テリー・ギリアム『ロスト・イン・ラマンチャ』
vol. 20 2020-03-13 0
今日インサイトを見てみた。
目標とする「350万円」の達成率71%。
13日、19:17現在、50人の方々に支えられ、「2,468,633円」まで集めることができました。
本当にありがとうございます!
まだ目標を達成できていないものの、これは奇跡なんじゃないかと思っています。
ただ、クラウドファンディング(MOTION GALLERY)での統計を見てみると、どうやら平均値であるらしい。
僕らの実感とは別にインサイトは、数値は冷静だ。
3/31までの18日間で残り「1,031,367円」を集めなければならない。
そうでなければ、それを本製作実行委員会で被らなければならない。
つまり、和田監督が被ることを意味する。
きっと、上映にもさらにお金がかかる。
いや、製作費とほぼ同様の金額がかかってくるのではないだろうか?
もちろん、安い上映ルームをレンタルするのであれば、安く済むのかもしれない。
でも、できるのであれば、これまで支援してくれた人々に対してだけではなく、より多くの人たちにも観てもらいたい。
そのためには、立地や上映期間を意識した上映スケジュールを作らなければならない。
「よりいい場所で」と突き詰めていけば、きっと恐ろしい金額を目の当たりにするのだろう。
そうやって、一つずつ課題をクリアしていかなきゃいけないのかもしれない。
波乱万丈な映画製作、そして発表。
面白いじゃないか。
やってやろうじゃないか。
最近、呑んでる時に友人に教えてもらった映画監督テリー・ギリアム。
1990年代後半ごろより着手している、映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』( The Man Who Killed Don Quixote)は、数々のトラブルに見まわれ、一時は暗礁に乗り上げたという。
でも、2010年代中頃より再始動し、2017年にはひとまず撮影を完了したらしい。
ただ、まだ公開時期は未定なんだと。
そんな映画があるなんて知らなかった。普通に有名な話らしいのだけど、、、。
さらに面白いのは、1999年から2000年にかけての制作開始と暗礁の帰結について、ドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラマンチャ』(2002年)というのにまとめているというのだからすごい。
これを聞いて、和田監督が製作している様子も動画でカメラに収めておけばよかったと思った。
和田昌宏が初の長編映画をどのようにして作っているのか、その記録を動画で残しておくべきだと思った。
そこには苦悩もあれば、良き撮影クルーとのことや、様々な物語がきっとあったはずだし、これからも色々起こるはずだ。
そういう和田監督が映画に向き合う姿を残さなきゃいけないと思った。
とはいえ、とりあえず、『ロスト・イン・ラマンチャ』を観てみようと思う。
スタッフ 蜷川