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ドキュメンタリー映画『それでも、種を採る人』をクラウドファンディングで実現!
議論が紛糾する「種苗法改正」問題。各種の関係者や専門家に取材しながら「種」に魅せられた人々の活動を追い、自分たち生活者がどうこの問題をとらえたらいいのかを考える一助とするためのドキュメンタリー映画、『それでも、種を採人る(仮題)』を2021年から制作し、2022年の公開を予定しています。ご支援のほどよろしくお願いします。
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映像作家/映画監督。徳島県佐那河内村在住。 都市と農山村という2つの相反する視点からもたらされた独自の切り口や作風に定評がある。 自主映画のスタッフ、伝統工芸の職人見習いなどを経て、2010年に東京から徳島県神山町に移住し、四国を中心に広告を作りながら映像作品を制作。代表作は日本中の限界集落を数年に渡って探訪した『産土』や、6年の歳月を費やし或る老婆の人生を描いた『神山アローン』。同作では札幌国際短編映画祭でベストドキュメンタリー賞等を受賞した。2019年に初のフィクション映画『あわうた』を完成させ、現在海外の映画祭に出品中である。
議論が紛糾する「種苗法改正」問題。各種の関係者や専門家に取材しながら「種」に魅せられた人々の活動を追い、自分たち生活者がどうこの問題をとらえたらいいのかを考える一助とするためのドキュメンタリー映画、『それでも、種を採人る(仮題)』を2021年から制作し、2022年の公開を予定しています。ご支援のほどよろしくお願いします。
想像以上のスピードで、当初の目標を達成しました。
ご協力して頂いた皆様には、心から感謝いたします。ありがとうございました!
あと1ヶ月の猶予の中で、この作品をより良く深みのあるものにするため
取材時間や日数の増加や、取材対象範囲(人数)の拡張をしたいと考えます。
そのため、当初金額の150%となる6,000,000をストレッチゴール(目標延長)として
目指すことを決意いたしました。
引き続き、シェアなどのご協力を頂けたらと思います!
本篇制作開始のための予告編を作りましたので、御覧ください。
今国会での可決が有力視されている「種苗法改正」問題。多くの大規模農家や団体が賛成する中で、「個人の種取りをすると逮捕される」と受け止め、警鐘を鳴らす人々もいます。
「種」ーそれはすべての動植物の根源的存在です。
命の神秘を知るための手がかりであり、「種明かし=仕掛けを明らかにする」という言葉があるように、「命自体の仕掛け(プログラム)」そのものだとも言えます。
デンマークの学者であるベント・スコウマンは「種子が消えれば食べ物も消える。そして君も。」という言葉を残しました。
しかし普段の私たちは食べ物自体に対してと同様に、「種」というものをあまり意識していません。
伝統的な種と新しく作られた種がどう違うのか。「種」というものがそもそもどのようなものであり、どのように発芽し農作物をつけるのか。そしてどれくらい前から人はそれに向き合ってきたのか。どのような考え方、とらえ方があり、なぜそれが紛糾の火種となってしまっているのか。
それを
生活者目線で理解するための映画を作りたいと考えました。
世の中には、種の魅力に人生を捧げてしまうほど、夢中になってしまう人々がいます。合理性や商売を度外視してまでそれに向き合っているのです。彼らはなぜそのような事ができるのか。
私たちが作りたいのは、種自体について、そして種に魅せられた人々の姿のドキュメントです。
「主要農作物種子法」が廃止されて2年。「種苗法」の改正も目前です。 この二つの法律の動きの根拠は、日本の知的財産を守るということのはずです。
しかし、現実には多国籍企業の資本による育成者の知的財産を守る反面、採種し続けてきた農家に、採種を諦めさせるというものです。
僕は、その流れを危惧し、遺伝子組換え種子やゲノム編集種子の特許問題について訴え続けてきました。
そんなある日、採種権利のゆくへに危険性を感じた一人の若者が、種の共著本を作りたいと申し出てきました。森口耕次さんです。 二つ返事でその出版を受け入れたのですが、その若者は、志半ばで病によりこの世を去ってしまいました。
しかし、意思を継ぐ方が現れました。それが、「産土」というドキュメンタリーを製作した映画作家、長岡マイルさんです。
彼と出会い、僕は再び採種権利の問題を訴える活動を再開することにしました。本ではなく、映画という形で。
種は命の源です。そして種採りは生き方でもあります。 人間の命は、地球誕生以来、一度も途切れることなく今に繋がっています。
