにしたこと、そして、いま選んだこの道の未来をぼんやり考えること。もしあの時ああしていたら今はどうなっていただろう。私たち人間の形というものは、そんな曖昧な可能性で形作られているような気がしています。
「いまこの仕事してるけど、大学の専攻そのまま続けてたらどうなってたやろう。なりたかった職業そのものやと、宇宙飛行士やな。宇宙でどんなこと叫ぼう。『ヤッホー!』」
みなさんは、ダンスなんて、ましてやコンテンポラリーダンスなんて難しいなあ。ダンスしたことないし。と思われるかもしれませんが、みんながみんな生活で踊りがないといえるでしょうか。私もダンスは全然わかっていないですが、日常から踊りになる要素を見つけ出し、可能性を信じて踊るのは楽しいです。
「私には、忘れてしまったものが一杯ある。だが、私はそれらを「捨てて来た」のでは決してない。忘れることもまた、愛することだという気がするのである。
寺山修二の言葉を添えて。そういう、人間を形作る可能性への愛のようなものをダンスで表現したいです。
end
次回のメンバーを続く~~
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次回もお楽しみに!