「わたし、やっぱり映画好きなんだ。」…クラファン残り4日!
vol. 16 2025-07-27 0
クラファンも残り4日!
映画祭立ちあげメンバーの1人、芝本からのメッセージです。
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わたし、映画、好きだったんです。
物心ついた昭和の終わり。我が家の隅には母が買い貯めた映画雑誌のスクリーンやロードショーのバックナンバーが積まれていました。
今ほど情報も娯楽もなかったあの頃。 華やかなムービースターの横顔や衣装を絵本代わりに飽かず眺めたものでした。何が書いてあるのか全部は分からなかったけど、ラブストーリーの筋書きは、見てはいけないものを見ているようなドキドキ感がありました。
学生時代はレンタルビデオ全盛期。 話題作のビデオ化を待って毎日お店に通ったのも、超大作を観るために映画館に何時間も並んだのも、今は昔。
いつの間にか母になって、子ども中心の暮らしで、自分のために映画を見るなんて発想も時間も持てない日々が続くと、わたしの中で映画は「好きだった」ものになっていきました。
そんな中、映画に再会するきっかけをくれたのが大田原愚豚舎のおふたりでした。 知人の紹介で「テクノブラザーズ」にエキストラ出演する機会をいただき、映画との新たな関わり方を知りました。
2024年、大田原愚豚舎作品の上映会が大田原市で開催され、2025年は大田原で映画祭をやる?! 縁あって、この計画に関わることになりました。
初めての実行委員会はわたしの小さな事務所で開かれました。 昭和の雰囲気いっぱいの部屋で、車座になって映画の話をしていたら、少女時代、畳の上に腹ばいになってスクリーンをめくっていたときの、あのトキメキが帰ってきたんです。
わたし、やっぱり映画好きなんだ。
正直言って、往年の名作もしっかりチェックできてないし、ブランクもある。ちょっと気後れしていたら
え?あの映画観てないの?! これから楽しめるなんてうらやましい!
そう言ってくれる映画人がいる映画祭です。
それまでの映画との関わりがどのようなものであるかに関わらず、老若男女、属性もさまざまなメンバーが持ち味を出し合う実行委員会。 トラブルだってありますが、そのドタバタがドキュメンタリー映画のようで最高に楽しいんです!
あなたも、栃木国際映画祭の仲間になってくださいませんか? クラウドファンディングにはチケットつきのコースもありますので、是非ご活用の上、会場にお越しください。
手作りの映画祭ゆえ、豪華な演出はありませんが、最高のプログラムと笑顔でお待ちしております。 私たちのレッドカーペット、びっしりと敷き詰められた黄金色の稲穂の絨毯もご覧ください。 美しいですよ。
皆様のご来場を心からお待ちしております!
一般社団法人ひびとりどり 社会福祉士
芝本沙南