この作品はある意味人生の卒業制作なんだと思う。
vol. 12 2026-03-22 0
こんにちは。
早いもので、本プロジェクトも残り10日となりました。
ここまで多くのご支援、本当にありがとうございます。
ラストスパートを迎える今、改めて「なぜこの作品を作りたいのか」その想いを綴らせてください。
私は大学卒業後の約4年間、今振り返ると“地獄のような人間関係”の中にいました。
SNSやコラムでよく「違和感のある人からは離れましょう」と言われますが、
当時の私はその“違和感”すら正常に判断できない状態でした。
きっかけは大学の卒業制作です。
納得のいく結果を出せず、周囲と比べては「自分には何もない」と落ち込む日々。
今なら分かります。それは他人との比較から生まれる劣等感でした。
ですが、当時の私はその正体が分からず、
「何者かにならなければ」
「安心できる居場所を作らなければ」
という焦りから、気づけば他人に自分の価値を委ねるようになっていきました。
その結果、歪んだ人間関係の中へ。
最初は甘い言葉で近づいてくる人たち。
でもその先にあったのは、雑な扱い、攻撃、人格否定......
そして“アドバイス”という名の搾取でした。
今振り返ると、主人公・小夜は当時の自分そのものだった気がします。
そこから4年かけて、このような人間関係から抜け出すことに成功するのですが
大きなきっかけとなったのは
・小さな成功体験を積み重ねること
・自分を否定する声から距離を取ること
この2つでした。
具体例を挙げると「自信」とは、“自分にもできる”という実感の積み重ねだと気づきました。
目標を達成できた時、自分の内の喜びを聞いてあげること、認めてあげることで
自分自身への信頼度が時間をかけて構築されていくのを体感しました。
そしてもう一つ大切なのが、「共感はする。でも、相手を救おうとしない」こと。
いわゆる“境界線(バウンダリー)”です。
どんな問題も、それを乗り越えるのはその人自身の課題であり、
他人が背負うものではないと学びました。
この作品について周りの人に話すと、
「小夜みたいな子、見たことがある」
「昔の自分に少し似ている」
と言われることが多くあります。
小夜は特別な存在ではなく、
多くの人が通り過ぎる“未熟さ”の擬人化です。
私はこの作品を「今までの人間関係を脱するための人生の卒業制作」だと思って作っています。
そして今作を通じて
・かつて小夜だった人へ
・小夜のような人に振り回されてきた人へ
伝えたいことがあります。
それは、「自己を形成することは、その人自身の課題である」ということ。
誰かに依存されたとき、それを“自分の問題”として抱え込まないでほしい。
境界線を引くことは、冷たさではなく、お互いのための選択だと思っています。
主人公・小夜は、自分と向き合うことを避け、他人の力で輝こうとする少女です。
今作では彼女の中にある不安や未熟さを通して、
自己がまだ形成されていない人の不安や心理状態を描きます。
この物語を通じて、「もう同じ想いをしなくていい」
いよいよラストスパートです。最後まで妥協せず、この作品を形にします。
もし想いに共感していただけたら、
ご支援や拡散で応援していただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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