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ドキュメンタリー映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」の劇場公開応援をクラウドファンディングで実現!
ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』(三好大輔、川内有緒による共同監督作品)を自主配給により、全国の劇場や美術館、その他の上映会場へ届けるため宣伝・配給にかかる費用へのご支援をお願いいたします。
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アルプスピクチャーズは信州松本を拠点に全国で活動する映像制作会社です。ドキュメンタリー映画を始め、各種映像制作、地域に眠る8mmフィルムを今に活かす地産地消の「地域映画」づくりを行う。前作『白い鳥』に引き続き、本作『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の製作・配給を担当する。
ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』(三好大輔、川内有緒による共同監督作品)を自主配給により、全国の劇場や美術館、その他の上映会場へ届けるため宣伝・配給にかかる費用へのご支援をお願いいたします。
皆さま、本日まで温かいご支援ありがとうございます。おかげさまで全国へ届けるための配給・宣伝費として目標にしていた230万円を達成することができました。これもひとえにお一人おひとりのお気持ちの賜物です。ありがとうございます!
そして、私たちは次なる目標としてストレッチゴール330万円を目指すことにしました!
達成の暁には
① 映画をお楽しみいただけるよう劇場用のパンフレット制作をいたします。
②さらに多くの劇場で上映できるように配給・宣伝活動をパワーアップします。
③海外の映画祭に積極的にエントリーし、海外にこの映画を届けることを目指します。
引き続きのご支援、どうぞよろしくお願いいたします!
こんにちは、はじめまして! 三好大輔(映画監督)と川内有緒(作家)と申します。
この映画は、アート作品を巡りながら渡り鳥のように旅をする「全盲の美術鑑賞者」、白鳥建二さんの旅路や日常を追いかけるものです。20年の活動を振り返りつつ、白鳥さんの友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々がジャズの即興セッションのように紡ぎ出す豊かな会話をドキュメント。発見と冒険のドキュメンタリーです(映画は2023年3月公開)。
答えのない問いを胸に抱えながら、分断の時代を生きる私たち。
人は誰しも、他の誰かとは違う孤独な存在です。それでも誰かと出会い、一緒に時を過ごし、話し、笑い、それでもわかり合いたいけどわからない寂しさと隣り合わせに生きています。
そんな私たちの人生に寄り添ってくれるアートの力とは何か。
見えないからこそ見えてくるものはあるのか。
異なる背景の人々が一緒に作品を見て、語り合う、その先にあるものとは――。
映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の題字
そもそも「白鳥さん」は何者なのか。
長くなりますが、そこから話を始めたいと思います。
答えから言うと、白鳥建二さんは 「全盲の美術鑑賞者」です。
白鳥さんは生まれたから弱視で、子供の頃に視力を失いました。20代の頃初めて美術館を訪れ、今では年間数十回も美術館に通うほどの「美術館好き」になりました。
えっ、見えない人がアートを見るって、どういうこと?
と思う人もいるかもしれません。
白鳥さんが美術館に行くきっかけになったのは、恋人とのデートでした。作品を前にして語られる言葉を聞きながら 「全盲の自分でもアートを見ることはできるのかもしれない」と思いました。
それから、白鳥さんは自ら立ち上がり、「作品が見たいのです。一緒に美術館を歩いてくれませんか?」とあちこちの美術館の門を叩きました。
時には「そんなサービスしてません!」と言われつつ、「そこをなんとか!」と頼み続け、ひとつずつ美術館への扉を開いていきました。そして、編み出されたのが 「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自のスタイルの鑑賞法。それは、期せずして、目の見える人にとっても驚きと戸惑い、そして大きな喜びや発見を伴う体験でした。
ほどなくして白鳥さんは、「一緒に見たおかげでアートの見方が変わった」「ありがとう!」「生きるのが楽になった」
そんなふうに言われるようになりました。
美術鑑賞の新たな扉を開く
白鳥さんはユニークな人です。一言で表現しきれません。
ほとんど毎日、散歩をしながら写真を撮ります。特に酔っ払うと激しくシャッターを押す傾向にあります。結構しょっちゅう酔っ払っているので撮った写真の枚数は40万枚(!)にものぼります。
白鳥さんを一言で表すとしたら?と様々な人に聞いてみました。
「アウトロー」「いい子じゃない」「ロックなTシャツが似合う」「ジャズっぽい」……などいろんな答えが。
ジャズ……って確かに!
