【地元の声②】
vol. 4 2020-11-16 0
アップデートをご覧くださり、ありがとうございます。
プロジェクトは、おかげさまで達成率119%になりました。
これほど多くのみなさまにご支援いただけたこと、心よりお礼申し上げます。
本当に嬉しいです。
本日は、地元の方々の声を引き続きご紹介したいと思います。
すさみ町文化財審議委員会 委員長 小倉重起氏
すさみ町の文化財審議委員会では、7~8年ほど前から、毎回と言っていいほど、必ず水車小屋の保存のことが議題に挙がっていました。
大辺路長井坂クラブとして熊野古道のガイドをする中で、水車小屋の前を通るときは必ず立ち寄って、由来や経緯を観光客の皆さんに紹介しています。
このような地域の遺産は、所有者さんの協力がなければ、保存が難しいのが現実です。
ですが、すさみ町の貴重な産業遺産でもあり、私たちは自分たちでできる限り測量や記録などを行っていこうという方針を打ち出していたところでした。
そこに、この水車小屋の修復プロジェクトが立ち上がったというニュースが飛び込み、私たちは手をたたいて喜びました。
熊野古道・大辺路の新たな観光資源としての魅力はもちろんのこと、すさみ町、ひいては紀伊半島全体の産業遺産の宝でもあります。
保存や修復が叶うことは、私たちにとっても悲願であります。
私たち地域の有志も、できるかぎり協力をしていきたいと考えています。
水車の有志の会も立ち上げたいと思いています。
小倉さんは、熊野古道・大辺路のベテランガイドでもあります。
小倉さんとの出会いは、私たちが大辺路の魅力を実際に体験してみようとウォーキングをしていたときに、偶然通りがかった歴史資料館に立ち寄ったことがきっかけでした。
線香水車を直していきたい、
なにか資料は残っていませんか?
そう尋ねたところ、
「修復の話は聞いています、あなた方が手掛けられるんですね、とてもありがたい!」
と、笑顔で喜んでくださったのが、私たちとしても何よりの喜びでした。
地元の方々にこのように応援していただけることは、何よりの励みになります。
水車の会は、小倉さんの提案もあり、今月末に発足に向けて本格的に始動していきます。
引き続き、応援の程よろしくお願いいたします!