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映画「浦安魚市場のこと」のBlu-rayとDVD制作をクラウドファンディングで実現!
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2019年に3月に閉場した千葉県浦安市の浦安魚市場と、周辺に暮らす人びとを追ったドキュメンタリー映画。 2022年製作/98分/日本 配給:Song River Production 劇場公開日:2022年12月17日
2022年12月より全国で劇場公開されたドキュメンタリー映画『浦安魚市場のこと』の一般販売用Blu-rayと図書館流通用DVDを、アーカイブとしてクオリティにこだわって製作します!!
本作は2022年12月に劇場公開が始まりました。全国20館程で上映いただき、舞浜にあるシネマイクスピアリでは、4週間上映延長となるロングランで多くの方々にご覧いただきました。
今回は、この一般販売用のBlu-rayと図書館流通用のDVDを作るプロジェクトです。
“まち”のアイデンティティーが 危機に瀕するときをカメラは見つめた
魚屋の活きのよい掛け声。貝を剥き続ける年老いた女性。年末のお客たちとお店の賑わい。─古くから漁師町だった浦安には魚市場があった。工場汚染水の影響で漁業権を放棄し埋立地となった浦安にとって、魚市場が漁村だった町のシンボルでもある。そんな魚市場には、昼は町の魚屋、夜はロックバンドとして活動する森田釣竿がいた。時代の流れと共に変わっていく魚の流通と消費の形。脈々とつながってきた暮らしを謳歌する浦安の人々。しかし、その瞬間は、緩やかに、そして突然訪れる…。
失ったものを理解しようとする態度には意味があると思っている。そのために、この映画は必須だ。映画というタイムマシンに乗って、浦安魚市場の時空間に身を置き、そこから、今とは異なるもう一つの「今」に至る路をどうやったら歩けるのか、考えることができる。今とは異なるもう一つの「今」とは、浦安魚市場をなかったことにはしない「今」だ。失ったものがあることを知っている「今」は、今とは違う。当事者である皆さんが「今」を生きているように、私たちも「今」を生きることができるかもしれない。
⬆️窪田亜矢・東京大学 特任研究員
これまで淡々と繰り返されてきた毎日が、途絶えると知った途端に愛おしくなる。そういう経験を、私たちは何度も何度も繰り返してしまう。この儚さの中に見える力強さを、どうしたら忘れずにいられるのだろう。
⬆️武田砂鉄・ライター
見終えて「ああ、もう市場はないのだ」とたまらなく寂しかった。行っておきたかったと悔やまれてならなかった。見納めだ、と目頭をおさえた「泉銀」のおかあさんの声に胸を打たれる。森田釣竿さんはじめ、地元有志の方々の熱い思いが心に残る。愛惜という尊くうつくしい気持ちに満ちあふれた98分だった。
⬆️白央篤司・フードライター
これを観たら、きっと誰もが浦安魚市場に行きたくなる。でも、それはもう叶わない。魚屋さんは魚を売っているだけじゃない。私たちは物だけを買っているわけじゃない。人から人へ、物や思い、いたわりや笑顔が行き交う場所。ある魚屋さんの心意気と涙に滲んだ言葉をたくさんの人と共有したい。
⬆️纐纈あや・映画監督
様々なことがめまぐるしく移り変わり、予想だにしなかったことが当たり前のように起こってしまう世の中で、私たちは変化に対応し続ける必要がある。市場を失ったこともその1つなのかもしれない。しかし、そんな中で、魚、人、文化、経済をめぐって私たちはどうあるべきか、考え続けることが大事だとこの作品は優しく気づかせてくれる。ただ常に堅苦しくあり続ける必要もない。魚を食べるという行為は豊かで楽しいものだから。この続きは美味しい魚を食べながら考えよう。
⬆️中原尚知・東京海洋大学 教授
いつもと同じように始まり、いつもとは違う終わりを迎える、最後の日。それぞれの目に込み上げた涙や送られる拍手を、誇張せず、省略もせずに見せてくれた。この一日の長さをどう見せるかに、作り手の思いを受け取る。最後だけが特別なわけじゃない。だからこそ最後を丁寧に描く大切さを教わった。それが終わらせないための記録になると。
⬆️小森はるか・映像作家
この映画は、浦安魚市場の閉場というばかりか日本の鮮魚店の激減という食文化の変容について考え、浦安という土地だけでなく日本社会の環境変化を思い巡らすことへと膨らんでいく。個人と生活環境、それを取り囲む社会のあり方を、観客の視線に巧みに結びつけて問いかける魅力的な世界である。
⬆️村山匡一郎・映画評論家
映画は、主にいくつかの魚屋さんとその家族にフォーカスし、2019年3月に閉場した浦安魚市場の最後の1年を物語として描いています。
本プロジェクトでは、ドキュメンタリー映画以外に、写真集や展示映像も制作しました。
展示映像は、12件のお店の方々へのインタビュー映像をもとに構成されています。この映像は、2018年12月から2019年3月にかけて、市場の方々からの協力を得て、浦安魚市場内にスクリーンとプロジェクターを設置し、展示上映を実施しました。
この展示映像とドキュメンタリー映画は、浦安文化の記録と記憶であると考えています。この記録と記憶にどなたでもアクセスできるよう、Blu-rayとDVDを制作し、一般や図書館流通にのせることが本プロジェクトの目的です。
1990年生まれ、北海道出身。映像作家。大学卒業後、フリーランスとしてNHK番組やCM、映画の現場で働く。初監督の中編ドキュメンタリー『カンボジアの染織物』がカンボジア、スペイン、ブラジルで上映され、ギリシャのBeyond The Borders International Documentary Festival 2018 コンペティション部門審査員特別賞を受賞。中編『東京2018 プノンペン』がFestival/ Tokyo18にて展示上映。短編『時と場の彫刻』がロッテルダム国際映画祭2020、Japan Cuts 2020などで上映。2022年より一般社団法人Japanese Film Project 代表理事。東京大学大学院学際情報学府在籍。
