畳の上でアートと向き合う — 坂本善三美術館
vol. 4 2025-08-13 0
「小さな国 十月」事務局です。プロジェクトを応援していただき誠にありがとうございます。今回は芸術祭の拠点となる場所、坂本善三美術館を紹介したいと思います。こちらでは国内外で高く評価された画家・坂本善三(1911–1987)の作品を収蔵・展示し、その作品を未来へと伝えています。
美術館の大きな特徴は、その建物。明治5年に建てられた古民家を移築・改装してつくられており、来館者は靴を脱いで畳の上を歩きながら作品を鑑賞します。畳の香りと足裏に広がる心地良い感触、障子越しのやわらかな光が、絵画との距離をぐっと近づけてくれる — そんな特別な空間です。今回のクラウドファンディングでは、この美術館を閉館後に貸し切って鑑賞できる特別なリターンプランをご用意しました。静寂の中で、自分達だけのために開かれた展示室を歩き、作品とじっくり向き合うひとときは、ほかでは味わえない贅沢な時間です。
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