監督からの意気込みコメント
vol. 1 2016-03-19 0
本作の監督を務める渡邉 聡より、この作品への想いを綴ったコメントが届きました。
是非ご覧ください。
ー限界を突破したその先に何があるのか。
自分が2013年に設立した「映像製作団体Move」は、2015年制作の「限界突破応援団」を最後の作品として活動を終了するつもりでした。
「限界突破応援団」はそのタイトルの通り、あらゆる内容的・技術的・経済的な限界を超えた企画となり、主要出演陣に多大な苦労を強いることとなりました。
また、私たちMoveスタッフにも限界を超えた労力を要求したその作品は、多くのスタッフに「映像を作ること」の楽しさを忘れさせるほどのものでした。
「映像を作ること」。
それは自分の夢であり、スタッフにとってもそうであるはずでした。
夢を追っているはずがいつのまにか夢に追われていたのです。
最後にもう一度、夢を楽しむことを思い出したい。
メンバーがそれぞれの道でそれぞれの人生を歩み始めようとしている今、それが私の精一杯です。
高校時代にダンスに熱狂していた自分は、どうしてもタップダンスを主軸に据えた作品を撮りたいと常々思っていました。タップダンスの持つ独特のリズム感と力強さ、そして動きと音で楽しむ視覚的・聴覚的な躍動感に魅了されたからです。
そこに、プロデューサー角洋介の「馬頭琴の調べに合わせて踊る」というアイデアと、グラフィックデザイナー須藤史貴の「夢を楽しむ」というアイデアが合体して、今回の企画がスタートしました。
ご支援いただいた皆様には今回リターンとして、YouTube限定リンクのお渡しや、上映会へのご招待を予定しております。
本作をご覧いただいた皆様が、夢を楽しむ気持ちを大切にしていただきたい。また、10年後や20年後に、夢を楽しむ気持ちを思い出していただきたい。
そんな気持ちを込めながら、企画を進めております。
最後に、多くの皆様の支えによってMoveが活動を続けられていることに感謝を申し上げます。
映像製作団体Move 代表
短編映画「蹄楽夜景」監督 渡邉聡
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