「ベトナム映画の現在 plus」トークゲストのご紹介
vol. 13 2023-08-18 0
昨日8/17よりスタートした「ベトナム映画の現在 plus」ご来場くださった皆様、ありがとうございました。本日も短編作品、ファン・ダンジー監督作品2本の上映もございます。
そして最終日8/19(土)には、貴重なゲストの皆さんのトークが行われます。
今回はトークゲストのご紹介です。
★ファン・ダン・ジー(映画監督)976年ベトナム・ゲアン省生まれ。監督、プロデューサーとして活躍するほか、アジアの若手映画人を育成するワークショップ「オータム・ミーティング(※1)」を2013年から主宰している。
※1 オータム・ミーティング
2013年より、ベトナム中部の都市・ダナンで開催。講師にトラン・アン・ユンをはじめフランスやアジアの映画人を招き、新進気鋭の映画人を後押しするワークショップを行っている。第一回目は「Kfc」が"Film of the Future "アワードを受賞、その後長編映画に繋がった。演技や監督コースの他に、若手映画制作者が企画ピッチを行い、投資を募るセクションもある。
★ブイ・タク・チュエン(映画監督)
1968年ベトナム・ハノイ生まれ。TPD(ベトナム映画タレント開発支援センター ※2)に2002年の創設から尽力し副長を務める。最新作「輝かしき灰」(2022)では東京国際映画祭コンペ部門ノミネートされた。
※2 TPD
2002年に設立された、非営利活動法人。若い映画制作者が専門的なサポート、技術機器、技術サポートを受けることができる場所でもある。TPDは毎年、短編映画やドキュメンタリーを制作するためのスポンサーシップ プログラムを組織している。また無料の映画ライブラリとともに、映画上映会や週末の映画交流を通じて、映画を愛する観客のコミュニティも目指している。
★チャン・ティ・ビック・ゴック(プロデューサー)
1977年生まれ。独立系プロデューサーとしてアッシュ・メイファ監督「第三夫人の髪飾り」をはじめトラン・タン・フイ監督「走れロム」など「オータムミーティング」出身監督の国際進出を後押しし続けている。
★藤元明緒(映画監督)
1988年生、大阪府出身。『僕の帰る場所』(18/日本=ミャンマー)、『海辺の彼女たち』(20/日本=ベトナム)が国内外で評価され、現在アジアを中心に劇映画やドキュメンタリーなどの制作活動を行っている。
★司会:石坂健治(日本映像学会アジア映画研究会代表)
1960年東京都生まれ。早稲田大学大学院で映画学を専攻。1990年~2007年、国際交流基金専門員としてアジア中東映画祭シリーズを企画運営。07年より東京国際映画祭「アジアの風」部門プログラミング・ディレクター。
皆さん、ベトナムのみならず、アジアの映画、そして映画を通して様々な活動をしていらっしゃる方ばかり。ぜひ、ご都合がつく方はご来場いただけましたら幸いです。
お待ちしております!