「裏小樽モンパルナス」
昭和初期から残る小樽の建物をカルチャーの発信拠点として再生したい。

　７月６日にスタートした私たちのプロジェクトに多大なるご支援をいただき有難うございます！スタートして５日間で目標額の１割を超えるご支援をいただきました。改修にかなりの金額がかかり目標額も高い設定になっている中、Motion Galleryでも注目のプロジェクトに選んでいただいたほどで、本当に感謝しております。

　今後、こちらのアップデートでは、このプロジェクトに関わって下さっている方々などもご紹介しながら、プロジェクトのコンセプトや広がり、可能性を実感していただけるような情報をお伝えしたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

　まず第一回目ということで、私たちのお店、ジーンズショップロッキとはどんなお店なのか、写真とともにご紹介します。

　創業は2007年４月。代表の平山三起子の両親が経営していた『ジーンズショップアメリカ』が、入っていた駅前テナントビルの再開発に伴い前年に閉店。働いていた三起子が独立する形で小樽駅前の都通り商店街にオープンしました。当初はレディースアパレルのみを扱っていましたが、2013年に三起子の実家である『日米商会』の店舗に移転して以降、メンズや食品、書籍など、衣料品だけでなく、私たちが好きなもの、売れたら嬉しいもの、小樽ではなかなか売っていないものにフォーカスして商品を揃えています。よく「何屋さんかよくわかりませんね…。」と言われます！

　アパレルブランドとしてはフェアトレードのPeople Treeのほか、Cube Sugar、KILKI、Gym Master、Universal Overall、児島ジーンズ、LEEなどがメインですが、地元小樽の長靴メーカー「ミツウマ」のロゴをアパレルなどに展開している「ミツウマオーセンティック」も大人気です。小樽らしさを前面に打ち出した私たちのオリジナルブランド「SWADESHI by Jeans Shop LOKKI」も個性的なアイテムが揃っています。

SWADESHI by Jeans Shop LOKKI オンラインショップ

　その他、MOONSTAR Fine Vulcanizedや810sの靴やrasoxのソックス、雑貨や地元の作家さんのハンドメイド小物などもございます。

　食品はフェアトレード、オーガニックを中心に、内外問わずパッケージがかわいいものや、ちょっとしたプレゼントに喜ばれそうな商品を選んでいます。

　小さな書籍コーナーは「鴎書店」として2018年からスタート。本好きが高じて本屋さんを初めてしまったという一つの例です。完全に趣味の世界ですが、本の仕入れが一番楽しいです！

　ちなみに、私たちが大好きな出版社、ミシマ社のコラムに寄稿させていただいたこともあります。

みんなのミシマガジン

　気がついたら１６年…。試行錯誤の連続ですがなんとか今でも店を続けることが出来ています。自営業にとっては大変厳しい時代ではありますが、自営業にしかできないことをこれからも頑張ってやっていきます。小樽の街並みは、小さな小さな個人商店が形作ってきたのだと思っています。私たちもその末席に連なりたいと思っています。