上映作品紹介その⑧ 「サイゴン・ボディガード」
vol. 11 2018-07-18 0
上映決定作品その⑧は、日本人で初めてベトナム映画のメガホンをとった落合賢監督の「サイゴン・ボディガード」です。
ごの作品、2016年末に公開された際にはベトナムで「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」を抑えて初週の興行成績がナンバーワンになったという大ヒット作品なのです。真面目に任務をこなすイケメンと、冴えない男の凸凹コンビが大活躍するバディ・ムービー。これでもかと繰り広げられるアクションシーンと、お色気満載のコメディシーンなど見応えたっぷり。
落合監督は現在、ベトナムでの監督第二作として日本の小説の映画化「パパとムスメの7日間」を撮影中。「サイゴン・ボディガード」でも組んだタイ・ホアが父親役、京都ヒストリカ国際映画祭でも上映された「17歳の恋愛注意報!」のケイティ・グエンが娘役を演じているとか。今回も興行成績ナンバーワンが期待できる作品になりそう。
まずは本作でその勢いを感じて欲しい!
落合監督は新作について「アメリカでは監督がプロデューサーを兼任することも多々ありますが、今回の作品は自分から原作権を交渉し、制作から配給まで作品の全ての段階に関わっています。ベトナムの映画業界は目覚ましい急成長を遂げている過程ですが歴史も浅いため、良質のコンテンツや若い映画作家を常に求めており、僕のような外国人にもチャンスが満ち溢れていると思います。」とコメントとしています。