新作映画『ロッコク・キッチン』公開のお知らせ
vol. 22 2026-02-04 0
みなさま、お元気でしょうか。
おかげさまで映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』は全国の映画館や自主上映会へと羽ばたき、公開から3年以上が経った今でも各地の自主上映回で上映が続いております。
この2年半の間、川内有緒と三好大輔は、新作のドキュメンタリー映画『ロッコク・キッチン』に取り組んできました。今回の舞台は東日本大震災と原発事故により長く「被災地」と呼ばれてきた福島県の双葉郡と南相馬市です。
東日本大震災から14年という年月が流れ、いまそこでは、帰還した人、ここに新しく暮らし始めた人、仕事や復興に関わるために通う人──さまざまな背景をもつ人たちが同じ土地で出会い、それぞれの生活を営みながら、新しい時間が積み重なっています。
私たちがつくってきた映画は、福島県を南北に貫く国道6号線、通称「ロッコク」沿いの町々を舞台に、キッチンや食卓という、ごく身近な場所におじゃましながら、人々の暮らしの手触りと、福島の「いま」を見つめるものです。福島が舞台ですが、決して重たいだけの映画ではなく、温かな気持ちになっていただける映画だと思います。
カメラを向けるとき、私たちが何より大切にしているのは、誰かの人生に過剰な意味を与えないことでした。ただそばに立ち、耳を澄ませ、日々の営みがそこにあることを、そのまま受け取る。その姿勢は、前作から変わらず、今回も私たちの背骨になってきました。
今回の映画が完成までこぎつけられなのは、間違いなく、前作の映画を支援してくださった皆さん一人ひとりの支えがあったからです。ぜひ劇場に見にきていただけたら嬉しいです。
映画「ロッコク・キッチン」は2月14日から東京(ポレポレ東中野、シモキタエキマエシネマK2)、東北(まちポレいわき、フォーラム福島、フォーラム仙台)、北海道(シアターキノ)、関西(出町座、元町映画館、シネヌーヴォ)、長野(上田映劇)、鹿児島(ガーデンズシネマ)などで順次公開が始まります。(詳しい劇場情報はウェブサイトをご覧ください)
ロッコク沿いに暮らす人々と同じ食卓を楽しく囲むような気持ちで、見届けていただけたら嬉しいです。また劇場でお会いできる日を楽しみにしております。
川内有緒 三好大輔
全国での劇場情報や舞台挨拶、今後の追加上映は、公式webサイト/SNSをご確認ください!
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