〈応援メッセージ〉Dayaさん
vol. 14 2025-07-29 0
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たくさんのご支援・応援、本当にありがとうございます!
残り3日になりました。
今日は、長い間、多様な声の対話の場で開催しているダーヤさんからメッセージをもらいました。
この映画についても、一緒に熱くお話しさせていただいたので、そちらの動画もよかったら見てください。
https://youtu.be/SN9R_yXQf1o?feature=shared
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さと子ちゃんの活動や今回の映画の話を聞いた時、自分の経験が蘇りました。
私が同性パートナーと子どもを産み育てようと決意したのは、もう24年前のことになりますが、当時は親に「罪だ」と言われ勘当されました。
帝王切開になったときに、公正証書を作ってあるにもかかわらず、手術の同意書は親に書いてもらってほしいと言われ、臨月のお腹を抱えて弁護士のところに泣きながら相談に行ったことを思い出します。
当時は妊娠初期からいろいろとチャレンジングな状況ではありましたし、家族の形もだいぶ変わりましたが、それでもあのときの選択はしてよかったと思っていますし、息子というかけがえのない家族ができました。そして、来年は孫が生まれます。
映画に出演されている方も、さと子ちゃんたちの活動に繋がっている方も、きっと今もいろいろと大変な思いをされ、理不尽な思い、悔しい経験をしているだろうと想像します。
それだけ日本における「異性愛前提の家族言説」や「家制度を前提としている法律」などは根深く、女性をめぐるステレオタイプや女性のライフスタイルに、まだまだ強烈で窮屈な影響を与えていると思います。
それでも、負けないでほしい。自分の生きたい形で生き抜いてほしい。子どもは、そういう親の姿を見て育ちます。
綺麗事じゃない毎日…そして、セクシュアルマイノリティであることは全く不問の、いち人間としての美しい瞬間や楽しい時間。私たちにそう変わりがないのに、なぜか分断されていく現実。
そういった日常や現状を、あるがままにさと子ちゃんの映画をとおしてたくさんの人たちに知ってもらい、見た人たちが自分自身の「家族」や「ライフスタイル」について考えるきっかけになりますように。
心から、この作品を作ってくれたことに感謝とリスペクトを。応援しています。
Daya
プロセスワーカー/葛藤変容ファシリテーター
20代からプロセス指向心理学を学び、対話と変容の場づくりに取り組む。30年近く、ジェンダー・セクシュアリティが交差する多様な声の対話の場を開催し続ける。ワールドワーク(社会的葛藤を扱う集団プロセス)という手法を通して、セクマイ当事者とアライ、マイノリティ同士の分断を超える可能性を探求している。
https://www.dayacollection.net/
https://note.com/benow_daya
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