目の前にある野菜も同じく、一度も途切れず繋がってきた命です。この二つがこの瞬間に出会って、食事が始まり、次の命に繋がっていきます。
なぜ、日本の農家は種を採らなくなったのでしょうか?なぜ命を繋げることに、知的財産権という概念が生み出されたのでしょうか。 それは、食料生産を掌握することで、莫大な利益を得ようとする人たちがいるからです。
しかし、 今、種を採ることにこだわる、若い農家が生まれています。
今、古き種を繋げる事に一生を捧げる人たちがいます。
今、日本の原風景を取り戻そうとする若者がいます。
今、種を残すための仕組み作りに没頭する若者がいます。
採種の許諾制という社会の流れとは相反する小さな農家が、大きな野望を持って合法的に自家採種を続けているのです。僕は、このふたつの相反する考えを描いてみたいと思います。 小農や種採りに一生を捧げる人たちの姿から見えてくる、種が持つ神秘性と生命力、さらには、生きるために必要な食料の源である種の大切さが感じられる映画を生み出したいと思います。
■プロフィール 岡本よりたか(おかもとよりたか)
1958年福井県生まれ。TVディレクター時代、取材を通して農業の環境や健康への破壊的ダメージを知り、また、ITエンジニア時代、効率化という名の非効率な経済社会のシステムを知り、40歳半ばで、社会に背を向け、山梨県北杜市に移住して山暮らしを始める。その後、自然農法を学び、それをヒントに、自分なりの農法を確立しながら農業に勤しむも、生活苦に陥る。しかし、そのお陰で、人は水と太陽と空気と種さえあれば生きていけるという真実に出会う事になる。それ以来、経済社会の不自然さを訴える講演活動を開始。当時、自家採種を禁じる遺伝子組換え種子の事も知り、世界を制するバイオテクノロジー企業への警告の意味で、SNSにて、種に関する情報発信も始める。現在は、岐阜県郡上市に再移住し、自家採種の大切さを訴えるセミナーや講演を開催しながら、生き苦しいこの世の中を生き抜くための手段としての、自然農法の普及にも努めている。また民間のシートバンクである 「たねのがっこう」を主催し、農業スクールなども開催している。
著書に「種は誰のものか」(キラジェンヌ出版) / 「無肥料栽培を実現する本」(マガジンランド) / 「野菜は小さい方を選びなさい」(フォレスト出版) などがある。
この動画は、2012年に制作した 『産土』というドキュメンタリー映画の中で、沖縄久高島を取材したもののワンシーンです。ここで魂が抜き取られるから声だけにしてくれと言われた男性がこの話をしてくれました。
「植物の種も、人の種も海からやってくる」という彼の言葉から、僕は海の小石をお産時の床に敷いていたものが起源である「産土」という言葉のそもそもの着想を得たように思い、いつしか「種」に関するドキュメンタリーを作りたいと思っていました。また僕の住む徳島県の神山町は穀物の神であるオオゲツヒメを祀るただ一つの神社もあり縁もあるなと。
二年前にある友人がなくなりました。彼は岡本よりたかさんという方の人生を取材する本を作るのが夢で、何度も岡本さんに取材を重ね、最後の最後まで頑張っていましたが、彼の望みは叶わないままでした。「友人」と書きましたが、それまでは同じ町の移住者同士ぐらいの関係性だったんですが、なぜ彼はそれほどその本を出したかったのか興味を持ち、岡本さんのフェイスブックをフォローしてみることにしました。そしてふと見た投稿で「種の映画を作りたい」という一文を目にし、いてもたってもいられずメッセージを送ったのが、そもそもの始まりです。岡山にいらしていると聞き会いに行き、なにか一緒に作れるなと思いました。
制作者としての僕の立場は、種苗法改正に対して「賛成」でも「反対」でもありません。正直に言いましてどっちつかずです。言い訳的にもう少し言いますと、賛否を判断するための材料を自分は有していないというのが、素直なところだと思います。企画を考えていく過程で、友人知人含め何十人かの方たちに意見を聞きましたが、だいたい僕と同じだなという印象を受けました。
なので、この映画では、様々な立場や専門を代表する人々に、まず直接話しを聞いてみたいと思います。事前段階でイデオロギーに左右されるのではなく、ゼロベースから話を聞いてみたいなと。そして多くの種の関係者や、種に魅せられた人に取材したいと思います。普通に考えれば、もし僕が農家を今から志すならば、食べていけないかもしれない方向性に進むということは、家族もいますし、普通は考えづらい。なのに、なぜ彼らは人生を賭して進もうとするのか。暫定の予想として自分が持っているのは、きっと「未来のため」を考えているからではないかと思います。『産土』の取材であちこちの林業家の方から「昔の人は、自分や子供の代では利益にならなくても、孫のため(利益をだすため)に木を植えた」と聞いた言葉を思い出します。
