メンバー紹介 その1 プロジェクトリーダー おかやま
vol. 1 2020-08-17 0
「あたらしい内子座はじまる」プロジェクトのきっかけを作った岡山紘明(おかやまひろあき)です。現在26歳。1年半前に四国の愛媛県に引っ越してきて内子町地域おこし協力隊として、地元の空き家、空き店舗活用、古民家の維持活用に取り組んでいます。
自分の活動のテーマは「若者が暮らしやすい田舎の実現」です。
内子町に来る前は東京大学で都市工学を学んでいました(現在休学中)。専門が「歴史まちづくり」のため、国が指定した古い町並みが残る内子町に行く機会がありました。
内子町はゼミで全国各地の市町村を見る中でも、古い町並みだけでなく、芸能、祭、農村の風景、食など、憧れの田舎の要素をたくさん持っている町でした。しかし、支えている地元の住民の高齢化を見ると、近い将来、大切なものが失われる可能性を感じました。
内子に来てまず始めたのは拠点づくり。内子への滞在時間が長くなるほど魅力が伝わるはず。
中長期滞在用のシェアハウスの運営を始めました。
結果、1年半の間に20、30代で8人の移住者が来てくれました。加えて古民家の保全や耕作放棄地の開墾、地元の祭りや料理の郷土研究に取り組んでいます。現在は地元をもてなす飲食店経営と、暮らしやすい町の実現に向けて不動産事業を展開を準備しています。
あたらしい内子座プロジェクトはRisako Nakamuraさんの純粋で洗練された人柄とデザインセンスを通して、内子座と内子の町を再発見し、みなさんに発信するために立ち上げました。内子という町はおばあちゃんの笑顔から職人の伝統技術まで、失われつつある日本の大事なものが数多く営まれています。
プロジェクトをきっかけに日本をより好きになる人が一人でも増えたらいいなと願っています。
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