元小国町長 宮崎暢俊氏よりメッセージをいただきました!
vol. 7 2025-08-20 0
小国の名称の由来は、阿蘇神社の神が巡視に来られた折、御矢の原の地主が「臣が国小なりと言えども、青山四方を巡りて住吉の国なり」と言われたことに由来しています。
時は経っても小国杉に囲まれた地で、稲作、ジャージー牛の酪農、肥後赤牛の畜産、ダイコンやホウレンソウの高冷地野菜など、多様な農業が営まれています。
そこには住み続けてきた人々の前向きな努力、取り組みがありました。
小国は、暮らしの中での楽しみも育んできました。小国両神社の神楽、獅子舞、若宮神社の下城楽、杖立温泉の伝承芝居、そして能楽や俳句も楽しまれてきました。
小国杉で建築された道の駅「ゆうステーション」、町民体育館「小国ドーム」、旧西里小学校などの木造建築群は新しい町の風景を形成しています。
そのような風土から、世界的な細菌学者「北里柴三郎博士」、東洋の寡黙「坂本善三画伯」など、多数の人材を輩出しています。
今年から開催される「小さな国 十月」は、さらにこの地に新しい息吹を生み出すでしょう。
混迷の時、小国を訪れ「舞台にアートに学び」「多様な人たちとの出会い」によって、何かを思い出し、あなたの糧にしてください。ご協力をお願いします。
元小国町長 宮崎暢俊
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