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誰も見たことのない器と料理の本「LIVE 」出版をクラウドファンディングで実現!
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生きることは食べること。震災後にスタートした「LIVE 器と料理」プロジェクトの本が完成します。吉村和美、亀田大介、吉田直嗣、三人の人気作家の器と料理が、この春、美しい一冊の本になります。
「LIVE器と料理」は三名の器の作り手と、料理の作り手、写真家、デザイナー、プランナー、ギャラリストなど、同時代に生きる、作る人・表現する人が集うプロジェクトです。既成の価値観にしばられることなく、LIVEの感覚を存分に生かした活動を行っています。
2011年の東日本大震災後、少しの時間を経て、わたしたちは集まりました。ふだん、わたしたちはそれぞれのフィールドを通じて、食べることや、暮らすことに関わる仕事をしています。これまでも器や料理の本を作ってきましたが、今回は成り立ちがいっぷう違っています。「LIVE」=「ここにしかあらわれない、いま」を何より大事にし、どのようなかたちで結実することにするのかを決めず、このプロジェクトは動き出しました。料理と器、それぞれの立場で、それぞれの想いがありました。そして、四季のあるこの美しい国に生まれたことを誇りに、旬の野菜を丁寧に料理し、器に盛りつけ、2年の時間をかけて、約6000枚を超える写真を撮り終えました。
いよいよ写真を撮り終えて、編集段階に入る頃、ある出会いがありました。アートや写真集が多いことで知られる出版社「青幻舎」から、書籍化のお話をいただいたのです。美術館ルートやヨーロッパなど海外の販路を持つ出版社からの刊行は、わたしたちにとっても魅力的でした。というのも、今回の本は、国内外に、「和食」というカテゴリーにあてはまらない「器と料理」の姿の美しさを通じて、「食べものをいただく」という食のありようを発信したいと願っていたからです。
わたしたちが目指したものは「グルメ」ではありません。高級食材を使い、贅をつくした「美味しさ」を求めていくことは、いまや、未来に向かっているとは言いがたいのです。自然に寄り添い、慈しみ、食する。器に盛りつけられたのは、すべて、旬の野菜を生かした料理です。野菜は瑞々しく清らかで、美しいいのちの姿をしています。それを受け止めるのが器です。 料理があって器が生き、器があって料理が生きる。料理は、一瞬一瞬に、このときしかあらわれない時間の連続です。まさに、ライブそのものです。
さて、では、具体的にどこが普通の料理本と違うのか? それは器作家自身が本の出版プロジェクトに参加していることが大きいでしょう。日本のものづくりが世界的に注目されるなか、国内外で「作家ものの器」への関心が高まっています。この本では、器そのものの魅力にも焦点をあてた写真も数多く掲載されます。また彼らの工房で撮影された写真は大変貴重なドキュメントとなっています。テキストには彼らの作陶への想いを訊いたインタビューが掲載される予定です。
陶芸家|吉村和美 YOSHIMURA KAZMI
吉村和美の器は黄色や緑などパステル調、ターコイズブルー、紫色の器など、一度見たら忘れられないひときわ美しい印象的な器です。丁寧な轆轤から生み出されるのびやかなかたち、食材の色をさらに美しく映えさせる色合い。誰にも真似の出来ない器の表現は食卓に「ときめき」を運んでくるのです。その器つくりの根本にあるのは使う人を想う気持ち。食材の色を邪魔することなく、質感や佇まいを考えて作る器は入手困難な現象を生み出すほど、熱心なファンが多いことでも知られています。栃木県益子にて作陶。
陶芸家|吉田直嗣 YOSHIDA NAOTSUGU
白磁作家・黒田泰蔵氏に師事。独立後は鉄釉の黒の器で、 洗練された美しいかたちと、深い色合
いで独自の世界を作り出しました。さらに白磁の器は焼成方法、釉薬などの違いにより質感や色に表現の幅が生まれてきています。フォルムの美しさに加えて、料理との間に生まれる間合いや緊張感が際立ち、料理家にファンが多いことでも知られています。昨今新たに、漆をかけて何度も焼成する陶胎漆器に挑戦するなど、現代の作り手のなかで、ますます目が離せない存在となっています。静岡県御殿場にて作陶。
陶芸家| 亀田大介 KAMETA DAISUKE
