コラム執筆者のご紹介!
vol. 9 2022-03-18 0
こんにちは!社会彫刻家基金です。いつも応援本当にありがとうございます!
さて、書籍『へそ』では「社会彫刻家アワード2021」の受賞者3組に紐づいたテーマで3名の方々に執筆を依頼しています。
文化活動家のアサダワタルさんにはHAPの活動への理解を深めるために療育とアートについて寄稿していただきました。アサダさんから応援メッセージも届いています!ありがとうございます!
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これまでにない他者との出会い方、つながり方、さらには人間の可能性を深堀りするそのやり方を発明することが、「社会彫刻」という行為なのではないかと思ってきました。
この出版プロジェクトを通して、様々な土地で、様々な領域に携わる人たちが、その方法のたねを拾い上げて育てる機会になることを願っています。
アサダワタル
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撮影:加藤甫
アサダワタル(あさだ わたる)
文化活動家
音楽などの表現行為を支点に様々な生活現場に赴き、「これまでにない他者との出会い方」をプロジェクトやコンセプトという形で制作、実践、研究、提案。コミュニティやケアの領域を得意とする。アーティスト、文筆家、教員。2000年代にドラマーやソロミュージシャンとしてキャリアを始め、地域づくりに関わるNPOや寺院に勤めた後、2010年代から市民参加型のアートプロジェクトの演出家として各地で活躍。自宅を創造的に開放し他者とつながりを生むムーブメント「住み開き」の提唱者としても知られる。2016年に滋賀県立大学大学院環境科学研究科にて、音楽によるコミュニケーションデザインにまつわる論文で博士号(学術)取得。2019年より品川区立障害児者総合支援施設「ぐるっぽ」にて、公立の福祉施設では稀有なアートディレクター職を兼任。これまで京都精華大学、東京大学大学院などで非常勤講師。近年の発表作は、著作に『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(ちくま文庫)、『想起の音楽 表現•記憶•コミュニティ』(水曜社)、CD作品に『福島ソングスケイプ』(Granny Rideto)、展示演出に「まなざしラジオ!!」(東京芸術劇場, 2020)、コンサート演出に「声の質問19」(東京藝術大学, 2021)など。受賞歴に、サウンドプロジェクト「SjQ++」(ドラム担当)で、アルス•エレクトロニカ サウンドアート部門準グランプリ(リンツ市, 2013)など。
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毎週水曜日に運営事務局の菊池宏子がオンラインスナックのママを務める「スナックひろ子」開店します~!
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今回はClubhouse(クラブハウス)にて開店します!