【前編】映画の骨組み、遠吠えの脚本はいかにして生まれたか。シェーク監督に聞く。
vol. 45 2021-07-31 0
冷やし中華、はじまりました!!
滑り込みで長雨を回避した『遠吠え』撮影の終了から、もうひと月を越え、
ここで中締め とイキましょうか、アップデートでは初の当人談!
皆さま、このプロジェクトの核となるこの男
監督シェークMハリスからの、蔵出し「制作秘話」をボナペティです。
編集部「あっという間に1ヶ月経ちましたね。」
シェーク「撮影中の9日間、時間が経つのがとにかく早く感じたのですが、この一ヶ月は更にあっという間に経ってしまいました。」
編集部「今回のプロジェクト、全体的にはどーでしたか?」
シェーク「思い返せば、初稿が上がった今年の4月からクラファンが始動し、クランクインするまでの2ヶ月間もあっという間だったし、土屋さんから企画の話をもらった去年の3月から書き上げるまでの紆余曲折した約一年間もあっという間だったし……。経験した中身はとんでもなく濃いはずなのに。時間というのは本当に気まぐれで残酷だなとつくづく。」
編集部「そもそも『遠吠え』はどーやって生まれたんですか?」
シェーク「案外ここまでの投稿で、そこはあまり触れられることがなかったですね。」
編集部「はい、それはもう監督から是非語って貰おうととっておきました。」
シェーク「まずは脚本の着想についてなんですが…、最初に、制作総指揮の土屋さんからお題の振り出しがありました。土屋士、小谷沙奈江、小野孝弘、池上リョヲマ、小飯塚貴世江の五人の俳優にアテガキをして、70分尺の作品を作って欲しいと。それを聞いた僕は、ルノワール新宿明治通り店で頭を抱えました。」
編集部「そうだったんですね。すごく悩みましたか。」
シェーク「自分が今まで撮ってきたのは、どれも同世代の人物たちだったんです。けれど、お題に出された俳優は、最低でも一回り違うアラフォーやアラフィフ世代。どうしたらいいのか、困ってしまい……。」
編集部「いきなり敷居が高かったんですね。」
シェーク「はい。そりゃもう。」
さて、土屋さんからお題を出されたシェーク、どう脚本制作に取り掛かったんでしょうか。
脚本は映画の大事な部分、建築で言うところの骨組み、
ここがしっかりしてないと、芯がなく、弱い作品になります!
それでは、今日はここまで、皆さま後編をお楽しみに。
こうやって一人一人が大事に思いを紡いで撮りきった遠吠え!
お楽しみ頂くべく、目下大編集中デスっ!!
ぜひとも映画館で、たくさんの人に観ていただきたいっ!
最後に、またもやお願いではありますが、
映画「遠吠え」の上映資金、ブ暑いご支援お待ちしております。http://www.tsuchipro.com/tooboe/