映画ポスター制作スタート!
vol. 8 2021-12-23 0
映画ポスターの製作も動き始めています!
「海の色は夢のつづき」のポスターデザインでご協力くださるのは、株式会社ナイン(NINE)さん。
東京と静岡県焼津市の2箇所に拠点を構える、まちづくり&デジタルクリエイティブの会社です。企業のWebサイトづくりや印刷物のデザインを得意とする一方、人と人が出会えるリアルな場づくりとして「Homebase YAIZU」と言うコワーキングスペースや「みんなのアソビバ」というイベントを企画し運営しています。
焼津駅前通りに人工芝を敷いて、アソビバを提供してくださいました。ツリーも手づくり!
この日はナインさんが焼津駅前商店街で運営する「PLAY BALL ! CAFE」で打合せをしました。
お相手は、ナインの代表の渋谷さんと、デザイナーのなるみさん。これまでもクラウドファンディングを立ち上げる際からご相談に乗っていただいたり、「コレクター限定画像」のデザインをしてくださったりと、大変ご協力いただいています。
ポスターに関しても、以前から他の映画のポスターを参考にしながら「この色のグラディエーションが素敵だよね」「あのくらいシンプルなデザインも想像が広がるよね」と、アイデアの大風呂敷を一緒に広げてきました。
東京と地元の焼津市を行き来しながら新しいアイデアを生み出し続ける、渋谷さん
これからは具体的なデザインに落とし込んでいくために、まずは渋谷さんのご提案で、ポスターを見る方に「映画のどんな魅力を伝えたいか」「どんな印象を与えたいか」ということを言葉で決めていきました。
私たち制作チームでは8つほどアイデアを考えていき、それを順にお伝えしました。
ウェブだけでなく前掲のツリーをDIYしたりと、人とモノと体験をつなぐデザイナーのなるみさん
デザイナーのなるみさんが、うんうんと私たちの話を聞きながら、8つの文章にはこんな共通点がありますね、と指摘してくださったり、このアイテムは具体的なモチーフとして何度か話に出てるからきっと大事なんですね、と整理してくださいます。
渋谷さんも「これはこういうことですよね」という再確認と同時に、「でもこういうことではないですよね」とアイデアの外にあるものにも線引をして、私たち全員の共通認識を明確にしてくださいました。
お二人と話しながら、私たちがポスターで伝えたいことも少しずつはっきりしていきました。いわゆる「デザイン」というと、抽象的で「センスにお任せ」という印象がありますが、こうして一つ一つをじっくり丁寧に進めてくださるので、とても安心しながら一緒に発想をすることが出来ました。
最終的には、なるみさんがいくつかの案にまとめ、具体的なビジュアルに落とし込めそう、というところで今回は打合せを終えました。今後はそれらの案に基づいて、デザインを何パターンかご提案をいただき、また相談を重ねて、最終的に仕上げていく予定です。
ポスターやメインビジュアルは、多くの人が映画と出会う一番最初の接点になるかと思います。
渋谷さんとなるみさんというクリエイターのお力をかりて、どんなポスターが出来上がるのか、また、そのポスターを見た人とのあいだにどんな出会いが生まれるのか、今からとても楽しみです。
ぜひ続報もご期待ください。
PLAY BALL! CAFEの店内。名前のとおり、なにかを始めたい人が集まるカフェ&スペース
おしゃれなローカルマガジン「hb」も不定期で発行中。こちらからダウンロードできます
なるみさんがデザインした「焼津駅前マップ」。焼津にお越しの際はまずはこちらを