電子書籍版 戯曲『ノーマル・ハート』
vol. 41 2020-05-17 0
その節は大変お世話になりました。
大都社様のご協力により、戯曲『ノーマル・ハート』の電子書籍版が、全国電子書店で刊行されております。
2019年4月、奇跡のクラウドファンディングで書籍刊行が実現した、戯曲版『ノーマル・ハート』が電子書籍で完全版として、ついに登場!
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エミー賞・ゴールデングローブ賞・トニー賞受賞作品
友人の死が500人を超えたとき、私は数を数えるのをやめた。(ラリー・クレイマー)
1981年、奔放な性を謳歌していたゲイの間に謎の伝染病エイズが広がっていた。
ジャーナリストのネッドはニューヨーク・タイムズの記者フェリックスと出逢い、やがてふたりは惹かれあう。出来のいい兄へのコンプレックスを抱え、恋すら知らない無鉄砲なネッドと、一度女性と結婚し、失敗した隠れゲイのフェリックス――だが、ふたりの束の間の幸せを病が蝕んでいく。フェリックスがエイズを発症し……。
たった一人の演説から始まったという、伝説のエイズ団体アクトアップの創始者ラリー・クレイマーが、強烈な祈りを込めて書き上げた、自叙伝的な戯曲。1986年初演。
≪電子書籍版特別付録≫
イメージイラスト;座裏屋蘭丸
クラウドファンディング時とは、色違いバージョンのイラストになります。
『どうか知っていてほしい』;ラリー・クレイマー(翻訳=北丸雄二)
著者からの手紙も掲載しています。
どうか知っていてほしい。『ノーマル・ハート』の中のすべてのことは実際に起きたことなのだと。生きて、話して、そして死んだ実際の人間たちがいたし、いまもいる。その彼らのことだと。可能な限り私は彼らをここに提示した。
あれ以来、また何人かが死んだ。ブルースも死んだ。本当の名前はポール・ポウファム。
トミーも死んだ。彼はロジャー・マクファーレン。私の親友だった。
そしてエマも――
以下は、書籍にて…
完全版 ノーマル・ハート 著/ラリー・クレイマー 翻訳/北丸雄二
全国の電子書店にて配信中。
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ぜひお見逃しなく。