チャレンジすること
vol. 6 2014-03-05 0
このシードアートプロジェクトを通して、
今の高校生たちがどんなことを考え、どんなことを伝えたいのか。
その少しを紹介できたらと思います。
『このプロジェクトで、地域の人に何を感じてもらいたい?
もしくは、自分が何をしたい?』
このような、すごく漠然とした質問を高校生たちに投げかけました。とても抽象的で、難しい言葉だと思います。
悩ませてしまいましたが、その分だけ素直で、素敵で真っすぐな意見が聞けました。
・お年寄りの方々にまた農業をしたいと思ってもらいたい!
・若い人たちに農業に関心を持ってもらいたい。
農業に関係する意見もあり、
・仮設住宅の人と交流を持ちたい
・障害を持つ人たちと交流したい
このような意見もありました。
プロジェクトとの関連性だけを求めるのではなく、今の高校生たちが何を考えているのかというのを引き出せたのではないかと思います。
元気で、少しおちゃらけたりもする高校生ですが、内にはこのような想いを秘めているのです。高校生から、私たち大人も気付かされることが多いです。
目的はブレません。風評被害を吹き飛ばすことです。
しかし、このプロジェクトは高校生たちの抱えるリアルを体現できるような副産物を持ち合わせているのです。
自分がこのプロジェクトに参加することで、何かを生み出せないか。
自分がこのプロジェクトに参加することで、何か変化をもたらすことはできないか。
自分がこのプロジェクトに参加することで、自己実現に繋がらないか。
真っすぐな気持ちで取り組む高校生の姿が、少しでも多くの方に伝わってほしいです。
今と向き合う姿は決してフィクションじゃありません。脚色もなく、日々奮闘する一生懸命さからこの眩しさが映されていくのでしょう。
明日もまた、高校生は自分の出来ることを続けていきます。
みなさま、どうぞ応援よろしくお願いします。