白鳥さんは自分だけの楽器で自分の曲を奏でているように見えます。でも、ひとりで閉じこもっているわけではありません。いつだって見知らぬ誰かと出会い、そのときだけの「セッション」をする喜びを知っているのです。
ロックなTシャツが似合う白鳥さん
共同監督の三好と川内は、どうして長編映画を制作しようと決意したのか。
そして最終的にどうして自主配給の道を選んだのか。
そこに至るまでの道のりについてお話しします。
・2019年2月 川内と白鳥さんが出会う
川内有緒は、共通の友人の佐藤麻衣子さん(アートエデュケーターで映画にも登場)の紹介で白鳥さんと出会いました。
「白鳥さんと一緒に見るとほんとに楽しいよ!一緒に展覧会を見にいかない?」
その言葉に誘われて美術館に行くと、想像を超えた体験が待っていました。
アート作品のディテールや印象を言葉にすることで、あれ、もしかして私の目の解像度が上がった?!と驚きました。次に、
誰かと一緒にアートを見ることで、他の人の考えや自分自身を知るきっかけにもなることにも気がつきました。美術館でこんな感覚になったのは初めてでした。
あれ、これが「白鳥さんと見ると楽しい」の正体なのか!?
白鳥さんと美術鑑賞をしている様子
本が話題に!Yahoo!本屋大賞ノンフィクション本大賞にノミネート!
川内は、以前から(いい意味で)クレイジーで、世の常識から逸脱し、独自の道を歩む人に惹かれる傾向にありました。白鳥さんは、まさにそんな人なのかも、という予感が走りました。そのとき一緒にいた佐藤麻衣子さんも「アートの見方はそもそも自由なものなんだ!」という強い信念を持っていて、事前の予備知識なしに自由な言葉でアートを見ていました。
この人たちとアートを見ていったら、その先にどんな世界が待っているんだろう……。
それから2年間、川内は、白鳥さんたちと一緒に日本全国の美術館を巡りました。その過程で、様々な会話や言葉が生まれては消えていきました。作家としては、この体験や生まれた言葉を伝えないなんてもったいないと思い、2021年9月に『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(集英社インターナショナル)という一冊にまとめ、世に出しました。
書籍『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
本は発売直後から大きな話題を呼び、「大宅壮一ノンフィクション賞」にノミネートされたほか、現在審査中の「2022年 Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞」にもノミネートされています。(追記:2022年11月11日に受賞しました)
▼様々な感想が多数寄せられました。
・2020年8月 映画制作が始まった!
