新七屋 母屋のご紹介
vol. 2 2020-11-10 0
今回は、既に改修工事が完了している「新七屋 母屋」を詳しく紹介したいと思います。
新七屋 母屋との出会い
私の曽祖父母が暮らしていた小さな家の隣には、大きなお屋敷がありました。
長く空家だったため木が生い茂り家の全体は見えていませんでしたが、
このお屋敷が放つ不思議な魅力に引き寄せられ、近くを通っては外から覗いていました。
そんな中、平成30年の台風21号により瓦が飛ばされ、屋根部分にダメージを受けてしまい、
雨漏りによる劣化を懸念されていらした家主様をお世話になっている大工さんが紹介して下さり、この家をお譲り頂けることとなりました。
元々は、雑賀崎にUターンした後、「新七屋 離れ」を改修して暮らそうと思っていたのですが、
このご縁により現在の新七屋 母屋で生活を始めることになります。
(空家だった3年前、たまたま近くを通ると野良猫ちゃんのお家になっていました)
(台風により瓦が飛んでしまっていました)
(雨漏りしていた和室)
瓦が飛んでしまっていたので雨漏りはしていましたが、建具や家具のほとんどが建てられた時代のまま、それも美しい状態で残っており「この家の力を借りて雑賀崎に賑わいを取り戻したい」という気持ちが一層強くなりました。
南風がよく通るので、仕方なく数カ所にサッシを入れましたが、できる限り昔のままの木製の建具を残すように改修工事をお願いしました。
改修工事が終わってからは、イベントを行ったり、友人を招いて料理の試食会をして試験的に活用しています。どうすれば居心地が良い空間を作れるのか、試行錯誤しながら、オープンの4月にはその時点で納得できる空間が出来ているように準備を頑張っていきたいと思います。
最近漁の網をかえ、アシアカエビが獲れるようになってきたので、
次回はアシアカエビについて紹介したいなと思います。