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生き物たちと作りあげる、水田づくり再開をクラウドファンディングで実現!
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「私には夢がある アシナガバチやスズメバチの女王が動き出す春の日に たった一匹で巣をつくる姿を見つけた時 その素晴らしさに心動かされる人々が増えることを。」___はじまりは、日本に古来から生息する二ホンミツバチとの暮らしからでした。 それは、搾取ではなく寄り添う関係であり、そこからわたしたちは多くのことを学びました。 暮らしのそばにある恵みと、優しく温かな法則の中で私たちはどうあるべきかを模索したいという想いから、「シシ七十二候」はうまれました。
ニホンミツバチとともに暮らす私たちの目線から、「現代人が自然に寄り添うお米づくり」を実践し、発信することでミツバチをはじめとした生き物をとりまく環境や、これからについて多くの方が考えるきっかけになればと思っています。
時代の流れの中で、本来対等な対価が支払われるべき
価値のあるものへの人々の関心は薄れ、その存在を無視し続けてしまった。
大量消費大量生産の中で「同じ」であることが当然であり
それを是とし共通認識としてしまった。何かを決める時、この世界に人以外の生き物がいることを置いて考えてきただろうか。
小さな子供が虫と戯れるとき、どうか微笑ましく見守ってください。
そこに虫がいることは、あなたがそこに存在することと同じ価値があるように思います。
はじまりは、地元である岐阜県・郡上市でのニホンミツバチとの暮らしからでした。
2005年からニホンミツバチと暮らしはじめ、次第にニホンミツバチの視点でものごとを見るようになり、
「わたしは何も知らない」ということ、そして「現代に生きるわたしたちのライフスタイルが、自然環境や、生き物たちに負荷をかけている」ことを痛感しました。
そこから、動物や昆虫などのいきものを含めた「携わるすべての物事の、どこを切っても笑顔でありたい」という想いから、シシ七十二候は誕生しました。
ニホンミツバチとわたしたち
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私には夢がある
私の家で暮らすミツバチが、近所の畑の花々から花粉や蜜を集め
その実がたわわに実る時、花粉交配のお礼として
野菜やその果実で作ったジャムのお裾分けをいただけたとしたら秋に採れたおいしい蜂蜜のおすそわけをしよう。
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日本に古来から生きる「ニホンミツバチ」は、現在の養蜂で広く使われている「セイヨウミツバチ」と比べて、病気や外敵に強いけれど、採れる蜜は少なく、また家(巣箱)の環境が気に入らないとすぐにどこか別のところへ行ってしまう。という特徴があります。
病気や外敵に関して対策があまりいらないので、手間はセイヨウミツバチほどかかりませんが
集める蜜が少なく、また砂糖水などを与える等の給餌を行わないため、巣箱を持ち上げたときの感覚で花が少ない冬を安全に越せそうな量だけ残し、いただいても問題なさそうな量を毎年秋に一度、採蜜を行います。
もちろん、巣箱を持ってみて採蜜をしてしまったら冬を越せなさそうと思う量だったら採蜜はしません。
ニホンミツバチと暮らす人々のなかで、関わりかたは様々だと思いますが
わたしたちは「養蜂家とミツバチ」というより、「家(巣箱)を貸す大家さんと、物件が気に入ったから住んでいる借主」という感覚が一番しっくりきます。そしてそれは、搾取ではなく寄り添い合う関係でありたいと考えます。
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鯉農法のお米作りがはじまるまで
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私には夢がある
私の家で暮らすミツバチや様々な生き物たちが
田んぼの水を飲みに行く時
その水が生き物たちの命をつなぐ尊いものになることを。
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ニホンミツバチとの生活が始まって数年が経ったころ、私たちが住む地域のニホンミツバチの数が急激に減ってしまったと感じるようになりました。
その原因のひとつは、その前年にこの地域にマイマイガという蛾が大量発生したことに関係があると考えています。
