触れてみてください!(朴貞任)
vol. 7 2018-11-05 0
京都朝鮮学校襲撃事件と時期を同じくして四国朝鮮学校支援をした徳島県教組が襲撃された事件に私は深く関わった。原告は、長い教員生活の中で部落差別に直面した現場で差別に負けるな!差別はあかん!と果敢に向き合って来られた。その裁判支援の過程で私は部落問題について考えるようになった。原告を支え裁判支援に率先したのは香川の隣保館の女性達だったからだ。香川の隣保館の存在から部落問題は私の大切な人の出自の問題となった。
とっても深いデリケートな問題。でも黙って見過ごしたり、どうでもいい事では無い問題となった。痛みやったり、悩みやったり、繋がりやったり、問題は形を変えて行く。生きてる証拠やと思い、じっくり理解したいと思う。徳島事件で知り合った香川レディース(隣保館の女性達^ ^)がこのプロジェクトを推し進めています。栄子さんとは何度かお会いしてる。何度もお歳を聞いては聞き返す。パワフルで行動的、そして何とも魅力的な方。少し、触れてみてください!
朴貞任(元京都朝鮮第一初級学校オモニ会会長)