奥多摩で事業が始めやすい4つの理由
vol. 5 2022-12-05 0
クラウドファンディング期間も残すところ10日となり、いよいよ大詰めになってまいりました! 目標金額にはまだ50万円ほど届いていない状況ですが、どうにか達成できるよう最後まで応援よろしくお願いいたします……!
さて、今回シェアハウスをつくるにあたって「奥多摩を若き挑戦者が集うまちにしたい!」なんてことを声高に語っていますが、なにも無責任に若者を焚きつけようとしているわけではありません。奥多摩は新たに事業を始めるのに良い環境だと本気で思っているのです。
なので今回は、僕がなぜそう考えるのかをお伝えしていきますね。
年間210万人の観光客がいる
まず前提となるのが、奥多摩町は年間210万人以上が訪れる観光地だということ。関東各地の有名スポット(川越390万人、鎌倉650万人、日光790万人:それぞれ2021年)には劣りますが、それでも新緑の春から紅葉の秋までたくさんの観光客でにぎわいます。
この綺麗な河原まで駅から徒歩4分
冬は客足が大きく落ち込んでしまうのが現状ですが、ジビエ、星空、温泉などまだまだ掘り出せるコンテンツがあるはずなので、今後どうにか盛り上げていきたいところですね。
事業者が少なく参入余地が多い
観光地であるわりに事業者が少なく、観光の中心点である奥多摩駅周辺でもラーメン店、パン屋、ハンバーガーショップ、スイーツ店などがありません。競合するライバルがいない未開拓のジャンルがたくさん残っているので、新たな事業者が参入する余地が多いのです。
奥多摩でこんなバーガーが食べれたら最高なのに……!
そのジャンルの需要がないだけでは? と思われるかもしれませんが、奥多摩駅前のビアカフェにいた登山客の方から「やっとこういうお店ができてくれた。今までは下山後にお金を落とせる場所がなかったので帰るしかなかった。」という話を聞いたことがありました。
つまり需要が無いからお店も無いのではなく、需要があるのに応えられていないだけの可能性があるのです。
僕がオープンした町内初のゲストハウスでも「こういう気軽に泊まれる価格の宿があればいいなと思っていたんだよ。」と話すお客さんが何人もいます。
とにかく家賃が安い
奥多摩町の家賃は都心と比べたら文字どおり桁違いに安く、奥多摩駅周辺の店舗物件でさえ賃料相場は1桁万円。固定費を抑えたローリスク経営ができるので、まずは小さな事業から始めたいという人にうってつけの環境です。
居住用の物件だと、奥多摩にはアパートがほぼないので家を借りるなら一軒家になりますが、家賃相場は2〜3DKの庭付きで2〜4万円といったところ。アトリエや作業場を兼ねた住居でもそれくらいの家賃で手に入るかもしれませんよ!
以前住んでいた家は庭での焚き火が楽しかった
ちなみに僕は以前2DK庭付きの家を4.1万円で借りていて、そこで民泊をしながら生計を立てていた時期もありました。
起業すると100万円がもらえる
行政の移住促進事業のひとつに奥多摩町定住促進サポート事業支援金というものがありまして、ひらたく言うと奥多摩町に移住して起業すると最大で100万円が町からもらえるという制度なんです。
いくら家賃が安くて固定費が抑えられるといっても、建物の改装などで初期費用はかさむもの。でもこの支援金を充てれば最初の負担がぐっと軽くなります。
転入元の地域などいくつかの条件がありますが、当てはまる人はぜひ活用していただきたいです!
さいごに
いかがでしょうか? 「奥多摩、起業のチャンスありそうじゃん!」と少しでも感じてくれたら嬉しいです。
僕はシェアハウスを完成させた後もまだまだやりたいことがたくさんあるので、これからも挑戦者としてこの町で生きていく気満々です。
そんな僕と一緒にこれからの奥多摩を盛り上げていく仲間が増えてくれることを心から楽しみにしていますね!