応援メッセージ:TODO (川原隆邦+柴草朋美)
vol. 8 2023-03-01 0
身近な素材を使いたく、野菜の茶室を制作いたしました。その野菜は地元の市場からいただいた廃棄野菜です。市場では、規格に合わない野菜、傷がついた野菜等の規格外野菜が大量に廃棄されています。その一部は飼育されている動物達の餌としても活用されています。
野菜の茶室は、野菜の色、繊維、香りをそのままに、和紙に漉き込んでいます。
土に還る和紙、廃棄される野菜の新たな形、資源の「循環」。
それらの見えない部分を可視化したのが廃棄野菜から作られる茶室です。
作品からアーバンファーミングを考えるキッカケになれたらと思っています。都市の再生型ライフスタイルに少しでも多くの人が興味をもって、アーバンファーミングな考えが生活の一部になっていく、そんな未来を想像しています。
TODO
蛭谷和紙の唯一の継承者・川原隆邦と、スペースコミュニケーションディレクターの柴草朋美によるアートユニット。「未来への第一現象を生み出す」をコンセプトに、日常へ