亀田大介は福島県浪江に300年の歴史を持つ焼き物の里の窯元に生まれました。父のあとを継ぎ4代目となるも東日本大震災にて被災。原発事故の影響で家族とともに避難した神奈川県で作陶を再開。さらに現在、大分県別府に移り住み、本格的に日々の器を作っています。ゆったりとした釉調の美しい白磁や、別府の原土を使った表情豊かな土の器はやわらかであたたかな手に馴染む日常使いの器。誠実な器つくりは使う人の心に響き、白磁や長石釉の器を中心に人気があります。
「You are what you eat . 」鎌倉の人気店「なると屋+典座」のサイトを訪れるとあらわれる印象的な言葉です。四季を通じて旬の野菜を選び、そのときどきの調理方法を吟味し、できるだけシンプルに食材のもつ命、勢いを生かす。料理家のイチカワヨウスケがこの本にために書く「言葉のレシピ」は素材への敬意と驚きにみち、身近な野菜で作る料理は、誰でも真似をしたくなる、はっとする魅力にあふれています。レシピは日本語・英語・仏語の三か国語で掲載されます。
料理家 イチカワヨウスケ ICHIKAWAYOUSUKE
1976年生まれ 神奈川県出身 料理学校を卒業した後 京都で懐石料理、鎌倉でカフェの経験を生かし 2005年地元の野菜をふんだんに使った食事のお店「なると屋+典座」の店主となる。料理教室、雑誌・広告など幅広く活躍中。
http://narutoya-tenzo.com
これまで食に関わる現場の写真を数多く撮り続けてきた木村文吾の写真は、盛りつけられた料理の奥にあるものを写し出します。それは彼が普段、日本各地を取材し実際に生産に携わる皆さんとの関わりを深く持っているからなのかもしれません。食べることは、食材のいのちと向き合うこと、という当たり前のことを写真はさり気なく伝えてくれています。
写真家|木村文吾 KIMURA BUNGO
1974年奈良県生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。 ドキュメンタリー番組の制作会社を経て、写真家への道を志す。都内写真事務所での修行後、2003年独立。以後、食関連のコマーシャルを中心に、アウトドア雑誌、旅行誌などの撮影に携わる。個展は、生産者のポートレートを通して食の背景へ視線を向けた 『beyond the dish』(2011)。現在、日本独自の暦に沿って、食をめぐる季節感を喚起させる試み『ヒビノクラシ』などに取り組む。
https://www.facebook.com/kimurabungo
『日々の器』や『器、この名もなきもの』『うつわびと 小野哲平』等、数多くの器の本の著者であるギャラリト・うつわ祥見の祥見知生がすべての撮影に立ち会い、クリエイティブディレクターを務めました。「食べる」ための器を伝える彼女は、「器を愛する人にこの本を届けたい」と願っています。撮影現場では、技法や焼成方法、かたち、釉薬の美しさに着眼し、器のよさを伝えるために、それぞれの器の見どころに寄り添う撮影を重ねました。一般的な料理本にはない器へのフォーカスには器のギャラリストの視点が加味されているのです。
ギャラリスト|祥見知生 SHOKEN TOMOO
うつわ祥見主宰。全国各地で、器の愛しさを伝える展覧会を企画・開催する。主な展覧会に「TABERU うつわ、手に包まれる食の道具」高知県県立美術館、「巡る器、旅する器」国立新美術館地階SFTギャラリー、DEAN&DELUCA「はたらく器 おいしい皿」展、オンワード樫山BEIGE,「器と暮らす」展ほか。著書に『うつわ日和。』『セツローさん』『やさしい野菜やさしい器』(ラトルズ)、『日々の器』(河出書房新社)、『器、この名もなきもの』(里文出版)などがある。
http://utsuwa-shoken.com
デザイナー|中川優 NAKAGAWA MASARU
アートディレクション/デザイン タイクーングラフィックス、ビクターデザインセンターを経て N/Y inc. を設立。 CDジャケットを中心に、広告、ファッション、書籍、CI、WEB等多岐に渡り活動中。
https://www.facebook.com/nyinc.jp
プランナー|三浦哲生 MIURA TETSUO
インテリアセレクトショップにて約10年間 物販とMD等に従事した後、 建築設計事務所 51%(ゴワリイチブ)ディレクターとして東京事務所を開設。 プランニング、インテリアスタイリング・コーディネートをはじめ、イベント企画、 企業のコンサルティングなども手がける。
「LIVE 器と料理 展」
まちのシューレ963(2014年 2014年11月15日〜11月24日)