マイマイガが大量に発生したことにより、普段より多くの殺虫剤がこの地域で使われたことは間違いなく、マイマイガやニホンミツバチだけでなく、たくさんの種類の昆虫の数が減ってしまったと感じました。
また現代の農業のあり方も、ニホンミツバチと暮らしていく中で大きな壁となりました。
農林水産省の調べでもあるように、巣箱を置いている近くの田んぼにカメムシ防除の農薬が撒かれた後ミツバチたちの調子が悪くなったり、死んでいるのを見かけるということが何度かありました。
そうして年々わたしたちの巣箱のミツバチはいなくなっていき(農薬などの原因だけでなく、自然淘汰によるものももちろんあります。)、2019年1月に最後の1群が冬を越すことができず死んでしまいました。
わたしたちが、ニホンミツバチたちの異変を感じたタイミングと、殺虫剤が散布された時期が重なるのはただの偶然かもしれません。
しかしこういった体験から、「ニホンミツバチたちをとりまく問題は、他の多くの問題とつながっている」と実感することになりました。
そして農薬(殺虫剤)を使わない農業について興味を持ちます。
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農薬を使わない農業に興味を持ってからほどなくして、
当時の拠点の目の前にあった田んぼを借りてお米づくりをはじめました。
田んぼに約1000匹の鯉の稚魚を放す「鯉農法」を中心に、様々な農法を試し、完全無農薬での米作りにも2度チャレンジました。
完全無農薬農法では、毎日田んぼに入って雑草を抜く大変さや、収穫量の少なさ、収穫したお米がおいしくないなどの苦い経験を経て、
現代の農業において、農薬がいかに「ありがたい」存在かを痛感しました。
そして同時に、現代の「大量生産・大量消費」の社会のありかたのなか、農薬を使わない農業を、農家さんが選ぶことの難しさも感じました。この経験から、直接的な言葉を使って農薬反対と発信することに抵抗を感じるようになります。
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ニホンミツバチに限らず、地球上の昆虫の数は減少しているようです。
それは大きな地球の流れによる自然現象という面もあるかと思います。一方で、農薬や殺虫剤など私たちのライフスタイルが一因となっている場合もあるかと思います。
ミツバチだけではなく、小さな生き物たちは私たちの食を支える大切なパートナーであると思います。豊かな土をつくり、花粉交配により野菜・果物を与えてくれたり・・・なぜ、農薬を使わねばならない生活を私たちはしているのでしょうか。
想像すると、めぐりめぐってたくさんの問題が一本の線として繋がることに気がつきます。
大量生産、大量消費・・・今、あなたの目の前にあるモノの裏側のストーリーに思いを馳せてみませんか。
_____Biophilia No,0より
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田んぼあぜ道のヨモギにとまるベニシジミ
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*プロジェクトメンバーのご紹介
・西村 有里加 / Arika Nishimura
シシ七十二候の海外部門、広報などを主に担当。日本オーガニックコスメ協会認定オーガニックコスメ・アドバイザー。
このごろはブロックチェーンに興味があり勉強中。
目が覚めたらとなりにでっかいムカデがいたことが、ここ一年でいちばんびっくりしたこと。
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・西村 玲子 / Reiko Nishimura
シシ七十二候オーナー。15年にわたりニホンミツバチと暮らす。
シシ七十二候のミツバチ関係、ブランディングなどを主に担当。
ニホンミツバチとの暮らしを描いた書籍「Biophilia No,0 / バイオフィリア 第0候」を2020年に執筆しました。
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田んぼの畦に生えたワラビにとまる水色のイトトンボ
早朝や夕方には、カモのつがいが泳いでいたり、サギが休んでいたりします。
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今回行う「鯉農法」をもっと詳しく
8年間に渡り、鯉の稚魚を田んぼに入れ泳いでもらうことで雑草が生えにくく、また鯉の排泄物が肥料になる「鯉農法」という農法など、生き物になるべく負荷をかけないお米づくりを実践してきました。
しかし一昨年、拠点としていた場所を去ることになり同時にお米づくりからも離れていました。
