撮影はまだまだ続いている
vol. 20 2023-11-15 0
大幅に撮影が遅れており、みなさまにはご心配をおかけしておりますが、なんとか撮影は継続中です。岡本よりたかさんより、メッセージをいただきましたので、紹介させていただきます。
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心配している人も多いと思うが、ドキュメンタリー映画の撮影はまだまだ続いている。
足掛け3年目の撮影に入った。ドキュメンタリーはともすれば10年かかると言われるが、それまで僕が生きていられるのか(笑)。
それに、最初の頃に考えていた映画の内容とは随分様変わりをしてきた様子。
長岡 参氏。
コンセプト作りと撮影準備を始めるも、コロナ禍で延期。そうこうしているうちに種苗法の改正は決まり、施行され。
撮影が進み出し、石徹白洋品店やブラウンズフィールドや野口のタネや農家さんやと、あちこち撮影に行くも、その現場で知る新しい情報とインスピレーション。
今まで想定していなかったキーパーソンが現れて、どんどん軌道修正しながら、大物を追いかけつつ、方向性を変えていく。
この映画は種の映画というよりも、この社会の歪みの中で、どう生きるかという問いかけになりつつある。
宮崎駿が「君たちはどう生きるか」という映画を考え出したのは10年近く前のことらしい。その時、宮崎駿も完成まで生きていられるのかと言っていた。
宮崎駿と比べるのは大それたことかも知れぬが、この社会状況を見ていると分からないでもない。
まぁ、いずれにしろ、ドキュメンタリー映画の撮影はまだまだ続くようだ。
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