夏休み寺子屋教室を開催しました!
vol. 33 2022-08-10 0
8月8日(月)、夏休み寺子屋教室を開催しました。
集まってくれた子供たちは、境内に設置されたテントでの「五寸釘で小刀づくり」や、座敷に上がって「読み聞かせ」、「けん玉」を楽しみました。
このイベントは、当プロジェクトで制作を目指す本物の刀剣「火車切」にちなみ、開催してみては・・・とのアドバイザー剣持直利先生の提案により実現。
剣持直利先生(鞘師・研ぎ師)
剣持先生は本物の刀を扱う鞘師・研ぎ師で、過去にこのワークショップを開催したこともあって手慣れたものです。そしてお手伝いしてくださったスタッフの皆さんも、一週間前に事前練習をして臨んだこともあってとても手際が良い。子供たちにやさしく丁寧にアドバイスしてくださいました。
金槌を持つ子供たちの表情は真剣そのもの! 小さい子は叩く力が弱いので大人の力を借りながら、一生懸命に取り組み、最後は立派な刀を制作することができました。
さて、今回のプロジェクトのテーマは「勇気と祈り」です。そこで「読み聞かせ」担当、元小学校教員の蜂須賀克明先生は、そのテーマに沿った本を選んで子供たちに読んでくださいました。
読書後は、「くじけそうになっても負けない強い心は、どんな場面でも必要なことだよね」と、やさしく説いてくださいました。
絵本を読む蜂須賀克明先生と熱心に聞く子供達
続くお楽しみコーナーは「けん玉」。「けん玉」は「けん」と「玉」からできている・・・と、最初に説明してくださった青少年育成コーディネーターの篠原智彦先生。先生の言う通り、実はこのコーナーも本物の「刀剣」を制作するのにちなんで選んだお楽しみコーナーなのです!
篠原智彦先生(右)とけん玉に挑戦中の子供達
さて、だれでも少しは遊んだことがあるはずの「けん玉」。しかし、その「けん玉」にも正しい持ち方があり、こんなにもたくさんの技があるとはを知りませんでした。今回篠原先生は、まず持ち方から始まり、11種類の技を紹介。そして最後のしまい方までとてもわかりやすく教えてくださいました。
「けん玉」の技に挑戦する子供たちの目は生き生きとして、見ているこちらも心和むひと時となりました。
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当日は暑い中、ご協力くださいましたスタッフの皆様、子供たちの生き生きとした表情を撮影してくださった金子敦子さん、大変ありがとうございました。