それでも「少しでも小さな生き物たちのために、なにかできることはないだろうか」と思い、今年から田んぼをお借りして、もう一度お米作りを再開します。
これまで行ってきた田んぼとは別の場所での再スタートとなります。よって、土の状態や水捌けの状態などが違うという点から、始まりから終わりまで日々の状況を見ながら柔軟に対応していきたいと思っています。
主に雑草への対応になりますが、現段階では田植え後に米ぬかを入れて、その半月後頃から鯉の稚魚を入れるという方法で考えています。
状況を見つつ変更がある場合はその都度発信させていただきます。
これまでお米つくりを経験して、普段の仕事をこなしながら無限に生えてくる雑草を抜くのはとても大変で継続の難しさを感じました。
一方、雑草がある程度生えない状態を作ることは、隣接する従来の農法の農家さんや、地域の方に受け入れてもらう上でとても大切なことだと思っています。雑草を気にしないやり方で、無農薬栽培を行う方もいらっしゃり、私たちも段階を経ながら納得いく農法を模索し続けたいと思っています。
私たちなりに、自分たちが挑戦したい農法の実践を持続していく努力とともに
地域の方に暖かく見守っていただける関係性を築くことは、取り組みを継続する観点からとても大切だと強く感じています。
スケジュール
5月上旬 田かき
5月下旬 田植え、米ぬかを入れる
7月上旬 鯉の稚魚を入れる
7〜8月 場合によっては田んぼに入って草抜き、田んぼ周りの草刈り
9月上旬 鯉を田んぼから出す
9月下旬
〜10月 稲刈り
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ご支援の使いみち
シシ七十二候の拠点である、岐阜県郡上市・白鳥町の田んぼで行う、「鯉農法でのお米づくり」の資金とさせていただきます。
使いみちの詳細 (田んぼ約1反)
耕起作業、機械リース 11,000円
代掻き作業、機械リース 11,000円
コシヒカリ苗(880×20) 17,600円
田植え作業、機械リース 11,000円
有機肥料(5,500×3回) 16,500円
稲刈り作業、機械リース 22,000円
玄米乾燥 10,000円
草刈り作業燃料 5,000円
クラウドファンディング手数料等 13,740円
合計:117,840円
※その他、リターン発送などにかかる経費含めて12万円に設定しています。
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*目標とする金額以上にご支援いただいた場合
今回の田んぼづくりと同時に、今の自分たちにできるかぎり自然な形で農業を行いたいと思っているのでそちらの準備やミツバチたちの蜜源となる日本在来の植物を植えたり、タネを配布できたらと考えています。予定金額より多くご支援いただいた場合は、こちらの活動資金とさせていただきます。
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リターンのご紹介
シシ七十二候のプロダクトのなまえには、ブランド名の一部でもある1年を72分割し、気象や動物・昆虫・植物などの移ろいを表す短文「七十二候」がそれぞれにつけられています。
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・第七十一候 スキンクリーム
「このスキンクリームから ニホンミツバチたちは あなたにどんな 問いかけをするだろうか」
ニホンミツバチの蜂蜜や蜜蝋、オーガニックハーブなどから生まれた、保湿クリームです。
日常のなかで、ニホンミツバチが暮らす風景を感じていただきたいという想いから誕生しました。
オールシーズンで全身の乾燥の気になる部分にお使いください。目元や唇にもおすすめです。
○内容量
28グラム
○成分
ヘチマ水、水、プロパンジオール、グリセリン、シア脂、マカデミア種子油、エタノール、ホホバ種子油、ジ(クエン酸 / ステアリン酸)ポリグリセリル−3、ハチミツ、ミツロウ、コメヌカ油、カルナウバロウ、ラベンダー花 / 葉 / 茎エキス、ローマカミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウエキス、セイヨウイラクサ葉エキス、セイヨウハッカ葉エキス、水添ナタネ油アルコール、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、スクレロチウムガム、リゾレシチン、プルラン、キサンタンガム、クエン酸、シリカ、ラベンダー油、オレンジ果皮油、ローマカミツレ花油、ユズ果皮油、ニュウコウジュ油
