裏小樽モンパルナスのテナント、バム&ディスコをご紹介します。
vol. 10 2026-03-05 0
複合文化施設、裏小樽モンパルナスについて広く、深く知っていただくためのアップデート。今回ご紹介するのはテナントとして入っていただいているbum curry & cafeとdisco used & vintage。クラウドファンディングの返礼品として2店舗で使えるお買い物券もご用意しています。
バムカレーは独学でカレー作りを学んだ木下さんが2022年春、市立小樽文学館前、旧手宮線沿いにあるバラック的建物群の一軒でオープンしました。チキンカレー、アサリキーマカレー、豆カレーを基本に季節のカレーも提供。除雪が入らず冬期間は長期休業を余儀なくされながらも、知る人ぞ知る本格派スパイスカレー店として評判になりました。翌年10月、大家さんから取り壊し予定のため移転をと言われ、物件を探していた時に私たちは木下さんと出会いました。
私たちも仲良くさせてもらっているバックパッカー御用達の宿、山小家の山岡さん企画で、オープンに向けて改修工事が始まる直前の裏小樽モンパルナスで古本市と小樽のイラストレーター、ホリイヒトシさんの作品販売を開催していただきました。山岡さんはFREEDOM BOOKSという古本屋さんもやっており、ほかに銭函のDUAL BOOKSさん、札幌のShanti Booksさん、トロニカさんにご出店いただきました(この古本市は裏小樽モンパルナスオープン後も年一回のペースで開催いただき、大変人気です)。この年の4月に山岡さんがバムカレーで古本市を開催していたつながりで、会場にいらしたのが木下さんでした。山岡さんに木下さんをご紹介いただいた際「じつは梁川でカレーやさんをやる物件を探しているのですが…」と相談されました。裏小樽モンパルナスでは飲食テナントに入居いただくスペースを作る計画でしたが、その時点では別の方が入る予定だったので、木下さんには近隣の空き店舗をご紹介しました。
その時…。梁川通りと交差する竜宮通りから海の方を見ると、とても大きくてきれいな虹が出ていました。思わず初対面の木下さんに「虹ですよ!」と大きな声で叫んでしまいました。
そんな印象に残る出会いからわずか数日後のこと。テナントとして入居していただく予定だった方から、諸事情で出店を見合わせたいと連絡がありました。非常に残念ではありましたが、すぐに「カレーやさんに声をかけてみよう」と考え、手宮線沿いのお店に食べに行きました。お店の内装もセンス抜群で、味も最高。これは間違いなし!と木下さんにテナント入居のお願いをしたところすぐに話がまとまりました。11月に開催した「裏小樽バザール」には、木下さんの同級生で古着屋を開業したいと考えていた今堀さんと一緒に早速出店、裏小樽デビューを飾っていただきました。
店舗移転が決まったことについて、木下さんはインスタグラムに次のように書いています。
「思い出の地で沢山の人に助けられながら開店をしてカレーを炊き続け1年半。。あっという間でこの場所がなくなってしまうことに今は寂しい気持ちしかありませんが、人生の運を使い果たしたのではないか?!というご縁に見舞われ、めでたく次の店舗を見つけることができました。 」
あの虹はやはり、「幸福の七色の虹」だったのだと思います。
若い方々が梁川通りでお店を出して、通りに新しい色が加わっていく…。そんな風景を夢見ていた私たちにとって、このご縁は本当に嬉しいものでした。2024年2月に裏小樽モンパルナスの改修工事がほぼ終わり、それから5月のオープンまでは、私たちも、木下さんも今堀さんも、掃除をしたり、ペンキを塗ったり、照明をつけたり、家具や什器を配置したりと、それぞれ最後の仕上げに連日朝から深夜まで作業を続けました。この期間を通して「同志」のような連帯感が生まれたように思います。私たちには二人娘がいますが、今では彼女たちは木下さん、今堀さんをお姉さんのように慕っています。独身のお二人ですが、結婚式には私たちも親同様に出席させていただこうと思っています。
バムカレーもディスコも、地域の方々にも、民泊に泊まるお客様にも大評判です。私たちが経営しているジーンズショップロッキはセレクトショップですが、ディスコのようなおしゃれな古着屋さんができたことで相乗効果も生まれています。梁川通りには、老舗のお蕎麦屋山安さん、若鶏半身揚げで有名ななるとさん、海外からのお客さんにも大人気の伊勢鮨さん、地域の食材を活かしたイタリアン、バリロットさん、そしてロックな大盛あんかけ焼きそばを食べに行列ができる龍鳳さんなど名店がたくさんありますが、バムカレーも加わって、ますます「食とおしゃれの梁川通り(!)」として発信していきたいと思います。
そのバムカレーがホストになり、小樽市外のおいしいカレー店をレンタルカフェGCGBにゲストとして迎える「裏小樽カレーフェスティバル(仮)」も企画中ですので、ご期待ください!
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