本の最後に出てくる美術館が茨城県近代美術館(水戸市)です。
映画はまさにそこから始まります。
撮影のきっかけは、川内が友人の映像作家・三好大輔に「白鳥さんの鑑賞の面白さを映像で伝えたい」と相談したことでした。最初は「5分くらいの映像を」と頼まれた三好でしたが、いつしか彼も言葉による美術鑑賞の自由さ、対話の持つ力、そして白鳥さん自身の生き方にも強く魅せられていきました。
白鳥さんと千波湖のほとりで
「果たして言葉は見える人と見えない人の隙間を埋められるのか?」そんな疑問も湧きました。
こうして、カメラを持った三好は、白鳥さんのアート鑑賞を追い続けました。水戸から東京、新潟と旅をしながら、白鳥さんに見た景色や作品、一緒に見た人々の言葉を記録していきました。そして、2021年3月には、三好と川内の共同監督作品として 50分の中編映画『白い鳥』を発表。『白い鳥』はバリアフリー型オンライン劇場の「THEATRE for All」で公開されました。
映画『白い鳥』
『白い鳥』は人気の作品となり、劇場公開されていないにも関わらず2021年のキネマ旬報文化映画部門で30位に選出。オンライン以外でも、各地美術館や文化センター、映画祭(東京都写真美術館、茅ヶ崎映画祭、福島・はじまりの美術館、福岡アジア美術館、松本シネマセレクト、ポーランドOn Art 映画祭、各地の中学校、高校、大学など)で上映され、各地で好評を博しました。
上映会 at 松本(松本シネマセレクト)
上映会 at 福岡(福岡アジア美術館)
・2021年2月
『白い鳥』完成の翌日には、共同監督の三好と川内は、劇場版の長編映画を制作しようと決意しました。ちょうどそれは、白鳥さんが新たなことに挑戦しようと「はじまりの美術館」がある福島県猪苗代町に長期滞在するというタイミングでした。様々な不思議な流れが重なりました。白鳥さんは多くの人と出会い会話による「セッション」を続けていきました。
そして約1年半の大幅な追加撮影と再編集を経て完成したのが、今回の『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』(107分)です。長編の編集は中編『白い鳥』の20倍くらい大変でしたが、2022年5月、無事に完成に漕ぎつけました(拍手!)。
しかし、撮影や編集期間が伸びたことで製作費も大幅に増加。その不足した製作費の多くを三好が代表を務めるアルプスピクチャーズが補填せざるを得ないという苦しい結果にもなりました。
問題はそれだけではありませんでした。
映画が完成した後、この映画をどうやって世に届けるのか。
もちろんはじめは、配給会社による配給を想定していました。しかし、最初にお願いした配給会社とは配給に基本的に合意に達したものの最終的には一部内容面で折り合いがつかず、次に監督ふたりが「ぜひお願いしたい」と惚れ込んだ会社からは、「得意分野ではない」などの理由で断られてしまいました。
ああ、せっかく作った映画だけど、もしかしたら劇場で見てもらえないのかもしれない……と、元気ない日々が続きました。しかし、ここで落ち込んでいる場合ではなく、多くの映画関係者や友人たちに会いに行き、アドバイスや意見をもらました。そこからわかったことは、映画の配給・宣伝のためにはさらに多くの資金が必要だということでした。(衝撃!)
ああ、せっかく作った映画だけど、劇場で見てもらうのはもはや絶望的なのかもしれない、現実は厳しいもんだ……とさらに元気を失う日々が続きました。しかし、いやいや、落ち込んでいる場合ではない!と再度奮起。
活路を見出したのは、自主配給と今回のクラウドファンディングでした。 映画は、制作を行なったアルプスピクチャーズが自分で配給する。そして宣伝・配給に必要な資金はクラウドファンディングで調達する。
そう決意すると、三好と川内は新たな目標に向かって動き始めました。どこに着地するかはわからないけど、とにかく映画を離陸させよう。
これは、ポジティブに言えば「冒険」とも言えますが、目の前に広がるのはまったく未知の荒野です。「あの……よかったら私たちの映画を上映しませんか?」と映画館を自分たちで開拓し、宣材やビジュアルを作り、PR活動を行い……と何もかもを自分たちで実現していかねばなりません。当然知らないことばかりなので、ときたま壁にぶつかり、失速しそうに。なかなかイバラの道を選んだもんだと本人たちも(たまに)思っています。