※蜂蜜を使用しておりますので、1歳未満のお子様の口に入らないようご注意ください。
・Biophilia No.0 / バイオフィリア 第0候
「そこから学んだことは『私は何も知らない』ということであった。」
シシ七十二候オーナー・西村玲子がニホンミツバチとの暮らしから感じたことや、生き物たちとのかかわりを執筆した書籍。表紙のロウを引くところから製本まで、一冊づつ手作業で行っています。
岐阜・郡上でのニホンミツバチとの暮らしに、一歩足を踏み入れてみてください。
○サイズ・ページ数
A5サイズ 76ページ
・第七十三候 クロガネモチの蜂蜜(セイヨウミツバチのはちみつ)
現在日本の養蜂で広く使われる、「セイヨウミツバチ」の蜂蜜。名前から、縁起の良い木とされるクロガネモチのはちみつは、あっさりとした甘みと爽やかな香りが人気です。
ヨーグルトや紅茶によく合います。縁起物としてお祝いや贈り物にも。
私たちがセイヨウミツバチの蜂蜜を取り扱うようになったきっかけ
○容量
120グラム / 600グラム
※写真は600gです。
・第五十二候 つやの玉
こんにゃくから作られた洗顔スポンジです。
江戸時代より赤ちゃんの肌洗い用として使われており、せっけんを使わずお湯だけで洗うことができます。
130年以上受け継がれた伝統製法で作られ、 冬の極寒期に自然風で乾燥し、天日で漂白を行います。 薬品を一切使用せず 約2ヶ月かけて1つづつ手作業で丁寧に作られています。
○サイズ
約7センチ×5センチ
・第四十二候 こくものすなわちみのる(シシ七十二候の鯉農法米)
今回のプロジェクトで収穫する鯉農法米です。
・干しワラビ(2020年採取)
岐阜県・郡上市で採れた干しワラビです。
ナムルや煮物におすすめです。レシピ付き。
○容量
18グラム
・【クラウドファンディング限定】ちいさいバイオフィリア
日本の野に生きるいきものたちを描いた、小さな絵本です。
クラウドファンディング限定デザインでお届けします。
○サイズ
9.5センチ×9.5センチ 16ページ
自然に寄り添った農業を模索し、消費者の方に手にとってもらえるモデルを作ることで
従来の農業を行う人を巻き込む大きな力となり、生き物たちに寄り添い、また食の安全も守られる世界へようやく一歩近づくのだと思っています。
このプロジェクトはプロダクションファンディングで行うので、目標金額を達成できなかった場合も自己資金で補てんし、鯉農法でのお米作りを行います。
状況により、農法が少し変更となる可能性、
また、気候により田植えや稲刈りなどのスケジュールが前後する場合があり、
お米のお届けが少々遅くなってしまう可能性があります。
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さいごに
私には夢がある
アシナガバチやスズメバチの女王が動き出す春の日に
たった一匹で巣をつくる姿を見つけた時。その素晴らしさに心動かされる人々が増えることを。
今年もあたたかな春が訪れ、花々が咲き始めました。
家のそばに咲いた、ももの木に訪れる虫たちを観察しながら
今年こそはニホンミツバチに巣箱に入ってもらえることを願って、せっせと巣箱の準備をする毎日です。
わたしたちは、スキンケアの商品を主に展開しこれまでお客さまにお届けしてきました。
けれども、「どんなことをしているの?」と聞かれたときに「スキンケアのブランドです」、もしくは「ミツバチと暮らしています」と答えるのに何か違う、と感じる私たちがいます。
シシ七十二候が誕生してからの5年間、柔軟に変化をしながらも
わたしたちの考える、わたしたちの使命は一貫しており、
携わるプロダクトの品質が納得できるものであるということはもちろん、そのプロダクトから発せられるメッセージで、使用する方々の心を少しでも温かく揺り動かせることができるか。
そしてその温かく優しい感染によって、現代において人が自然に寄り添う形をみなさんのそれぞれの感性で模索するちょっとしたきっかけになることができないだろうか。と、いうところにあります。
わたしたちはいまのところ「スキンケアを提案」し、「ニホンミツバチと暮らし」、その日々の中から感じた「物語を伝える人」です。
そしてこれからも枠を超えて模索と挑戦を続けるなかで、増えていくのだろうと思います。
多くの方に共感していただき、楽しみながら模索をつづける私たちと一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。
さいごまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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