以下、映画公開時の【監督の言葉】
私はたいてい、場所に興味がある。日常生活で、同じ場所をずっと見つめるような余裕はないけれど、カメラを持っていると、注意深く、特定の場所を見つめることができる。その場に出入りする人々、普段は流れてしまうような、何気ない仕草や会話。それらの断片が編集で結びつくと、自分の想像を超えるような、言葉では言い表し難いものが立ち上がってくることがある。それを作る過程は辛く大変なこともあるけれど、総じて楽しい。
インタビュー中心で構成された映画だと、効率よく情報を受け取ることは出来るし、被写体の佇まいから様々なことは想像できる。けれども、本作はそういう構成になっていない。撮影では被写体のそばに居て、何かが起きることをただ待ち続けた。何気ない仕草や会話で語られることの方が美しいし、好きだから。
グローバリズムとローカリズム、漁業や市場、コミニュティの衰退など、大きな言葉で語ることもできるのかもしれないけれど、ただこういう場所や出来事があったということを、映画という形にまとめたいという、極私的な欲求に付き合ってくださった方々、特に、カメラが側にいることを許してくれた寛大な方々に改めて感謝します。何より撮影は楽しく、合間に沢山食べた海鮮物は最高でした。長い時間をかけて、多くの方々に観て頂けると嬉しいです。
編集:秦岳志|整音:山本タカアキ|カラリスト:田巻源太(Interceptor) 音楽:POSA(すぎやまたくや&紫藤佑弥)|助監督:今井真|英語字幕:Don Brown|プロデューサー:長倉徳生、植山英美、歌川達人|制作:有限会社カサマフィルム、ARTicle Films|製作:有限会社カサマフィルム 配給:Song River Production|宣伝:植田さやか|宣伝美術:鈴木規子| Web製作:吉田卓央 |助成:文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業|日本|16:9|98分|5.1ch|DCP|ドキュメンタリー
本プロジェクトでは、高画質で本編と特典映像を収めたBlu-rayと、図書館流通用DVDの2種類を製作します。
【Blu-ray内容(一般販売用)】
【DVD内容(主に図書館流通用)】
※DVDは図書館流通ルートからの販売になりますので、本ページで図書館用のDVDは購入できません。ご注意ください。
この映像は、2018年12月から2019年3月にかけて、市場の方々からの協力を得て、浦安魚市場内にスクリーンとプロジェクターを設置し、展示上映を実施しました。12件のお店の方々へのインタビュー映像をもとに構成されています。
監督・撮影・編集・製作:歌川達人 / 2019年製作 / 尺:50分
製作:合同会社Songriver
15年程前はレンタルDVD市場が盛況でした。しかし、現在は視聴環境の変化に伴い、DVDやBlu-rayは昔ほど売れなくなってきていると耳にします。
加えて、インディー作品では図書館流通にも対応できるDVDのみを制作する傾向が強い中、本作では本編と特典映像を高画質で残したいという想いから、Blu-rayとDVDの両方を製作します。
※今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、目標金額未達となった場合でも、不足する資金は自費で補填し、一般販売用のBlu-rayと図書館流通用のDVDの制作を実現します。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
1)パンフレット
A5サイズ(ヨコ) / 全32P / フルカラー
パンフレット執筆者(敬称略)
2)写真集「浦安魚市場のこと」
写真集の掲載内容
B5サイズ・167ページ・フルカラー
製作 発行_浦安魚市場写真集製作委員会
企画・構成_歌川達人 制作協力_大塚玲奈
東京大学 浦安プロジェクト_永門航、伊藤智洋、前山倫子、安藤理紗
カバーイラスト_岡田成生 デザイン協力_市川桂 PR_田中智子
写真提供_浦安魚市場協同組合、浦安市郷土博物館、野寺治孝、今井真、歌川達人
3)支援者のお名前記載(Blu-rayのジャケットにお名前を記載)
支援者のお名前をサポーターとして、Blu-rayジャケット裏面に記載させていただきます。
本ページを最後までご覧頂きありがとうございました。この映画・写真集・展示映像は多くの被写体の方々、制作スタッフ、浦安の方々にお力添え頂きました。改めてまして、感謝申し上げます。
良いクオリティで、本プロジェクトのアーカイブを残したいという想いで実施しておりますので、共鳴いただける方がいましたら、Blu-ray購入と応援のほど、何卒よろしくお願いいたします!
浦安中学校で実施された全校生徒向けの上映会
映画公開時のメディア掲載情報
舞浜シネマイクスピアリで実施した、魚市場の方々との上映後トーク
映画上映後のロビーでの交流
岩手県宮古のシネマデアエルでの上映、宮古魚菜市場の太田さんとのトーク
宮古魚菜市場内で実施した市場の方々向けの上映会
新潟シネウインドでの上映後、浦安の海苔プレゼントのためのじゃんけん大会
兵庫県北部の豊岡劇場での上映会
映画館ロビーにて舟盛りを食べながら観客の皆さんで交流しました
上映後は地元のおけしょう鮮魚さんとのトークを実施
舞鶴の映画館シネグルージャにて、上映後に地元の水嶋鮮魚さんとトーク
上映後は横山商店さんが干物を焼いてくださいました
8800 円
11000 円
残り15枚
50000 円