それでも、今とてもワクワクしています。この映画は、全盲の美術鑑賞の活動を伝えるものであると同時に、常識や世間の枠組み、職業などにとらわれず自由で「ジャズ」な生きる姿を伝えるものです。だから映画の届け方も自由でジャズなものでいい。手痛い失敗も含め、自分たちで切り拓いていく日々は、いつか喜びに変わると信じるしかありません。
ありがたいことに、多くの方がすでに私たちを後押ししてくださり、少しずつ劇場公開への道が開けてきました。ジャパン・プレミアは、10月8日から始まる水戸映画祭。その後も那須や鳥取などの先行上映会を経て、来年にはいくつかの劇場にお届けする予定です(詳しくは後述の上映予定をご覧ください)
しかし同時に、映画を全国各所に届けるには、まだまだたくさんの方のお力を借りなければなりません。
この映画が世に出たことで、どんな未来や社会が待っているのでしょう。制作した自分たち自身に問うときがあります。
きっとこの映画は、誰かと話すことで世界の輪郭を探る面白さ、誰かと人生の瞬間を共にすることの尊さ、アートの力や会話や言葉から広がる可能性を思い出させてくれるのではないかと思います。
ただし、この話を「社会」「未来」まで広げるとわかりません。「社会」はあまりにも広大で複雑なものだから、大きな目で見ればこの映画が世に出たところで、何ひとつ変わらないかもしれません。
しかし――。
少なくとも、映画を見た後、映画館の扉をあけて街に出たそのとき、誰もが自分の楽器で自分の曲を奏でて生きていこう、そう思うきっかけになるといいなと思います。
それは、誰とも違う自分、一人ひとりの生き方、愛するもの、その存在をその人のままに肯定すること。
私たちは、日常を重ね、誰かと出会い、しばしジャズ・セッションをします。時には和音が響いて友人となり、時には不協和音が鳴って別れていく。出会って、別れる。出会って、別れる。喜びと幸福と痛みを抱えて、人はまたひとりに戻って、自分の楽器を弾く。わかりあえない寂しさを抱えながら、それでも誰かと話して誰かをわかろうと願う。そんなとても普通の人生にイエスと言いたいと思います。
文筆家の青山ゆみこさんは、この映画にこんな感想を寄せてくださいました。
「誰かのこと、アートのこと、自分のこと、「わからない」けど「わかりたい」。知りたいと思う気持ちは、どこかあたたかい。もっと知りたいと思える幸福は、ひとりのさみしさと背中合わせにあるのかもしれない」
改めて、お願いです。
ひとりでも多くの方にこの映画を届けるために、
ぜひ宣伝・配給にかかる費用へのご協力・ご支援をお願いいたします。
監督の三好と川内もできる限り各地に足を運びたいと思っています。
映画について、人生について、アートについて、自由なジャズセッションのように語りませんか?
鑑賞ワークショップの様子。アートの見方は多様だ!
一人ひとりが感じたことを思い思いに言葉に言葉にしていく
監督・三好大輔からのメッセージ
白鳥さんはロックな人だ。自分らしさを真ん中に置いて、自分のペースを崩さない。嫌なことは嫌、とはっきり言える人。必要以上に誰かに頼ろうとせず、自分の足で歩くことができる人だ。ロックフェスのTシャツがよく似合うし、細身のシルエットもロックンローラーを彷彿とさせるのかも。白鳥さんをジャズっぽいと喩える人がいる。周りの人たちとのその場限りのセッションを楽しんでいるように感じるからだろう。アートを前にしたときの白鳥さんは、周りの人たちが呟く言葉に絶妙な間合いで合いの手を入れる。するとその言葉のさらに向こう側の世界の語りが始まる。時に放っておくことで、考えを巡らす時間もつくる。いつの間にかその場は白鳥さんのリズムになっていく。
カメラを向けている間、白鳥さんが指先でトントンと机の上を叩いてリズムをとる仕草を度々見かけた。一定のリズムだったり変拍子だったり、鍵盤を弾くようだったり。白鳥さんの頭の中にどんな音楽が流れているのか。そんなことを想像しながら映画を観てもらうのもいいかもしれない。
CAST
白鳥建二(全盲の美術鑑賞者)
佐藤麻衣子(白鳥氏友人・アートエデュケーター)
川内有緒(白鳥氏友人・作家)
白鳥優子(白鳥氏の妻)
森山純子(水戸芸術館現代美術センター)
ホシノマサハル(白鳥氏友人・NPOエイブルアートジャパン理事)
佐藤純也(アーティスト)
岡部兼芳(はじまりの美術館)
大政愛(はじまりの美術館)
小林竜也(はじまりの美術館)
福島県猪苗代市の町民
美術館の来館者
