ラオスの小学校
vol. 2 2019-01-03 0
明けましておめでとうございます。
ラオスでの風邪はその後も尾を引き、山岳民族の村にホームステイした際には、フラフラになりながら子ども達と遊んでいました。
その村には2年生までの小学校があり、3年生からは1km離れた隣の村で学びます。
ある日、2年生までの学校を覗きに行ったのですが、驚きました。
タイもラオスも授業の様子を覗いた事はあまり無いのですが、僕の中では初めて見るスパルタ式の授業でした。
女性の先生が厳しい表情で大声で算数を教え、子ども達は怯えながら授業を受けているように見えました。
一見、パワハラ教師に見えてしまいますが、僕にはとても好印象でした。
学校でこの位厳しくしないと、大人になるまでの間にきちんと物事を教えてくれる所が他には有りませんので、まともな大人になれない人も少なくないと思います。
タイの幼稚園から小学校低学年の先生は、50cm程の棒を振り回しながら授業をしていますが、そうでもしないとワガママ放題に育った子ども達を制御する事は不可能です(特に男子)。
ホームステイ先の村の学校の先生は、去年まではやる気の感じられない男性教師で、僕が学校に遊びに行った時には、子ども達が大勢校庭で遊んでいましたので休憩時間かと思いましたが、実際は授業中で、言う事を聞かない子どもは好き勝手にさせている、という感じでした。
この村の場合、「清貧」という言葉からはかなりかけ離れているように感じますので(特に男子)、この女性教師の活躍で将来村が少しでも良い方向に向かう事を願ってやみません。