40,000円チケット新設のお知らせ&コレクター特典「こもれびコーヒー」のご紹介
vol. 3 2014-06-19 0
~40,000円チケットを新設しました~
このたびは「住まいのない人が安心して暮らせる個室シェルターを作りたい!」プロジェクトを応援していただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで、ファンディング開始からわずか一週間で、目標金額の七割が集まっております。
本当にありがとうございます!
この間、わたしたちの予想をはるかに越える規模で、支援の輪が広がりました。
それに伴いまして、急遽40,000円チケットを新たに発行させていただくことになりました。
(つきましては、既に50,000円チケットをご購入されたコレクター様に対しましても、特典内容を追加させていただきます)
今後とも、当プロジェクトへのご支援の程、よろしくお願い申し上げます!
さて、今回のアップデートでは10,000円以上のチケットをご購入下さったコレクター様へプレゼントさせていただく「こもれびコーヒー」のご紹介させていただきます。
~こもれびコーヒーとは?~
「サロン・ド・カフェ・こもれび」は、東京新宿区にあるNPO法人自立生活サポートセンター・もやいが運営する交流サロンです。
二階建ての民家である「こもれび莊」を会場に、2004年6月より毎週土曜日、コーヒーを片手にさまざまな年代のさまざまな境遇にある人たちが交流できる寄り場として、多くの人々に愛されてきました。いいことがあった人は喜びが2倍に、つらいことや悲しいことがあった人は、その悲しみを半分に。そんな空間をサロンは目指しています。
このサロンの一番人気は挽きたてのコーヒー。サロンが始まって一年目の冬、コーヒーを飲みながら、私たちは考えました。「このコーヒーを自分たちで焙煎することはできないだろうか?」と。
そんなとき、アジアの最も貧しく最も新しい国である、東ティモールのマウベシという村で、コーヒーを生産している人たちがいることを知りました。そして、貧しいながらも懸命にコーヒー豆を栽培している、その村の農家から生豆を購入して、サロンに集まる仲間たちの手で焙煎したいという夢を抱きました。
しかし、コーヒーは飲んでいても、焙煎などやったことがない私達でしたので、作業はとても難航しました。
それでもなんとか専門家の方々や支援の皆様からのご協力と励ましを受け、1年間の試行錯誤の結果、自家焙煎の「こもれびコーヒー」が完成したのです。
現在は、元野宿者の方を中心として5名のメンバーがフェアトレードで輸入したコーヒー豆を、こもれび莊の二階に設えた焙煎機で焙煎。
焙煎した豆から、雑味の原因となる欠けた豆や焼きすぎた豆、生焼けの豆などを取り除くハンドピックという作業を行います。
ふるいを使った、実に根気と気力と体力がいる手作業なのです。
こうして生み出される「こもれびコーヒー」。
今も路上や施設、病院、インターネットカフェなどで毎日不安な日々を送っている、これから私たちの場所へたどり着くかもしれない仲間たちへの思い。そうした仲間にも、私たちの思いのこもった1杯のあたたかいコーヒーを飲んで、ひとときでも安らいだ気持ちになって欲しい。
コーヒーを通じて、人と人とのつながりを少しずつでも取り戻すきっかけを作り出して行きたいと思っています。