鑑賞ワークショップ参加者
白鳥氏の美術鑑賞仲間・学芸員 ほか
◎注目ポイント
大地の芸術祭作品の『夢の家』(マリーナ・アブラモヴィッチ作)、風間サチコの『ディスリンピック2680』、笑達『世界』など、魅力的で大迫力のアート作品の登場も見どころです。最後に、白鳥さんの感覚を追体験するようなアニメーションにも注目。なぜ白鳥さんは写真を撮るのか、そんな「謎」も意識してご覧ください。
「Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021 受賞記念展」(東京都現代美術館)より
風間サチコ「ディスリンピック2680」2018年
鑑賞者の心模様を写すアニメーション
10月8日の 水戸映画祭で今作のワールド・プレミアを予定しています。その後、様々なイベントや映画祭を回り、来年の3月以降の劇場公開を目指しています。これからより多くの劇場で見ていただけるよう、懸命に活動して参ります!(ぜひその部分にもご協力ください)
水戸映画祭のメインビジュアル
まるっとみんなで映画祭のメインビジュアル
■2022年10月〜 先行上映(映画祭・美術館)
水戸映画祭(水戸 / 2022/10/8)
まるっとみんなで映画祭(那須 / 2022/11/6)
フクシ×アートWEEKs 2022 鳥取県立博物館(鳥取市 / 2022/11/27)
広坂シネマクラブ・ユニバーサル上映会 (金沢 / 2022/12/4)
東京ドキュメンタリー映画祭(東京・新宿 / 2022/12/15, 12/18)
■2023年3月〜 劇場公開
東京都写真美術館ホール(東京)
元町映画館(神戸)
上田映劇(長野県上田市)
フォーラム福島 (福島市)
フォーラム山形(山形市)
シネ・ヌーヴォ(大阪)(←New!)
KBCシネマ(福岡)(←New!)
あまや座(茨城)(←New!)
■ 配信
11月22日(火)〜28日(月)THEATRE for ALL にて期間限定で先行独占配信https://theatreforall.net/movie/shiratori-san-art-miniiku/
※バリアフリー版製作について
今回の映画も「THEATRE for All」を運営する(株)precogの資金提供により、バリアフリー版(音声ガイド・バリアフリー字幕)を製作中です。バリアフリー版は、目の見えない人(音声ガイド)耳の聞こえない人(字幕版)でも映画を一緒に楽しむためのもので、アプリ「UDCast」でもお楽しみいただける予定です。
また英語字幕も今回のクラウドファンディングが成功した暁には製作します。
第1目標金額 ¥2,300,000円
内訳 ・DCP作成(2セット):¥200,000
映倫審査料:¥100,000
宣伝材料 デザイン費 ポスター/チラシ:¥ 100,000
印刷費 ポスター/チラシ :¥ 250,000
宣材の梱包・発送:¥100,000
HP特設サイトデザイン:¥200,000
活動・交通費(映画祭遠征等):¥350,000
トレーラー作成: ¥ 70,000
宣伝関連費用: ¥100,000
試写会(会場、発送、人件費):¥100,000
英語字幕制作:¥250,000
リターン: ¥200,000
雑費 :¥96,000
小計 2,116,000円
手数料(8%) ¥ 184,000円
合計 ¥2,300,000円
第二目標金額 ¥3,300,000円(のうちの新たな100万円の内訳)
パンフレット制作 ¥500,000
海外の映画祭へのエントリー ¥150,000
宣伝関連費用: ¥100,000
活動・交通費(映画祭遠征等):¥100,000
リターン ¥100,000
雑費 ¥50,000
白鳥さんのオリジナルプリント(こちらの写真を額装してお渡しします)
リターンを選択した後に、ご自身でお好きな金額を上乗せすることも可能ですので、ぜひ合わせてご検討ください。
このプロジェクトは、コンセプトファンディング(従来のAll or Nothing)方式で行うため、目標金額を達成できなかった場合は不成立となり、リターンはお届けできません。
仮に不成立となった場合でも、自己資金によりできるだけ広く多くの劇場に映画をお届けするべく活動を続けます。また、成立となった場合でも、また公開規模が拡大せず、皆さまがお住まいの地域の映画館まで手が届かない場合もあります。予めご了承ください。
