雑誌記事公開第四弾 日本美術院同人日本画家
vol. 4 2023-08-04 0
「100年後の日本人よ、発酵し、成熟せよ」
日本画家・株式会社IKI 代表取締役 宮廻正明
宮廻正明
1951年島根県松江市生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科、同大学院修士課程修了後、非常勤助手となり、平山郁夫に師事。その後、2000年に同大学教授、2018年に退官。現在は名誉教授。院展では外務大臣賞、文部大臣賞、内閣総理大臣賞など受賞歴も多数。
2018年には文化財の遺伝子を受け継ぐことを目的に株式会社IKIを設立、クローン文化財、スーパークローン文化財などの制作に挑む。
裏彩色という古典技法で微細な精神性を描く日本画家・宮廻正明氏は、国内・海外で高い認知度を誇る。しかし、彼を表す代名詞は「日本画家」だけではない。彼は、最先端技術と芸術家の技巧を融合させて「クローン文化財」を製作する、ベンチャー企業の代表取締役という顔も持つ。
取材に訪れた宮廻氏のアトリエは、描きかけの絵画、貴重な美術品や珍品、そして世界中から集めた鉱物が散りばめられたおもちゃ箱のようだった。
宮廻氏が語る、自らの原点、独自の芸術論、そして100年後も続く芸術の精神性。膨大な知識の蓄積が作り出す色鮮やかな発想が、反物を広げるように目の前で繰り広げられる。
続きは、WEB【THE RACE】にて。
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