昨年11月、「LIVE 器と料理」の初めての展示として、まちのシューレ963(高松)で展示を行いました。白く統一された空間の中に、撮影に使われた器と木村文吾の写真が展示されました。展示された25点の写真は、初めてお見せするものが多く、「LIVE 器と料理」の世界観を感じていただく機会として、多くの方にご来場いただきました。
木村文吾 写真展「LIVE 器と料理」
ギャラリーヨルカ(2014年 11月28日〜11月30日)
2014年11月、東京・日本橋のギャラリーヨルカで木村文吾の「LIVE 器と料理」写真展が開催されました。大判プリントを交えた、惹き込まれる33点の作品。撮影に使われた数々の器たちの展示。さらには、三名の器の作り手の工房で撮影された写真のスライドムービーによりLIVE感ある展示が完成しました。3日間という短い期間の会期にも関わらず、多くの方にご来場いただき、「LIVE 器と料理」の世界観を体感していただきました。
わたしたちはこの本を手にされた方が、ページをめくるたびに、ときめいてくださることを約束します。すべての写真に圧倒的な美しさを実現するために、山田写真製版所のプリンティングディレクターの熊倉桂三氏が担当されることが決まりました。熊倉氏は、30年にわたり、故亀倉雄策氏をはじめ、故田中一光氏、永井一正氏、勝井三雄氏、浅葉克己氏等グラフィックデザイナーや、故並河萬里氏、石元泰博氏、十文字美信氏、白鳥真太郎氏等フォトグラファーなど、多くのクリエイターとともに共同作業で作品を生み出してきた方です。
一枚一枚の写真に、器と料理の美しさを追求し、繊細で奥深く、何よりもチャーミングな一冊にしたいと考えています。いつまでも記憶に残る食卓があるように、いつまでも手もとに置いていただく器と料理の本を。
書籍は青幻舎より刊行されることが決まっています。本のかたちはB5、128ページの上製本を予定してます。コレクターの皆さんには、本が出来上がり次第、いち早くお届けします。
このクラウドファンディングは、広く本の完成を見守ってくださる方を増やし、そしてわたしたち自身の手で確実に本をお届けするために行うものです。出来上がる本の過程、デザイン、印刷、初校や再校・・、ふだん制作スタッフでしか体験しない本の出来上がるまでの時間を一緒に「感じて」頂きながら、本の完成を見守っていただきたいのです。
すべての資金は、本の出版プロジェクトを広く伝えるために使います。コレクターへのリターン分の書籍の買い取りや書籍送付の作業費、送料、完成披露会の運営、プレゼント用器の制作費、写真の額装費、チラシの制作・印刷費、国内外での出版記念巡回展のための費用、またMotionGallery 手数料に支払います。
コレクターの皆さんには編集・印刷にかかる制作の過程をメールマガジンで配信いたします。この本の成り立ちを見守り、完成までのLIVEな時間にご参加ください。ぜひ応援をお願いいたします。
・コレクター限定UPDATE
本の制作秘話や、編集・印刷などの完成までをタイムリーにリポートします。
・ コレクター限定UPDATE + 完成書籍2冊 プレゼント
本の制作秘話や、編集・印刷などの完成までのLIVEリポート配信にくわえ、完成書籍を2冊お届けいたします。1冊はお手元に、もう1冊は、このプロジェクトが一人でも多くの方に広まるお手伝いをしていただければと思います。
・ コレクター限定UPDATE + 完成書籍5冊 プレゼント + 出版記念イベントご招待+木村文吾のオリジナルプリントプレゼント
本の制作秘話や、編集・印刷などの完成までのLIVEにくわえ、完成書籍を5冊お届けいたします。このプロジェクトが一人でも多くの方に広まるお手伝いをしていただければと思います。
また、出版を記念してのイベントを都内にて開催予定です。そちらのイベントにご招待いたします。
・コレクター限定UPDATE + 完成書籍5冊 プレゼント + 出版記念イベントご招待+木村文吾のオリジナルプリントの額装写真+三人の作り手の器のコラボレーションセットプレゼント
本の制作秘話や、編集・印刷などの完成までのLIVEにくわえ、完成書籍を5冊お届けいたします。このプロジェクトが一人でも多くの方に広まるお手伝いをしていただければと思います。また、出版を記念してのイベントを都内にて開催予定です。そちらのイベントにご招待いたします。さらに、今回特別にこのために制作した三人の作り手の器(吉村和美の皿、吉田直嗣のポット、亀田大介のカップ)をセットにしてプレゼントします。木村文吾の写真を額装にしてお渡しします。
1000 円
5000 円
10000 円
残り19枚
50000 円
残り6枚
100000 円