応援メッセージ⑤
vol. 15 2020-03-11 0
応援メッセージ、第5段!
天野太郎(横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員/札幌国際芸術祭2020総括ディレクター)
国立奥多摩美術館は、2012年に平溝川沿の製材所跡にある。
その名の通り奥多摩、最寄駅軍畑からたっぷり20分程徒歩で辿り着く。
ここに、佐塚真啓、和田昌宏、永畑智大と言ったアーティストが共同というか協働しながら展覧会などを運営している。
助成金も得ているが、文字通り手作り運営である。
特に和田昌宏とは展覧会を通じて知り合い、荒唐無稽を装いながらも創造性の高い、そして広くリアリティを共有し得るその映像作品(とは限らないが)には毎回驚かされてきた。
そもそも映画とは、その著作権は誰にあるのかと言われることもある特異な分野、だからこそ大勢の関係者を巻き込んで、大勢で作ろうという企て。
誰一人欠けても成立しないであろうこの映画を早く観たいものである。
堀内奈穂子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]キュレーター)
多くの個性的なキャスト、関係者、そして私たちさえも巻き込んで展開する奇妙奇天烈な映像世界!
ひとたび口の中の洞窟に滑り込めば、現代社会の中で「声」を失いつつある自分自身の滑稽な姿を発見するはずだ。
セイタイさんたちが発する叫び・表現は、どのように世界に轟くのか。
これは最後まで見届けたい。
東野哲史(非生産的生産活動家)
全米が泣いた。嫉妬で。令和時代最大のミステリー。★★★★★