世界中がコロナ禍に揺れ苦しんでいる現在、この映画がかけがえのない明日を形作る一つの「種」となることを願っています。
■監督プロフィール
長岡マイル(ながおかまいる)映像作家 長岡活動寫眞代表 。
1979年、千葉県四街道市生まれ。東京でフリーランスとして、様々な自主映画のカメラ・照明・美術スタッフ、伝統工芸の紙加工職人の弟子、映像会社のクリエイティブディレクター等として働く。2010年徳島県神山町へ移住。"長岡活動寫眞"を立ち上げ独立。四国を拠点に全国を回りながらドキュメンタリー映像、広告映像を広く制作している。2017年 『神山アローン』が札幌国際短編映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。2018年同映画で第1回小布施短編映画祭にて一般審査員賞を受賞。
代表作 /ドキュメンタリー『産土』『神山アローン』 『あわうた 』
(変更する場合があります)
◆関野農園 関野幸生さん
埼玉県で固定種の種子を採取し野口のタネの販売している。埼玉県という都市農業で、固定種の自家採種をしながら農業を営む関野さんは、自ら採種した固定種の種も野口のタネを通して販売をする。普通の農家が種屋に種を下ろすという今時珍しい農家。
◆八百屋 warmer warmer 高橋一也さん
日本中の古き良き古来種の野菜を発掘し、農家を口説き落とし、古来種だけの野菜を個人やレストランに販売する。効率性の良い交配種の野菜は一切取り扱わず、古来種だけの野菜の八百屋を吉祥寺という東京で展開する。多くのイベントを開催企画しながら、古来種野菜を広めようとしている。
◆ラウンズフィールド 中島デコさん
千葉県いすみ市にて、自給自足の暮らしをしながら、多くの若者たちを受け入れ、サスティナブルな暮らしをしている。毎年2トンの自給用お米や野菜、その他の穀物を自家採種で作り続け、経済至上主義の現代とは一線を画した小さな村で暮らしている。
◆ぬながわ村農園 宮原大樹さん
新潟県十日町で棚田を復活させ、手植え、手刈り、自家採種にこだわる。日本の古来の米はどこに行った。日本の原風景の棚田は何故廃れたのか。新潟県十日町市で、耕作されて荒れ放題の棚田を妻と二人で再生し、しかも全て手植え、手刈りにこだわりながら、1町歩を超える面積に、今は誰も作らなくなったササニシキなどを作り続ける。もちろん自家採種である。
その他、多くの採種農家や種子に関わる人たちを描いていきます。
本プロジェクトの目標金額は『400万円』としました。用途は以下の通りです。
・企画・制作・撮影・編集費:300万円
・上映公開費(会場、チラシ、ポスター、パンフレット、広告費等):80万円
・DVD・BR制作費:20万円
・消費税(10%) 40万円
・MotionGallery手数料(10%) 40万円
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コレクターとなって頂いた方限定に、新たに以下のコースを追加します。
● 700円コース(産土パンフレット単体):すでに1万円コースをコレクションされた方で『産土』のパンフレットが欲しい方におすすめです(限定30部)。
●2,000円コース(産土DVD単体):すでにコレクションされてくれた方で『産土』のDVDが欲しい方におすすめ(限定35部)。
2020年11月17日 クラウドファンディング開始
2021年2月22日 クラウドファンディング終了
2021年1~3月 映像プリプロダクション
2021年4月~2022年4月 撮影・取材
2022年5月~7月 映像ポストプロダクション
コレクターの方に限定で、プロデューサー岡本よりたかによる種にまつわる記事(週に一本程度)や、長岡マイルの作品の限定視聴リンクを公開しております。
取材対象者は一部変更する場合があります。
取材対象者のスケジュールによって製作期間は前後することがあります。またそれに応じてプレミアム上映、DVDの販売時期等を変更する場合があります。
新型コロナウイルスによる規制状況次第で、プロジェクトの進行を順延せざるを得なくなる可能性があります。
最後までお読み頂きありがとうございます。
クラウドファンディングは2021年2月22日まで実施しています。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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ドキュメンタリー映画『それでも、種を採る人』は、独立映画鍋メンバーのプロジェクトです。独立映画鍋は多様な映画を支え育む為に活動しているNPOです
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