関野さんの近況が届きました!<旧石器時代からのつぶやき17>
vol. 34 2025-11-02 0
こんにちは!クラウドファンディング(以下、CF)担当スタッフです。
今回は「旧石器時代からのつぶやき」その17をお届けします。
以下、関野さんから届いた写真とメッセージです。
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クマが人里へ、札幌市内でも出現
10月中旬の北海道二風谷に行ってきた。
長い冬を二風谷上部にある渓谷で過ごそうと思っている。冬の間は、凍った世界になり植物性の食料確保が大変なので、山栗を採取しておこうと思ったのだ。
昨年の今頃はどこへ行っても、山栗や栗をたっぷり詰め込んだイガラが大きな栗の木の下に散乱していた。今では胡桃も山栗も収穫して食べる人はほとんどいない。去年たくさん収穫した、義経神社やその上にある墓場、モンロー邸、宿泊している貝澤耕一家の敷地内を探ったが、イガラは見つかっても、実はなかった。見事になかった。
9月に義経神社に行ったが、クマが出没したということで、立ち入り禁止でピケが張ってあった。それでも若干栗の実を拾えた。
10月になると、栗の実が全くない。貝澤美和子さんに言わせれば、「山では今年は熊の餌が不作で、集落まで降りてきて、山栗を食べてしまった」と言う。小学校周辺でも目撃情報があり、生徒の通学に大人の付き添いが必要になっている。私にも、「いつもの年とは違うので、十分注意して歩いてね」と言われた。
今年の1月は暮れ正月の10日間、山籠りをしたが、来年は2ヵ月間、二風谷の渓谷に籠るつもりだ。「真冬にはクマは冬眠しているのでクマと遭遇することはないだろう」と思っていたが、『クマ問題を考える』(ヤマケイ新書)の著者 田口洋美さんは冬眠しないクマが増えるだろうと言う、尚且つ寝不足で、判断力が鈍っていて危険だと言う。充分注意して冬籠をするつもりだ。
クマとどう付き合って行くか?しいては自然とどう付き合っていくのか?引き続き呟きていきたい。
石器野吉晴
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