映画『茶飲友達』2023 年2 月渋谷ユーロスペース他全国順次公開!
vol. 24 2022-10-21 0
お待たせいたしました!
シネマプロジェクト第10弾、外⼭⽂治監督最新作『茶飲友達』を、2023 年2 ⽉に渋⾕ユーロスペースほか全国順次公開する運びとなりました。
公開決定に併せまして、ティザービジュアルと特報が出来上がりましたので、ご覧くださいませ!
映画『茶飲友達』公開決定によせて主演の岡本玲さんと、外山文治監督よりコメントいただいております!
岡本玲コメント(主演・マナ役)
ワークショップオーディションから始まりコロナ禍での撮影中⽌を乗り越え、⼤切に育ててきた「茶飲友達」がついに完成しました。
万⼈が納得する正しさを求められる社会で、傷つきながら器⽤に⽣きる現代⼈。
⽬を逸らして投げ捨てられてきた痛みを拾いあげた映画です。
時にぶつかり合いながら、スタッフキャスト、そしてクラウドファンディングに参加してくださった皆様と、みんなで愛を注いだ作品です。
多くの⽅の⽬に留まることを切に願います。
外⼭⽂治コメント(本作監督)
いつか⾼齢者が「おじいさん・おばあさん」の役割を脱ぎ捨てた映画を作りたいと願っていました。
私がシニアの光と影や若者の閉塞感を撮り続けてきた中で、もっとも快活で愛おしい映画です。⽼いも若きも、誰だってひとりは寂しい。それなのに社会が、法律が、同調圧⼒が、⼈々をより孤独に向かわせて⽣きづらい世の中にしていると私は思います。
今こそ「茶飲友達」をお届けしたいです。
映画について
【あらすじ】
佐々⽊マナ(29)をリーダーとする若者たちは、時代を先読みした⾼齢者専⾨のコールガール「茶飲友達(ティー・フレンド)」を設⽴。 新聞の三⾏広告に「茶飲友達、募集。」と掲載し、集まってきた男達のもとへ⾼齢⼥性を派遣し利益を得ていた。 マナは「世の中の保健室を作りたい。誰でも逃げ込める場所を」という思いから、⼀⼈でも多くの孤独な⽼⼈を救いたいと理想を掲げて、シニア世代の影の部分のセーフティネットの役割を担うようになっていく。
「ティー・フレンド」には多くの働き⼿、通称「ティー・ガール」が在籍している。 介護⽣活に疲れた⼥性、ギャンブルに依存する⼥性、いつまでもチヤホヤされたい⼥性、最期を楽しんで終わりたいと願う⼥性……。
そんな海千⼭千のティー・ガールたちとの時間を様々な事情を抱えた男性顧客が買っていく。
⼀⽅、「茶飲友達」を運営する若者達もまた、出⼝の⾒えない社会のなかで閉塞感を抱えて⽣きていた。親との絆を信じられない⼥性、両親の事業失敗をきっかけに挑戦することに臆病な男性、妊娠しても⼦供が産めない環境に苦しむ⼥性。 そんなままならぬ若者や⾼齢者を、マナは⼀つに束ねて「ファミリー」と呼んで⼤事にしていく。
ある⽇、⼀本の電話が鳴る。
それは⾼齢者施設に住む⽼⼈から「茶飲友達が欲しい」という救いを求める連絡であった―――。
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【監督・脚本】外⼭⽂治(「ソワレ」「燦燦」「海辺の途中」「春なれや」「わさび」)
【キャスト】岡本玲/磯⻄真喜 瀧マキ 岬ミレホ ⻑島悠⼦ 百元夏繪 クイン加藤 海江⽥眞⼸ 楠部知⼦ 海沼未⽻ 中⼭求⼀郎 アサヌマ理紗 鈴⽊武 佐野弘樹 光永聖 中村莉久 牧亮佑/渡辺哲
製作:ENBUゼミナール
2022年/シネマスコープ/5.1ch/135分
©2022茶飲友達フィルムパートナーズ
http://teafriend.jp
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今後も詳細情報決まり次第に、こちらで発表してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
プロデューサー 市橋浩治