皆さまのご支援で集まった資金は、大切に使用させていただき、より多くの方に映画を届けられれるよう全力を尽くします。
また、試写会や白鳥さんとの鑑賞会などのイベント型のリターンに関しては、個別の日時設定のご相談には添えかねますのでご了承していただいた上でお申し込みください。
監督:三好大輔
映画監督/プロデューサー。1972年岐阜生まれ。1995年 日本大学芸術学部卒。音楽専門の制作会社入社。MVやライブ映像の制作に携わる。2000年PROMAX&BDA AWARDS受賞。広告会社を経て2005年独立。癌を患った友人の奥山貴宏を追った記録がNHKのETV特集「オレを覚えていてほしい」で評判となる。2008年より東京藝術大学デザイン科講師。市井の人々が記録した8mmフィルムによる「地域映画」づくりをはじめ、全国にその活動を広げる。東日本大震災後、安曇野に移住。2015年 株式会社アルプスピクチャーズ設立。2020年 松本の古民家に拠点を移す。全盲の美術鑑賞者白鳥建二のドキュメンタリー「白い鳥」共同監督。映画を中心に映像制作を行う一方、全国の大学等で映像の指導を行う。
白鳥さんが撮影した三好監督
監督:川内有緒
映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、いつしか中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学の中南米地域研究学で修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で第16回開高健ノンフィクション賞を受賞。趣味は美術鑑賞とDIY小屋づくり。また東京でギャラリー「山小屋」(東京)を運営している。最新刊は『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(集英社インターナショナル)。ドキュメンタリー映画『白い鳥』共同監督。
白鳥さんが撮影した川内監督
『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』STAFF
アニメーション:森下征治 森下豊子 (Mrs. Morison) 音楽:佐藤公哉 権頭真由(3日満月) サウンドデザイン:滝野ますみ(neonsound Inc.) 題字:矢萩多聞 文字デザイン:高野美緒子 山田眞沙美 制作補:新谷佐知子(MOVE Art Management) 三好祐子(ALPS PICTURES INC.) 製作・配給:ALPS PICTURES INC. 監督:三好大輔 川内有緒 (日本 / 2022年 107分)
各所から映画の感想やコメントをいただきました!
七尾旅人(音楽家)
僕らは今までこの両眼で、いったい何を見て来たんだ?僕らはもっと、見ることが出来たんじゃないのか?真摯に、懸命に、全盲の美術鑑賞者のように。「見る/観る/視る」ことの意味を根底から塗り替えてしまう、刺激的なドキュメンタリーだ。
青山ゆみこ(文筆・編集)
私は時々、自分を「誰にもわかってもらえない」気がして、とてつもなくさみしい気持ちになる。孤独のような感じ。人はやっぱりひとりで生きていて、みんな違うし、何でもかんでもわかりあうことなんてできない、とわかってはいるんだけど。
「見方」に正解のないアートを前にして白鳥さんたちが話すのを見ていると、自分に何が見えているのかも、わからなくなる。画面を通して白鳥さんを知れば知るほど、白鳥さんのこともどんどんわからなくなる。誰かのこと、アートのこと、自分のこと、「わからない」けど「わかりたい」。知りたいと思う気持ちは、どこかあたたかい。もっと知りたいと思える幸福は、ひとりのさみしさと背中合わせにあるのかもしれない。
江口由美(映画ライター)
障害のある、ないの垣根について考えたり、アートについて考えたり、本当にたくさんの見どころはありますが、一番心に残ったのは、白鳥さんの作る場がきっと心地よく、発見があり、本人もそれを楽しんでおられるんだろうなということ。そんな場のもつ力をじわっと感じられる、白鳥さんと一緒に旅するような映画でした。
(株)アルプスピクチャーズ
https://alps-pictures.jp/
連絡先:info@alps-pictures.jp
担当者:三好
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