カイゴのキモチ
vol. 5 2025-03-13 0
今回の挑戦も残り14日。
皆様からのご支援により目標に向け着実に前進することができているように感じています。
心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
多くの方に支えて頂いていることをしっかりと自覚し、頂いたご支援を形あるものにしていくために全力を尽くします。
さて、本日のタイトル「カイゴのキモチ」についてですが、私が社会福祉法人勤務から現在に至るまでの介護や高齢者福祉というもに対する考え方について今日は皆様にお伝えできればと思います。
呉市で昨年行われた、起業家支援プロジェクト・最終プレゼンテーションでの発表でもお伝えしたのですが、私は【介護する人と介護を受ける人】というのは『ひとつの人間関係の形』だと常々思っています。
人間同士の関係、例えば親子や兄弟、親類、友人、知人、師弟などなど様々な形があります。
介護者と被介護者も金銭のやり取りが間に入りこそすれ、人間同士の関係の一つではないでしょうか。
介護のプロとして、利用者はあくまでも顧客である。という意見ももちろんあります。
しかし、単に顧客として考えるには、あまりに深く個人の人生にかかわりすぎているように感じてしまうのです。
もちろん、家族や親族ではありません。
残念ながら友人でもありません。
しかし、信頼して生活の頼りにしてくださる方。
困ったときに助けを求めて連絡をくださる方。
ご家族やお知り合いの方に、私のことを自慢してくださる方。
そういった方たちとの間にあるのが、金銭のやりとりだけではないように感じるのです。
テキストで見るような「良い介護」や、「正しい介護」に私の考えが当てはまるのかは甚だ疑問の残るところではありますが、私とご利用者さんの間には、それぞれに確かに感情が存在しています。
それは、信頼していただけることであったり、可愛がってもらえることであったりします。
また、残念ながら、相性が悪いと感じる方や、嫌悪感を感じる方もいらっしゃると思います。
人間関係である以上、すべての方から好ましく受け止めて頂くことはできないでしょう。
でも、だからこそ。
私以外の誰かが、その方にとって信頼できる相手であったり、可愛いと思える相手であれば良いなぁと思います。
そのためにも、一緒に活躍してくれる仲間が欲しい。
そんな思いもあって、今回のクラウドファンディングに挑戦しています。
泣いても笑っても残り14日。
精一杯頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
三上 剛司
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