高村颯志(家のカギ)さんから応援コメントをいただきました!
vol. 16 2020-06-15 0
シアター・ミラクルを過去にご利用いただいたり、お世話になった方から応援コメントをいただく企画第14弾!
家のカギ主宰の高村颯志さんから応援コメントをいただきました。
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シアターミラクルの歴史からすると僕はほんの端っこに辛うじて見えるかなくらいの米粒みたいな存在です。歴史でいうと近現代とか、いっそそれ政経じゃない?みたいな端っこにいるぺーぺーの僕にとってすら、シアターミラクルの居心地がいいのなんのという話で。
僕とシアターミラクルとの関わりとしては、役者や登壇者としても数多くお世話になりましたし、我々家のカギでも公演を打たせていただきました。もうこの公演がそれはそれは手際が悪かったんですが、座組に入ってくださっていた支配人の池田さんを初め、これでもかと言うくらい助けてくださって、公演を実施することが出来たのは池田さん並びに劇場のご厚意のおかげだということは言うまでもありません。
ところで、
なぜだかものすごく居心地が良いせいか、シアターミラクルに行くと僕はいつも終電を逃してしまいます。駅からのアクセスが凄くいいのに。なかなかそんな場所はないと思います。劇場である以上に、秘密基地的な、ホコリっぽい部室みたいな存在に感じます。
好立地、親切、賑やかでアットホーム。そんなシアターミラクルはまだまだぺーぺーの僕らにとっては、決して易々と借りられる劇場ではありませんが
「あ、じゃあ次はミラクルにすっか」
くらいで借りられるようになるまでなんとしても続いて欲しいと切に思います。
最後になりますが、このプロジェクトは「SAVE THE MIRACLE」だとか、「小劇場を守りたい!」なんていう旗を掲げているわけですが、僕にいたってはむしろミラクルにSAVEされているような、小劇場に守られているような雛鳥です。
だから「どうか皆さん」というような決まり文句で世に呼びかけるほど大それたことは出来ません。
コメントを依頼された時は、口でこそ快諾しましたが、悩まないこともありませんでした。
でも、若者の言葉も、これからに向けた言葉もぜひ掲載したいということで頂いた機会でした。前述した通り、シアターミラクルは懐の広い劇場で、僕はそこが1番好きです。
だから、僕がここまでで書いた内容よりもなによりも、そもそも僕みたいにちっぽけな若者の言葉もここに掲載されているということで、シアターミラクルの懐の広さ、深さ、あたたかさを証明することによって、僕のコメント、呼びかけとさせてください。
またシアターミラクルで演劇をすることを楽しみにしています。
◆プロフィール
高村颯志(家のカギ)
主宰/脚本/演出/役者
コメディ、サスペンス、エンタメ、ドラマなど、ジャンルにとらわれず演劇作品を創作する演劇ユニット 家のカギ を主宰し、劇場公演も行う一方でカフェやバーなど様々な空間での作品上演を得意している。
役者としての直近の出演作は
feblabo×シアター・ミラクルプロデュース『ナイゲン(2019年版)』、肋骨蜜柑同好会『ダブルダブルチョコレートパイ(ミルク篇)』、たすいち『サイキックバレンタイン』など。
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【ミラクル支配人・池田より】
家のカギは私が勝手にレコメンドしてる劇団でして、高村くんは個人としても団体としても精力的に活動してて、今後に期待できる若手です。去年初めてミラクルで公演をやってくださったのですが、これからどんどん活躍するはずです。
またミラクルで家のカギに公演してほしいので、ミラクルもまだまだ踏ん張らなければなと思います。
コメントありがとうございました!