プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
部落問題の最前線について、多様な切り口で縦横無尽に語る対談集をクラウドファンディングで実現!
日本初のマイノリティ団体「全国水平社」結成から100年へ。京都市の被差別部落に生まれ、文字と教育を奪われてもなお差別と闘ってきた88歳の女性が、部落問題に携わる当事者、研究者、実践家と縦横無尽に行った対談集を出版します。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
1980年生れ。 静岡大学人文社会科学部教員。専門は地域社会学及び差別・マイノリティ研究。 編著に『差異の繋争点―現代の差別を読み解く』(ハーベスト社、2012年)。共著に『現代日本の宗教と多文化共生―移民と地域社会の関係性を探る』(明石書店、2018年)など。 これまで、(公財)世界人権問題研究センター、柳原銀行記念資料館、地域福祉センター希望の家などに在職。
日本初のマイノリティ団体「全国水平社」結成から100年へ。京都市の被差別部落に生まれ、文字と教育を奪われてもなお差別と闘ってきた88歳の女性が、部落問題に携わる当事者、研究者、実践家と縦横無尽に行った対談集を出版します。
(山本栄子筆『全国水平社宣言』)
京都の被差別部落に生まれた山本栄子(1931年生)が、その80年の人生を綴った『歩―識字を求め、部落差別と闘いつづける』(2012年)。それは、小学校で強烈な部落差別を受け、文字を覚えることもままならない中で必死に生き、子育てをし、部落問題に取り組む中で、再び、文字と教育を取り戻す母であり女性としての軌跡でした。
この本を通じて、多くの出会いが全国の中で生まれました。語りにくい、わかりにくい部落問題に、現場で地道に取り組む当事者がおり、教師がおり、一介の市民がいる。その出会いを生かして、部落問題の最前線について、多様な切り口で縦横無尽に語ってみるような対談集『いま、部落問題を語る』(仮題)を作ろうと2015年よりプロジェクトを開始しました。部落差別解消のヒントを探りたい。そんな思いが詰まっています。
★山本栄子の紹介映像
部落の心を伝えたいシリーズ 第23巻 「歩(ふ)の歩み80年」~山本栄子~
★山本栄子の前作
『歩―識字を求め、部落差別と闘いつづける』の著者である山本栄子が88歳(米寿)を迎えるにあたって、『歩』の編者である山本崇記(静岡大学)とともに、部落問題にかかわる当事者、研究者、実践家との対談集を出版することを目指しています。
拠点は山本栄子の生まれ故郷である京都市。全国水平社(1922-)はこの京都で誕生しました。メンバーは、京都で地道に部落問題をはじめとした人権課題に取り組んできた女性たちです。平野貴子(京都部落問題研究資料センター)、木村理恵(柳原銀行記念資料館)です。
【仮目次】対談集『いま、部落問題を語る』(仮題)
序 章 いま、部落問題を語る:新たな出会いを求めて(山本 崇記)
第2章 部落史研究の位置:差別の論理的把握と不断の民主主義革命
対談者:黒川みどり(静岡大学)
第3章 現在の部落認識・差別意識にどう立ち向かうか:同和教育と人権教育の成果と課題を「継承」する
対談者:阿久澤麻理子(大阪市立大学)
第4章 若者と部落問題:生き方の模索と多様なマイノリティへの拡がりへ
対談者:川崎那恵
第5章 隣保館活動の可能性:出会いと繋がりをオーガナイズする
対談者:香川県隣保館連絡協議会事務局
第6章 福知山における識字教室の取り組みと女性たち
対談者:地域女性
第7章 アジアから見る被差別部落
対談者:池亀彩(東京大学)
第8章 京都市における同和行政の「総括」とは何であったのか:新たなまちづくりを見据えて
対談者:淀野実(京都市立芸術大学副理事長)
第9章 再論・部落解放運動:差別から「解放」されるとは何か
対談者:山内政夫(柳原銀行記念資料館事務局長)
対談を終えて(山本 栄子)
(対談風景の一部)
集まったお金は、出版のための製作費(約1,000,000円)などとして使用する予定です。部落差別とは非常に陰湿であり、かつ、インターネットの登場により露骨になされています。しかし、部落問題を語ることには、ある種の重たさや息苦しさが伴います。オープンで深い対話を通じて、タブーを排し、部落差別の解消に向けた取り組みの場を一つ一つ着実に作っていくきっかけにしていきたいと思います。
★内訳は、次のように予定しています。
①製作費950,000円 ②リターン郵送費80,000円
③対談者謝礼・文字お越しなど編集費用50,000円 ④Motion Gallery手数料等120,000円
★スケジュールとしては、
2019年1月 プロジェクト募集期間終了
2月 原稿入稿
3月~5月 校正
6月 校了・最終確認
8月 刊行
9月 リターン発送
10月 出版記念会
本は、来年夏に出版する予定です。出来上がった本(『いま、部落問題を語る』)をリターンとしてお送りします。
このプロジェクトは、目標金額に達しない場合でも出版を行いますので、各種リターンについては、させて頂きます(一部内容に変更を伴う場合もありますのでご了承ください)。
出版社は生活書院です。販売予定価格は、2,500円(税込)。Amazon、紀伊国屋書店など、ひろく流通ルートに乗せるだけでなく、各紙での紹介記事を掲載予定。
前作の『歩』も全くの自己資金で発行しました。今回は、多くの対談者の協力もあり、企画を進めていますが、十分な出版費用の目途がつかず、クラウドファンディングを選択しました。出版の可能性を広げるためにぜひお力をお貸しください。
★特典(リターン)について
お礼のお手紙+全国水平社宣言(編者自筆・複写版)
編者である山本栄子よりお礼のお手紙と全国水平社宣言(複写版)をお送りします。
完成した本(『いま、部落問題を語る』)
完成した本をお送りします。
編者オリジナルのしおり
編者オリジナルのしおりをお送りします。
前作『歩―識字を求め、部落差別と闘いつづける』
前作『歩―識字を求め、部落差別と闘いつづける』を合わせてお送りします。
完成した本にお名前を掲載(任意)
完成した本にお名前を掲載させて頂きます。(任意)
出版記念会への招待(参加費無料)【2019年秋開催予定】
出版記念会にご招待させて頂きます。(参加費無料)【2019年秋開催予定/於:京都市】
※1 多くのご寄付をお待ちしています。クレジットカードをお持ちでない場合は、ぜひ、ご相談下さい。直接の手渡し、現金書留、口座振込など、ご相談させて頂きます。
※2 ただし、本プロジェクトの趣旨にそぐわない方からのご寄付はうつけられない場合がありますので、ご了承ください。その際は、リターンについても差し上げられませんので併せてご了承ください。
プロジェクトページをご覧いただき大変ありがとうございます。このような本が世の中に生み出されようとしていることを知っていただけるだけでも大変ありがたいです。まだ見ぬ皆さん、お世話になっている皆さんと、ますます、広く深く繋がっていくことで、差別を解消してくネットワークを強化したいと考えています。
その核として、本プロジェクトが刊行を目指す本が最大限役立てられればと思っています。
本を刊行して終わりではなく、この本を活用して、さらなる出会いをオーガナイズしていく。そんな気持ちを持っています。応援の程、宜しくお願い致します。
1000 円
5000 円
10000 円
20000 円
30000 円
50000 円
100000 円