申し訳ございません。12/30に閉店いたします。
vol. 56 2022-12-19 0
世界中がそうであったように・・・白ばらにも色々なことがありました。
それでも自分にできることの限りは尽くしてきたつもりです。
コロナ禍休業中も、再開を前提に照明設備やプロジェクション設備を整え、他にも諸々施設箇所の改善につとめました。壊れることをやめない施設の補修は次から次へと求められ、繰り返す雨漏りとの闘いも断続的に勃発し、自分たちの創意工夫と少ない資金で諦めずに踏ん張り続けてきました。
唯一、今の現状で誇れることがあるとしたら、カビの匂いが一切しないこと。
長期閉館中も、換気扇と強力排風機、除湿機6台を24時間フル稼働し水を捨て続け、
電気代も7〜8万円かけて参りました。
しかし、追い討ちをかけるような苦難が・・
夜営業とカラオケが極悪人扱いのご時世にワクチン接種を入店条件に、昼営業への転換から生き残りを模索した昨年7月、カビ対策に空気の入れ替えをしてたとき脳梗塞に倒れ、左手足が完全麻痺に陥りました。(発症から1年5ヶ月、まだ指を思うように動かせはしませんが、少しずつ改善をみております。)
今年4月にはfacebookアカウントが乗っ取られ、そのアカウントで管理してた白ばらのSNSも管理できなくなり、古から使っていたメールアカウントも使えない状態です。肉体の自由だけでなく、これまでの活動の記録や繋がってきた大切な同志との連絡も断たれ、手足も発信手段もゼロリセットされ、天に「もう手出しするな!」と言われているような気持ちになったのです。
決定的な出来事はウクライナ侵攻が引き起こしたエネルギー問題。第3電力からの電気供給が8月に停まり、高い料金体系での東北電力への復帰により、これまでより酷いときは1.5倍近い電気代に!!さらに冬場の灯油代の高騰が見えてるなか、コロナで出歩く人もまばらな地方都市で週2回とはいえ営業すればするほど徒に死期を早めることになる。アントニオ猪木さん、2代目円楽さんが逝去され、真正昭和にこだわり続ける私・佐藤仁が船長を続けていたら早晩この白ばら丸は座礁するでしょう。
白ばらの「輝き」にまだ翳りはないし、「場」が持つエネルギーは訪れた人々を魅了します。その白ばらの持つポテンシャルを令和の穏やかな洋上に操舵し、はるか異国の地まで知らしめてくれる若い救世主の出現を信じ、12/30に白ばら物語の3幕は閉じ、私は現場を引退します。
お店は閉じますが、来年以降も残された空間が根腐れを起こさないように空気の入れ替え、湿気の除去(電気代がかかります)に腐心し「白ばらの船」を未来へつなぐために冷凍保存することに決めました。
こちらの管理画面へのアクセス方法が見つからず、ギリギリの報告になりましたこと大変申し訳ございませんでした。ご支援いただきました皆様のご恩に今後、結果を出してお返しすることができるかどうか未知数ではありますが、引き続き裏方として新しいカタチでの奮闘努力を続ける所存です。
12/21から連日休まずに12/30のファイナルセレモニーまでカウントダウン営業いたします。
もしお近くまで足を運ばれる予定がございましたら、しばし冬眠する前の白ばらが放つ芳香を記憶に留めていただきましたら幸いです。
追伸:ただいま活動の告知ができてるSNSはInstagramだけです。
もしも、その後に関心を持っていただき、応援の声をお届けいただけるようでしたらコチラのアカウントもフォローいただけましたら<(_ _)>
https://www.instagram.com/showa.sirobara1231_sakata
第1期からご支援くださった皆様には重複配信となりますことお許しください。
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